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2022-09-06 更新

千夜、一夜senyaichiya
©2022映画『千夜、一夜』製作委員会

イントロダクション

 北の離島の美しい港町。登美子の夫が突然姿を消してから30年の時が経った。彼はなぜいなくなったのか。生きているのかどうか、それすら分からない。漁師の春男が登美子に想いを寄せ続けるも、彼女は愛する人とのささやかな思い出を抱きしめながら、その帰りをずっと待っている。そんな登美子のもとに、2年前に失踪した夫を探す奈美が現れる。彼女は自分のなかで折り合いをつけ、前に進むために、夫が「いなくなった理由」を探していた。ある日、登美子は街中で偶然、失踪した奈美の夫・洋司を見かけて……。

 ある日突然、最愛の人がいなくなる。残された者は幾度も「なぜ」を問い、幾夜も悲しみに沈む夜を過ごす。狂おしい日々を背負いながらも「待つ女」のもとに現れる、もうひとりの「待つ女」。そして、「戻ってきた男」――。北の離島でそれぞれの人生が交差し、登美子の日常は静かに、確実に波打っていく……。人はどれだけ愛した人のことを分っているのか。教義だけでは説明しきれない複雑な人間の感情と本質を鋭く炙りだし、観る者の心を様々に揺さぶる人間ドラマの新たなる傑作が誕生した。

 主演はキネマ旬報ベスト・テン主演女優賞など数々の受賞歴を持ち、日本映画界を代表する俳優・田中裕子。夫の帰りを待ち続けるひとりの女性の強さや脆さを繊細に体現する。田中演じる登美子とは対照的な女性・奈美を熱演するのは、キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞ほか各映画賞の主演女優賞を多数受賞した『茜色に焼かれる』(21)の演技が記憶に新しい、尾野真千子。登美子に想いを寄せる漁師の春男をダンカン、失踪した奈美の夫・洋司を安藤政信が演じるほか、白石加代子、平泉 成、小倉久寛ら、物語に深みをもたらす実力派俳優陣が集結した。

 日本では年間約8万人が人知れず消え、そして今もどこかで誰かを待ち続ける人がいる。そこにはいったいどんな物語が隠されているのか。その事象に興味を持ったドキュメンタリー出身の久保田直監督が映画化。久保田監督はギャラクシー大賞をはじめ数々の受賞歴を持ち、劇映画デビュー作の『家路』(14)がベルリン国際映画祭パノラマ部門正式出品の快挙を成し遂げるなど、国際的な評価を積み上げてきた。脚本は青木研次によるオリジナル。田中裕子とは、映画『いつか読書する日』(05)、『家路』、ドラマ「この街の命に」(16/WOWOW)以来4度目、久保田直監督とは、映画『家路』以来2度目のタッグとなる。


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ストーリー

 北の離島の美しい港町。登美子の夫が突然姿を消してから30年の時が経った。彼はなぜいなくなったのか。生きているのかどうか、それすら分からない。漁師の春男が登美子に想いを寄せ続けるも、彼女がそれに応えることはない。

 そんな登美子のもとに、2年前に失踪した夫を探す奈美が現れる。彼女は自分のなかで折り合いをつけ、前に進むために、夫が「いなくなった理由」を探していた。

 ある日、登美子は街中で偶然、失踪した奈美の夫・洋司を見かけて…。


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(2022年、日本、上映時間:126分)

キャスト&スタッフ

監督・編集:久保田直
脚本:青木研次
音楽:清水靖晃
特別製作協力:(株)シャイン、(株)サンテクノ
協賛:サンフロンティア不動産(株)
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
制作プロダクション:ソリッドジャム
出演:田中裕子、尾野真千子、安藤政信、白石加代子、平泉 成、小倉久寛、ダンカンほか

配給
ビターズ・エンド
10月7日(金) テアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国公開

■ 公式サイトhttps://bitters.co.jp/senyaichiya/ (外部サイト)



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