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『ONE PIECE FILM RED』
大ヒット御礼舞台挨拶

2022-09-02 更新

田中真弓、名塚佳織、谷口悟朗監督

ONE PIECE FILM REDonepiece ©尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
配給:東映
大ヒット上映中!

 8月6日に待望の公開を迎えた『ONE PIECE FILM RED』。公開初週の8月6、7日の土日2日間で、157万人動員、興行収入は22.5億円を突破し、2022年オープニング週末土日2日間動員・興行収入NO.1を記録。さらに、8月31日には公開から26日間で動員人数860万人、興行収入が120億円を突破! 2022年は『ONE PIECE』が怒涛の盛り上がりを見せている! 興行収入100億円の突破を記念して9月1日(木)に大ヒット御礼舞台挨拶を実施し、ルフィ役の田中真弓、本作のヒロインでありシャンクスの娘・ウタ役の名塚佳織、そして監督の谷口悟朗が登壇。お客様の大きな拍手に迎えられながら登場した。


 冒頭では興行収入100億円を突破した気持ちを聞かれ、田中は「本当に会う人、会う人に『おめでとう!』と言ってもらえるんです。こんなことは人生でもなかなかないので嬉しいです」と喜びを嚙み締めながらコメント。名塚は「お仕事でも、お友達にも業界関係なく『おめでとう!』と言ってもらえるので、本当に場所を問わず注目してもらっている作品なんだと日々感じています」と大ヒットを噛み締めた。谷口監督は「別の作品の打合せでも『一体、何をしたの!?』と興味津々にこの作品のことを聞いてもらえることが多くて。同業者に映画館で観てもらえているのは嬉しいですね」と公開から約1ヵ月経過してもなお、勢いが衰えない本作への思いを打ち明けた。

 また、実際に映画館に足を運んだという田中は、「公開三週目でそろそろ空いているだろうと思っていったのですが、劇場が満員で本当に凄かったです!」と映画館での盛り上がりを目の当たりにしての驚きを話した。


onepiece

 名塚は「IMAXとMX4Dで見たんですけどとても楽しかったです! MX4Dは、娘と観に行ったんですが、後半のアクション・シーンでのアトラクションみたいでとても楽しかったです。いろいろな上映形態があるので、まだまださまざまな楽しみ方をしてほしいです!」と映画の楽しみ方をアピール。それに対し谷口監督は「MX4Dは強めの演出をつけているので、楽しめると思います。私も映画館に行ったんですが、笑ってほしいと思って作ったところで小さな子どもたちが笑ってくれて。反応を見られてうれしかったです」と世代を問わず楽しんでもらえる作品であることが確認できた喜びを語った。


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 また、「音楽」「物語」「原作との密接な関係」などファンの皆さんが喜ぶ要素がたくさん詰まった本作。制作していく中で、大切にしていたことを聞かれ、谷口監督は「最初の会議では、“『ONE PIECE』とはどのような物語なのかをしっかりと伝える作品”を作りたいと話していたんです。ルフィとシャンクスの関係性をしっかり押さえながらも、いろいろな要素を落とし込んで制作しました。それが動員数、興行収入などの記録という形にできてよかったです」と作品の魅力とお客様への感謝を伝えた。


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 さらに、名塚とともにウタを演じた、歌唱キャストのAdoからコメントが到着! Adoは「異例のスピードで興行収入100億円突破おめでとうございます!私自身もこの作品を通して多くの気持ちをルフィ、ウタ、シャンクスからもらいました。まだまだ皆さんの心の中で、ウタそしてウタの歌は響き続けます。映画から受け取っていただいた温かい気持ちをぜひ大切に持ち続けていただけると嬉しいです」とお客様への感謝と祝福のメッセージを送り、共にウタを作り上げた名塚からは「Adoの歌からたくさんウタの要素をいただいて、収録に挑みました。Adoさんと一緒に作っていくことができたことが改めて嬉しいです」と感謝の思いを伝えた。

 さらにこの日からは、映画の大ヒットを記念して、ハッシュタグチャレンジ企画【#FILMRED文化祭 】がスタート。SNSで、イラストやパフォーマンス動画などを投稿して、みんなで「FILM RED」を楽しめる企画になっている。すでに投稿されたものを見た名塚は、「イラストやラテアートなどすごいものばかりで感動しました。ウタが現実世界でも愛されている存在になっていてうれしいです。ウタに関するものが多くて本当に嬉しいですね」と話すと、田中は「ルフィのものは投稿されていないの……? そんなに多くない? いや、別に……、ねえ? ONE PIECEですから、ルフィがクローズアップされないからって……」と寂しげにコメントすると、ウタの劇中の印象的なセリフ「でた、負け惜しみィ~!」と名塚と谷口監督からかわれる一幕に観客から大きな拍手と笑いが起きた。

 イベント終盤には、2枚のパネルが壇上に登場。MCの合図に合わせて、1枚を名塚が除幕すると週刊少年ジャンプの表紙で大きな話題を呼んだルフィとシャンクスのイラストが! そしてMCから、ルフィとシャンクスの新たなカバーで第1弾入場者プレゼント「『OEN PIECE』コミックス ‐巻40億〝RED〟⁻」がアンコールとして、カバーが変わっての緊急増刷が発表された! 第1弾入場者プレゼントが手に入らなかったという声も多数寄せられたこともあり、今回の増刷となった。

 この発表に対して田中は「カッコイイ!! 第1弾は映画館でもらえなかったので絶対欲しいです!」とコメント。名塚は「収録されている尾田先生のメモをもとに役作りをしました! 手に入らなかった人も多いと聞いているので、嬉しいです」と思い出と共に喜びを語った。

 また、谷口監督は「この本は、尾田さんが映画のために描いた登場キャラのラフや赤髪海賊団のキャラ説明のメモ、ウタの時系列を整理した年表のようなものが入っています。映画にとっても大事な資料でもありますので皆さんにぜひ手に入れてほしいです」と既に持っている方も手に入れられてない方も手にしてほしいという思いを語った。

 そして、気になるもう一枚のパネルにかけられた幕を監督が除幕すると、パネルには今後の第5弾~7弾入場者プレゼントの新情報が! 今回のイベントをもって、第5弾:「デジタルコンテンツカード」第6弾:「ポストカードセット」第7弾:「劇場限定ワンピの実」と今後も目が離せないラインナップが控えていることを発表!

 この解禁内容に名塚は「自分が欲しいプレゼントがあるタイミングで劇場に行けるのが良いですね! まだ観たことない人もある人も、ぜひ欲しいものがあるタイミングでお越しいただける嬉しいです!」と本作を劇場で、どのタイミングで行くのかを考えるのも楽しみながら来てほしいと今後のFILMREDの楽しみ方をアピールした。

 また、既に10回以上鑑賞している人もいるという観客も会場にいるなど、何度も観ても楽しむことができる本作。改めて注目ポイントを聞かれ、谷口監督は「コビーがウタに着せられた戦闘服を脱ぐシーンです。敵との戦う際は、悪者の象徴のような服装で戦うのは海軍であることに誇りを持っている彼の信念に反すると思うのでそのような演出にしました。とにかくかっこいいのでぜひそこにも注目してみて欲しいです」とコビーの活躍するシーンを選択。それに対し田中は「コビー本当にかっこよかった!」と太鼓判を押した。

 最後に3人からの締めのメッセージとして、谷口監督は「このような数字を出せたのはお客様のおかげです。この作品は『ONEPIECE』を観たことあってもなくても、一人でも多くの人に観て欲しい作品です。皆さま本当にありがとうございます」と映画を観に来てくれた人への感謝を口にした。

 また、名塚は「皆様のおかげで観ていただいたと思います。この作品を観た後に、SNSで感想をあげてくださったおかげで、それを見て別の方が観に来てくれたりしていました! この輪が日本だけでなく世界中でひろがってくれたらいいなと思います。これからも『FILM RED』をもっと楽しんでいきましょう!」とまだまだ多くの人に楽しんでほしい作品であることと、観に来てくれた人たちへの感謝を伝えた。

 最後に田中は、「本当に皆さんのおかげで、ここまで来られました。皆さん本当にありがとうございました! 最後に一言、『今年の映画王におれたちはなる!!!!』」とルフィらしいセリフでイベントを締めくくった。

 興行収入100億突破することができた感謝の気持ちを直接ファンの方たちに伝えることができた、喜びと感動のムードで大ヒット御礼舞台挨拶は終了となった。



(オフィシャル素材提供)



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