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『HiGH&LOW THE WORST X』
初日舞台挨拶

2022-09-11 更新

川村壱馬、中本悠太(NCT 127・YUTA)、吉野北人、三山凌輝(BE:FIRST・RYOKI)、前田公輝、塩野瑛久、平沼紀久監督、二宮”NINO”大輔総監督理

HiGH&LOW THE WORST Xhyoryu-danchi ©2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会
©髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX

配給:松竹
大ヒット公開中!

 『HIGH&LOW THE WORST』の続編『HiGH&&LOW THE WORST X』の公開を祝して初日舞台挨拶が実施され、川村壱馬、中本悠太、吉野北人、三山凌輝、前田公輝、塩野瑛久、平沼紀久監督、二宮”NINO”大輔総監督が登壇し、いよいよ作品を届けることができる喜びや熱い想いを語った。さらに、座長・川村壱馬から、サプライズでシリーズ初参加の中本悠太と三山凌輝へ感謝の気持ちを綴った手紙を披露! 全国321館にライブビューイング生中継され、”国境を越えた熱い友情”に日本中が感動に包まれた。


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 いよいよ迎えた公開初日。会場に広がる興奮と期待の中、川村、中本、吉野、三山、前田、塩野、そして平沼監督、二宮総監督が登壇し、舞台挨拶がスタート。鬼邪高・全日でテッペンを目指す男、花岡楓士雄を演じた川村の「本日はいろいろとご予定のある中、足を運んでいただきありがとうございます。今日は最後まで楽しんでいきましょう!」という挨拶を皮切りに、楓士雄の親友・高城 司役の吉野は「風神役の陣です!」とハイローイベント恒例となったボケをはさみ、鬼邪高に迫る瀬ノ門工業高校の最強の男・須嵜 亮を演じ、急慮来日が叶った中本も「須嵜 亮を演じました。中本悠太です」と挨拶、打倒鬼邪高を掲げ三校連合を率いる瀬ノ門の頭で最悪の男・天下井公平役の三山も「NCT 127の三山凌輝です」と吉野のボケに重ねると、中本がすかさず「エイ、エイ、エイ」とのりのりで茶々を入れ、仲の良さを見せた。「鬼邪高不動の実力No.1・轟洋介役の前田が「こういうチーム感だったり爽快感が溢れる気持ちいい作品になっていると思いますので、今日はその魅力をちょっとでも伝えられたらいいなと思っています」と作品への手応えをにじませたかと思うと、鳳仙学園四天王のひとり・小田島有剣役の塩野は「2日前に車の免許を取りました、塩野瑛久です。(報告するのは)今日の皆さんが初めてです」とゆるい近況報告。初期から脚本家として「HiGH&LOW」シリーズを牽引し、スピンオフの『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』以来、「HiGH&LOW THE WORST」シリーズでは初監督となる平沼監督は「先日、第二子が生まれました、平沼紀久です」と塩野からの流れを受け、キャストからも「おめでとうございます!」と声が飛びお祝いムードに。本作でシリーズ初参加となった二宮総監督は「今日会場に来て一番テンパったのが、『なんでスーツじゃないの?』と言われて……『あ、今日そんな感じなんだ?』と…すいません、間違えちゃいました(笑)」と、初日の雰囲気に緊張の面持ちでコメントした。


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 3年越しの新作公開を迎えた川村は「ずっと、撮れそう!やっぱり撮れない……というのが続いて。3年という時を経てやっと今日公開を迎えることができました。やっぱり、前作だけでなく以前から『HiGH&LOW』シリーズを支えてくださっていた皆さんがいるからこそ実現したことだと思いますし、そしてこの素敵な出会いとスタッフの皆さんの支えあってのことだと思うので、本当に感謝しています」と感慨深げに語った。さらに「前作で出来上がった輪を豪華な新キャストの皆さんにも広げられた、その雰囲気が出ている思います。何より豪華だからこそ好きな人・キャラが絶対見つかるんじゃないかなと。“クロスバトル・アクション超大作”という通りド迫力のアクションもあり、みんな高校生っていう設定ですごく分かりやすい友情・青春を描いた、見ていてスカッとするような真っすぐな物語になっているので、皆さん熱くなっていただけるのでは。実は昨日もとある収録で何人かで観たんですが、終わった後に人生のやる気がわいてくる、漲ってくるんですよね。そういう映画になっています」と手応えを語った。数日前に急遽登壇が決まった中本は「初日を迎えられて本当に嬉しく思っています。来られるか分からない状況だったんですが、自分が初めて挑戦して素敵なキャスト・監督と作り上げた映画なので『どうしても出たい!』という思いが本当に強かったです。壱馬くんが言ったように超大作な映画が出来上がっていると思うので、ぜひ期待してほしいです」と喜びいっぱいの様子。久しぶりに悠太と再開した塩野は「すごくこの作品に対する思いがあるんだなと伝わったのが、『あきくん、行けることになったよ! この素敵な仲間に出会えたから絶対参加したくて、自分からお願いしてスケジュール合わせてもらった』と連絡をくれたんです。こんな嬉しいことはないです。できた男だよぉ……と思いました」と裏話を披露し、前田も「僕にも連絡をくれました」と明かした。中本は「みんなに連絡させてもらいました。それくらい青春だったというか、すごく素敵な時間を共有させてもらったので、『早くみんなに会いたい!』と韓国でもみんなのことを考えながら頑張っていました」と、仲間への想いを語った。

 作品を経て中本と親しくなった三山が「今日も劇場入る前に少し時間があって、話したいこともあったので2人で表参道のカフェでランチしてました」と明かすと、「ほんっとにちょっとでも隙間があれば行くな~」と塩野がツッコみ、中本は「凌輝がしつこくてしつこくて……(笑)」と冗談を飛ばす。三山が「最近あったいろんなこと報告したり、ちょっと疲れてるときに癒してくれるんですよ」と続けると、塩野が「遠距離の彼女か!」、前田も「遠距離恋愛……?」と挟まずにはいられない様子。「全然会えなかったんでメンタルやられてて……(笑)。何でも話を聞いてくれるし、悠太くんは経験豊富なのでアドバイスをくれたり。1時間半くらいだったけどすごく濃い時間でした」と語った。周りに気づかれなかったか聞かれると、中本が「それが……凌輝とすごいしゃべってたんですが、皆さん僕たちのこと知っていてくれたみたいで帰り際に手を振ってくれたんです。『俺たち変な話してなかったかな!?』と焦っちゃいました(笑)」と明かし、三山も「オープンテラスだったんですが、車に乗り込んでパッて見たらテラスにいるお客さんみんなが手を振ってくれていて。そんなに気づかれてたとは(笑)」と笑顔で話した。


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 グループの垣根を越えたコラボが話題の劇中歌「Wings」については、吉野が「アーティストをやっていても、コラボはなかなか難しいので、映画を通してクロスオーバーできて本当に光栄な気持ちでいっぱいです。『かけがえのない友よ』というフレーズがあって、4人の仲の良さだったり青春感を感じていただける楽曲になっていると思います。この間イベントで歌わせていただいたんですが、感動しました。人前で4人で歌える機会をいただけて、たくさんの方々に聴いていただけて本当によかったなと思います」と振り返った。

 さらに、シリーズ初参加となった中本、三山へサプライズで、感謝のメッセージを披露。座長を務めた川村が代表で「悠太くん、凌輝をはじめ新たに参加してくださったキャストの皆さんが凄まじい熱量で臨んでくださったからこそ、そして皆さんのお人柄があったからこそ、成し遂げられた」「出逢ってからの日数とかじゃなく、繋がれる人は繋がれる。今作で出逢ったみんなも、それぞれが違う環境で頑張っていて、誰しも上手くいくことばかりではないですが、どんな時もいつだって僕ら仲間がいます」「本当にこの歳になって改めて青春を経験しているような、そんな大切な思い出をありがとうございます」と手紙を読み上げた。知らされていなかった中本と三山は、目に薄っすらと涙を浮かべながら聞き入った。中本が「鳥肌が立ちました。僕も同じ思いです。16歳の時に韓国に渡ったのでなかなか青春っていうものを味わえてなくて、撮影の中で『もし普通の高校生活を送っていたらこんなふうに友達と和気あいあいと過ごしていたのかな』と(思いました)。壱馬くんと誰もいない音楽室みたいなところで夜中にしゃべったり、みんなでストーブ囲んで話したり、凌輝や監督と打合せしたり、現場の一つひとつの風景が人生の中のすごく大切な一部になりました。もちろん映画を通して熱い思いや『HiGH&LOW』という作品を届けたいというのもあるんですが、僕にとってはそれ以上に深いものになったというか。手紙を直接会えて聞けて嬉しかったです。ありがとう」とキャスト陣に感謝を伝えた。三山は、「ずるいっすよね……このタイミングで『Wings』を流すのは……」と声を震わせ、「悠太くんが言ってくれたように、撮影時の風景やシーンが鮮明によみがえってきます。大変な撮影ではあったんですが、それ以上に達成感もあったし、監督をはじめ、素晴らしいキャストの皆さんと本当に大きいことを成し遂げた感覚で作品を作ることができました。エンターテインメントのひとつの歴史が変わるような出来事もたくさん詰め込まれた作品だと思うので、本当にたくさんの人に愛されて欲しいです。それくらい、前作に泥を塗りたくないという気持ちで瀬ノ門工業を背負って参加させていただきました。それが作品を通して伝わればいいな、クロスオーバーとなって作品に貢献できていればなと心から思いますし、ただただ映画を楽しんでいただけたら嬉しいです。本当にたくさんありがとうございます」と万感の思いを語った。映画を通して結ばれた熱い友情に、会場は感動で包まれた。


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 最後に中本が「本当にただただ楽しんでもらえたらなと思います。観て、肌で感じて、皆さんの胸の中に眠っている熱い部分を少しでも刺激できたらなと。今日は楽しんで帰ってもらえたらなと思います。よろしくお願いします!」と作品を送り出し、川村が「改めまして、今日は足を運んでいただき、ライブビューイングの皆さんもありがとうございます。何より、今のワクワクする気持ちをそのままに楽しんでください。最高の映画になってます!」と締め、惜しまれながらイベントは終了した。


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(オフィシャル素材提供)



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