2022-08-11 更新
原題:De son vivantフランスを代表する名女優カトリーヌ・ドヌーヴと、本作でセザール賞最優秀主演男優賞を受賞した演技派ブノワ・マジメルの共演で大きな話題となった「De son vivant(原題)」の邦題を『愛する人に伝える言葉』とし、10月7日(金)より、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座 他全国公開が決定した。
フランスを代表する名女優カトリーヌ・ドヌーヴと、本作でセザール賞最優秀主演男優賞を受賞した演技派、ブノワ・マジメルの共演によるこの物語は、癌を宣告された主人公とその母親が、限られた時間のなか「人生のデスクの整理」をしながら、穏やかに死と対峙していく過程を感動的に描く。監督は、『太陽のめざめ』(15)でカンヌ国際映画祭のオープニングを飾ったエマニュエル・ベルコ。主人公を献身的に看病し、愛情を寄せる看護婦役には、『モンテーニュ通りのカフェ』などで知られるセシル・ド・フランス、そして主治医のドクター・エデ役には、実際に現役の癌専門医であるガブリエル・サラが扮しているのも話題だ。死を語ることで逆説的に生を描き、その尊さを見つめる感動作がついに公開となる。
バンジャマンは人生半ばで膵臓癌を宣告され、母のクリスタルとともに、業界でも名医として知られるドクター・エデを訪れる。二人は彼に一縷の希望を託すのだが、エデはステージ4の膵臓癌は治せないと率直に告げる。
ショックのあまり自暴自棄になるバンジャマンにエデは、病状の緩和による生活の質を維持するために化学療法を提案し、「一緒に進みましょう」と励ます。
ドクター・エデの助けを借りて、クリスタルは息子の最期を出来る限り気丈に見守ることを心に決めるのだが……。
(2021年、フランス、上映時間:122分)
キャスト&スタッフ
監督:エマニュエル・ベルコ
脚本:エマニュエル・ベルコ、マルシア・ロマノ
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ブノワ・マジメル、セシル・ド・フランス、ガブリエル・サラほか
配給
ハーク/TMC/SDP
10.7(金) 新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座 他全国公開
■ 公式サイト: hark3.com/aisuruhito (外部サイト)
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