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『夜、鳥たちが啼く』第17回ロサンゼルス日本映画祭で最優秀長編作品賞受賞!

2022-09-20 更新

夜、鳥たちが啼くyorutori
©2022 クロックワークス

 『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』などで知られる作家・佐藤泰志が、函館ではなく関東近郊を舞台に描いた短編小説『夜、鳥たちが啼く』が映画化され、12月9日(金)より新宿ピカデリー他全国公開となる。この度、本作が第17回ロサンゼルス日本映画祭でワールドプレミア上映され、見事、最優秀長編作品賞を受賞した! 現地で行われた舞台挨拶に城定秀夫監督がオンラインで登場し、世界に向けて本作をアピールした。

 日本時間9月18日(日)に、第17回ロサンゼルス日本映画祭のオフィシャルセレクション部門に出品されていた本作が、ハリウッドのマリリンモンロー劇場にて、ワールドプレミア上映された。会場にはアメリカ人のコアな日本映画ファンの人々が集まり、上映後の舞台挨拶では、城定秀夫監督がオンラインで登場!

 スクリーンに映し出された監督へ、映画を鑑賞した映画ファンからの多くの質問があがったほか、「人間の心の葛藤や、抑えきれない衝動、人間の内面を深く見事に表現していた」との感想も届き大盛況に。さらに、作家・佐藤泰志の同名短編を映画化したことが観客に伝えられると、同作家の作品が多く映画化されていることを知っている観客も多く、作家・佐藤泰志の海外での人気も明らかとなった。

 また主人公・慎一を演じた山田裕貴のキャスティングについて「大きな作品に出ることの多い俳優ではあるが、出演してくれるはずだと信じてオファーをした」と監督が話すと、会場からは“どうして出ようかと思ったのか?”など、山田さんに聞かないと分からないような質問も飛び出し、場内には笑いが起きていた。


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 質疑応答の最後には会場に来た観客と、スクリーンに映った城定監督との記念撮影も行われ、上映会はアットホームな雰囲気で終了。ワールドプレミア上映に手応えを感じた様子が伺えた。

 ロサンゼルス日本映画祭は、日本時間9月19日まで開催され、本作は見事、最優秀長編作品賞(best future award)の受賞を果たした。



(オフィシャル素材提供)



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