2022-06-19 更新
塚本高史、木村祐一、山崎裕太、朝井大智、吉田由一監督
6月18日(土)に池袋シネマ・ロサで映画『京都カマロ探偵 失踪の男を探せ!』の舞台挨拶が行われ、主演の塚本高史、木村祐一、山崎裕太、朝井大智、吉田由一監督を迎え、舞台挨拶が行われた。製作秘話や続編に向けた思いを話した。
映画『京都カマロ探偵』公開記念舞台挨拶が初日6月18日(土)に都内で行われた。主演の塚本高史、共演の木村祐一、山崎裕太、朝井大智、吉田由一監督が揃って登壇した。
京都を舞台に、自称探偵のフリーターが仲間とともに事件解決に奔走するアクション・コメディー。自称探偵のフリーター釜田麻呂を演じた塚本は、本作を「今この時代になかなかない群像劇。わちゃわちゃしていて、男が見ても異性が見ても憧れられるような、楽しそうだなと思える作品」と説明。「序章、つまり前菜のようなもの。これで知ってもらって、面白いなと思っていただければ、どんどん続いていきたい」とシリーズ化を熱望。
塚本が演じた釜田の異母兄弟でヤクザ役を演じた木村は、「前菜って言ってるけど、死にかけてるからね。頼んますよ」とツッコミ。劇中の格闘シーンについて「テストで20発ぐらい殴られて、“死ぬ!”って思った(笑)」と振り返った。
釜田の親友役を演じた浅井は「現場でも皆さんずっとしゃべってるんで、関西人なのに突っ込めなかった。みんな初めましてだった」と話すと、吉田監督は「元々みんなのこと嫌いやったんやろ?」と野次を入れると、塚本と山崎が「やめろぉ!」とツッコミを入れ、会場はどっと笑いが。
オール京都ロケの本作。山崎は「(塚本と浅井と)みんなで僕の部屋で飲んだりしたじゃん。俺らが騒ぎ過ぎたせいで、横の部屋のキム兄が寝れなかった」と暴露。木村は「やかましくて、気になってしゃあない」と愚痴をこぼすと、塚本が「本当にすみませんでした」と平謝り。とにかく笑いの絶えない現場だったと振り返った。
故・松田優作主演の『探偵物語』からインスピレーションを得たという監督は、キャスティングについて、公私共に仲の良い山崎に相談。山崎は「主演が決まっていなくて、脚本の内容を聞いていると、パッと塚本高史の顔が浮かんで、絶対に高史ハマりますよって。その場で高史に電話した」と、旧友の塚本を熱く推薦したことを明かした。
最後に塚本は映画館に足を運んでくれた観客への感謝を述べ、「釜田麻呂という役で、京都の撮影中、本当に幸せな時間を過ごさせていただきました。これがシリーズ化されて、長いこと釜田麻呂という役をやらせていただくには、皆様のお力添えのもと、反映していくと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
(オフィシャル素材提供)
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