2022-07-20 更新
STAMP
巨匠ウォン・カーウァイがプロデュースし、サンダンス映画祭でも絶賛された映画『プアン/友だちと呼ばせて』(8月5日公開)。7月19日には都内劇場で、本作のために書き下ろした主題歌『Nobody Knows』を歌うタイの国民的歌手STAMPによるスペシャルライブ付トークイベントが行われた。STAMPによる生ライブは3年ぶりとなり、ファン待望の一夜となった。
タイポップスの頂点に君臨するポップスターとして知られるSTAMPは、大の親日家を公言しており、2020年夏から日本での活動を本格化。SKY-HIや chelmico、Awesome City Clubなど錚々たるアーティストとコラボし、日本でも人気急上昇中だ。
この日は『Nobody Knows(Japanese ver)feat. 向井太一』『愛のせいで』『ジェイルハウス』『Kwam Kid』をギターの弾き語りで熱唱した。本作のために主題曲『Nobody Knows』を書き下ろしたSTAMP。この日は日本語バージョンを歌ったが「途中で日本語歌詞を忘れてタイ語で歌ってしまいました! ごめんなさい!」とキュートに謝罪。
バス・プーンピリヤ監督とは『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』を介して仲良くなったそうで「次に映画を作るときは一緒にやろう!」と言われ、2019年夏、日本滞在中大きな台風の夜に脚本を読んだというSTAMP。深い感動を覚え、2週間で主題歌を書き下ろした。その主題歌『Nobody Knows』については「コロナ禍に作りました。この曲には物語のキャラクターへの思いや自分自身のこれまでの人生の中での思い出を入れ込んだつもりです」と解説。
なお、本作の日本公開を記念してフューチャリング・アーティストに向井太一を迎えた『Nobody Knows(Japanese ver)feat. 向井太一』も映画公開と同日の8月5日にリリースされることが決定している。
向井については「向井さんの声はとても特徴的です。原曲は静かな曲ですが、向井さんの歌と日本語歌詞によってロマンチックさとドラマチックさが増して、日本っぽさも増しています」と絶賛。
完成した本作については「自分が歌っているからと言ってはなんですが、やはりラストシーンが素晴らしいです(笑)。『Nobody Knows』の入り方やタイミングが最高!」と大喜びしていた。
最後にSTAMPは「映画を観て面白いと思ったらお友達にも勧めてください。そして僕も久々に来日をして嬉しかったです。監督たちも来日することが決まっているので、それも楽しみにしていてください!」と日本の観客に向けて本作の大ヒットを呼び掛けていた。
STAMP(スタンプ)
タイ/バンコク出身のシンガーソングライター。音楽プロデューサーとしての顔も持つ、タイのトップアーティスト。
タイの陽気を感じられるような、心温まるシティポップサウンドと優しい歌声が特徴。自身のYouTubeチャンネルは、総再生回数1億8000万回を突破。タイと日本の架け橋となる、唯一無二の存在である。
(オフィシャル素材提供)
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