2022-07-07 更新
アラナ・ハイム&クーパー・ホフマン
ベルリン国際映画祭で金熊賞、世界三大映画祭であるカンヌ、ヴェネチア、ベルリンすべてで監督賞受賞と伝説を作り、常に世界中の映画ファンが新作を心待ちにしている天才監督ポール・トーマス・アンダーソン。その最新作『リコリス・ピザ』がついに7月1日(金)より公開中。
オリジナル脚本の完成度の高さ、細かな脇役に至るまで行き届いた演出が高く評価され、アカデミー賞®主要3部門にノミネートされた本作。主演は三姉妹バンド、ハイムの三女であるアラナ・ハイムとポール・トーマス・アンダーソン監督の盟友フィリップ・シーモア・ホフマンの息子であるクーパー・ホフマン。ともに本作で鮮烈な映画デビューを飾り、主演女優賞やブレイクスルー賞を総なめにし、全米の映画賞を席巻した!
共演にショーン・ペン、トム・ウェイツ、ブラッドリー・クーパー、ベニー・サフディとレジェンドが集結し、ふたりの感情に寄り添う音楽を手掛けたのはレディオヘッドのジョニー・グリーンウッド。ポール・トーマス・アンダーソン監督とは本作で5作品目のタッグとなる。脇を固めるレジェンドたち、散りばめられた当時の音楽やファッション、そして恋の痛みと嬉しさに溢れる主人公たちの姿に、誰もが“あの頃の気持ち”と映画の楽しさを思い出さずにいられない!
この度、主演のアラナ・ハイム(アラナ役)とクーパー・ホフマン(ゲイリー役)のインタビュー&本編映像で構成されたフィーチャレット映像が解禁された。全米の映画賞を席巻した、本作の魅力について語っている。
トム・ウェイツの「アクション!」を合図に映像が始まり、二人が運命の出会いを果たした場面や、それぞれの視線が交わるシーンが映し出される。主演のアラナはインタビューで「『リコリス・ピザ』は その出会いで人生が良い方向に転じるとはまだ知らない二人の物語なの。時々ゲイリーがイラつかせるから最悪だけど(笑)、でも私は彼が大好き」と、劇中の役さながら余裕を持ったコメント。また、ゲイリー役のクーパーは自身の役どころについて「ゲイリーはとてつもなく自信に満ち溢れた人物なんだ」と解説する。ティーンエイジャーならではの根拠なき自信に溢れたゲイリーと、不安定な日々を送っているアラナだが、「最高の友情なんだ。一緒にいないとハッピーじゃない」(クーパー)と断言する。
ショーン・ペン、トム・ウェイツ、ブラッドリー・クーパー、ベニー・サフディ等、脇を固めるレジェンドたちも実在の有名人を演じ、こだわり抜いたセット、小道具、ファッション、ヘアスタイルも完璧に70年代を再現した本作について、主演の二人は「ウォーターベッドやピンボールマシン、オイルショックが出てきて、私たちを1973年に連れて行ってくれる。一緒にはいられないけど離れることのできない二人の物語」(アラナ)、「二人の道のりの話なんだ。とっても楽しいよ」(ゲイリー)と本作の魅力についてコメント。
「忘れるわけない。君も僕を忘れない」「バカね」という、最高にロマンチックな恋の痛みと嬉しさに溢れる二人の印象的なセリフで締めくくられているフィーチャレット映像だ。
(オフィシャル素材提供)
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