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ケネス・ブラナー自伝的作品
『ベルファスト』場面写真一挙解禁!

2022-02-07 更新

ベルファストbelfast
©2021 Focus Features, LLC.
配給:パルコ ユニバーサル映画

 映画『ベルファスト』が2022年3月にTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国公開となる。

 本作は、俳優・監督・演出家として映画や舞台の最前線で活躍し続け、世界中から絶大な評価を得るケネス・ブラナーが、自身の幼少期を投影した自伝的作品であり、北アイルランド ベルファスト出身のブラナー自身が監督・製作・脚本を務め上げた。第46回トロント国際映画祭にて、最高賞にあたる観客賞を受賞して以降「これぞオスカーにふさわしい作品!」(ROLLING STONE)、「オスカー賞レースを新たな高みへと引き上げる作品」(VARIETY)、「熱狂!この映画を決して忘れることはできない」(THE HOLLYWOOD REPORTER)と、各誌から絶賛の声が続出。アカデミー賞®前哨戦と言われる第27回放送批評界協会賞では最多11部門ノミネート、第79回ゴールデングローブ賞では脚本賞を受賞し、本年度アカデミー賞®最有力候補の呼び声を着実に高めている。

 すでに世界中の55の映画祭で33の賞を受賞、195ノミネートを誇り、本年度の賞レースを席巻中の本作より、場面写真が一挙解禁となった。

 本作の舞台は、1969年の北アイルランド ベルファスト。9歳の少年バディは、住民すべてが顔なじみで、まるでひとつの家族のような温かさに包まれるこの街で、愛に溢れた完璧な日々を送っていた。しかし、突如、プロテスタントの暴徒が、街のカトリック住民への攻撃を始め、大規模な暴動が発生。この日を境に幸せな日常は奪われてしまう――。

 本作に自身の幼少期を投影したというブラナーは、9歳の少年バディの目線を通し、時代に翻弄され様変わりしていく故郷の厳しい現実と、家族とともにそこで過ごした愛と笑顔と興奮に満ちた日々を力強いモノクロ映像で描きだした。抗うことのできない変化に戸惑い葛藤しながらも、決してうつ向くことなく、笑顔とユーモアを持って未来へと一歩踏み出す人々の力強さを描いた本作は、ノスタルジックで美しいモノクロ映像の中で、「家族」と「故郷」という普遍的なテーマ描きだし、世界中の批評家たちを魅了して本年度の賞レースを席巻している。

 主人公となる9歳の少年バディを演じたのは、本作が長編映画デビューとなるジュード・ヒル。自然な存在感でこの物語をまぶしく輝かせる。出稼ぎで家を空けがちな父を演じるのは、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の若富豪クリスチャン・グレイ役で一躍注目を集めたジェイミー・ドーナン。本作では、金にはだらしないが家族を愛し守り抜く強い父親だ。気丈で美しい母には、モデル・女優として活躍するカトリーナ・バルフ。厳しさのなかにセンシティブな一面を併せ持ちながら、母親として妻として家族を正しく導いていく。いつもユーモアと遊び心を忘れない祖父ポップを演じたのは、ベルファスト出身のベテラン俳優キアラン・ハインズ。バディの気持ちをくみ取り、ジョーク交じりで適切な助言を与える。静かに家族を見守る祖母グラニーには、世界的大女優のジュディ・デンチ。本作ではわずかな出演ながらその存在感は圧倒的だ。

 今回解禁された場面写真では、バディらが家族揃って映画を楽しむ美しい一瞬が切り取られた一枚や、ジェイミー・ドーナン、カトリーナ・バルフが笑顔でダンスを披露する幸せな日常を切り取った一枚、祖父・祖母と共にはちきれんばかりの大きな笑顔を見せるバディを切り取った一枚、さらに、激怒する母から必死で逃げ切ろうとするバディの姿を切り取った、思わずくすっと笑ってしまう場面写真も到着した。


belfast

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 ブラナーは、困難な状況におかれながらも、少しずつ成長していく一人の少年とその家族の愛と絆を、モノクロ映像でパワフルに魅せ世界中の批評家を魅了。ルーツ(故郷)への郷愁とリスペクト、そして移り行く時代を前に、決して変わることのない人間の気高さを、笑いあり涙ありの人生讃歌へと昇華させた。

 本作が描き出すのは、ある少年とその家族の厳しくも愛に満ちた永遠の記憶だ。抗うことのできない時代の変化に戸惑い葛藤しながらも、一方で、決してうつ向くことなく、笑顔とユーモアで未来へ一歩踏み出すタフな人々の姿は、コロナ禍で様変わりした世界を生きる現代のわたしたちにも強い共感をもたらすに違いない。

 極上の映画体験が味わえる映画『ベルファスト』は2022年3月に公開予定。



(オフィシャル素材提供)



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