インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash



舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『バブル』

『バブル』完成披露イベント

2022-04-08 更新

登壇者:志尊 淳、広瀬アリス、梶 裕貴、畠中 祐、千本木彩花、荒木哲郎監督
リモート登壇:りりあ。

バブルbubble ©2022「バブル」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場版 2022年5月13日(金) 全国公開!
NETFLIX版2022年4月28日(木) 全世界配信!

 映画『バブル』は、日本が世界に誇るトップクラスのクリエイターが集結。世界に降り注いだ泡<バブル>によって、重力が壊れた東京で、少年と少女の想いが引かれ合う、グラビティ・アクション・ストーリー。2022年5月13日(金)に全国公開、NETFLIX版として2022年4月28日(木)に全世界配信される。4月7日(木)実施の完成披露イベントには、主演の志尊 淳をはじめ、広瀬アリス、梶裕貴、畠中祐、千本木彩花ら出演キャストとともに、本作のメガホンをとった荒木哲郎監督が登壇した。


 ベルリン国際映画祭のワールドプレミアに続き、日本では初お披露目となる本作に、志尊は「こうして無事皆さんがご覧になる機会を頂けてとても嬉しいです」と喜びにひたった。続いて広瀬は「いよいよ皆さんに観ていただくと思って、今とても緊張しています」と、普段よりも緊張気味に挨拶。梶は「まだこの作品の形が出来上がる前に、荒木監督から“素敵な作品を今度作るんです“と伺っていたので、それが完成して、こうして皆さんのもとに届くのが嬉しいです」と本作への思い入れとともに喜びを語った。畠中は「僕もずっと前に荒木さんから聞いていた作品なので、皆さんに観てもらえることがワクワクします」と同じく荒木組としてのお披露目への喜びを明かしてくれた。また、千本木も「ホントにすばらしい作品です! そのことをいっぱい伝えられたらと思います」とコメント。荒木監督は「映画をお客さんに観てもらえる日がきて感無量です」と挨拶した。

 また、本作のオープニング・テーマ・ソングを担当したEveから「荒木監督、虚淵 玄さん、小畑 健さん。澤野弘之さんといったホントに自分の好きが集まったような熱量のある作品に今回歌でご一緒できて嬉しかったです。作品はピュアで優しくて、だけど、ド派手なアクションと壮大な世界観で唯一無二の体験をさせていただきました」とコメントが届き、本作を絶賛していた。

 MCから作品の魅力の1つともいえるアクション・シーンについて聞かれた志尊は「抽象的な言葉になってしまうんですが、ものすごいダイナミックでした! 何と言ってもカメラワークがすごくて、回り込んだり、背景が変わっていく姿とか、どうやって作っているのか気になりましたし、そのアクション・シーンにも感情が見えたりして、普段アクションに馴染みがない方にも、そこをくみ取ってもらえると思います」と語った。また、ベルリン国際映画祭に出品した作品として世界で話題になっている本作について広瀬は「アトラクションに乗っていたような、ずっとハラハラドキドキというか、ワクワクが観ていて止まらなかったです。あと、このメンバーが素晴らしすぎて、緊張しすぎて今日は喉がめちゃめちゃ締まった感じになっています」とアニメ好きなら興奮必至の顔ぶれとの登壇に、引き続き緊張の色を隠せない様子だった。


bubble

 また、トークが本作の「ヒビキとウタの切ないラブ・ストーリー」に移ると、広瀬は中学生当時の片想いの思い出を語り「結局、1年間話しかけられないまま、終わってしまったのですが、その頃の自分はピュアだったなと、好きだったから勇気が出せず話しかけられなかったことをすごく思い出しました。切なくなりました」と切ない青春エピソードを明かした。また、本編を観て号泣したという畠中は「心の琴線に触れる繊細なシーンがものすごくいっぱいあって、それが本編にちりばめられているので、それをぜひ楽しんでほしいですね」と感動の本作についてコメントした。

 次に人魚姫をベースとした物語に因んで、自身が思う「○○姫、○○王子」という特徴をフリップに書いてそれぞれ発表した。志尊は“備蓄王子“と挙げると、「災害のために備えている備蓄が、自分でも尋常じゃないなと思っています。一番ビックリされるのが“飲み水が500L”あることですね。他にも簡易トイレが200個、最強の懐中電灯が10個、モバイル・バッテリーも20個くらいあって、バックも4つに分けています」と衝撃の備蓄数を公表。これを聞いた梶は「志尊くんの家が避難所じゃないよね?」と怪しみ、志尊も「ホントにウェルカムです!」とまんざらでもない様子だった。


bubble

 “家族依存姫”と書いた広瀬は「ワンちゃんがいて預けたりするんですけど、1人のときは家で泣いちゃうほどです。今も早く帰って会いたいなと思っています(笑)」と家族=愛犬への愛情が溢れていた。梶は“人見知り王子”と挙げると「今日も志尊君や広瀬さんのような初めてお会いする方とは、めちゃくちゃ緊張するんですけど、先ほど志尊君と一緒に取材したときには、イメージ通りの柔らかくて優しい物腰で、話しやすくて、この人見知り王子の私が安心して話せる人でした」と志尊を絶賛。人見知りと気づかなかったと話す志尊は、これを聞いてビックリした様子で「そうなんですね!? ぜひ仲良くしてください。連絡先をのちほどぜひ!」とステージ上で友情を深め合っていた。


bubble

 その後、特別ゲストとしてヒロイン・ウタを演じるりりあ。がスクリーンに投影され、リモートで参加した。本作に出演が決まった時のエピソードを聞かれると「最初に私なんかに務まるのかと思いました。初めての声優にヒロインという大役で不安があったんですけど、荒木監督が“普段のままでいいよ“と言ってくださって。演じずに私の普段のままでやりやすかったです」とコメントした。そして、本作のエンディング・テーマ・ソング「じゃぁね、またね。」を弾き語り、りりあ。ならではのエモーショナルな歌声で会場を包み込んでいた。歌唱を聞いた志尊は「最高でした! この曲が映画で流れるタイミングを想像すると思うのですが、この映画を観たら100%口ずさみます! 僕もそろそろ仕事が終わってきたかなと思うと、“じゃあね、またね”を口ずさむぐらいすごく残るんです。作品でもウタとヒビキの関係にリンクしていて最高です」と、興奮気味にコメントしていた。


bubble

 最後に公開を待つ方へ向けたメッセージでは、広瀬は「エネルギッシュでピュアで、いろいろな感情が湧き出るような作品です。観終わった後、寝る寸前まで余韻に浸れる作品となっていますので、ぜひこの後楽しみに観てください」とコメント。志尊は「だいぶ前から本作に携わって、番宣や取材でこの作品の見どころを聞かれることが多いのでが、すごくすごく考えた結果、この作品を観た後に“心からこの作品に携われて本当によかった”と思えたことです。僕のなかで残ったように皆さんの環境や気持ちとリンクするところで心に残る作品だと思いますので、ぜひ映画の時間を楽しんでください」と語った。監督は「この作品を作ってみて、今まで自分にやったことがなかった扉がいくつも開きました。こんな気持ちになるアクション・シーンがあるって思える作品を生み出したことが嬉しく、すごく手応えがありました。自分が通して観終わったときに甘く切ない感情が押し寄せましたし、それがみんなの心に届くといいなと本当に思っています。ぜひ劇場でご覧になってください」と挨拶しイベントを締めくくった。



(オフィシャル素材提供)



関連記事
第72回ベルリン国際映画祭正式出品決定&追加声優キャスト情報解禁!
劇場公開&小説出版記念トークイベント

Page Top