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2021-11-30 更新


佐々木、イン、マイマインsasaki-in-my-mind
©「佐々木、イン、マイマイン」

イントロダクション

 King Gnu“The hole”のミュージック・ビデオなどで知られ、2016年には初監督作『ヴァニタス』が初の長編にしてPFFアワード2016観客賞を受賞した内山拓也監督。業界大注目の新鋭による長編映画『佐々木、イン、マイマイン』は、俳優・細川 岳の高校時代の同級生とのエピソードが原案。細川が自身の出演作『ヴァニタス』を監督した内山監督に映画を持ちかけたところからプロジェクトがスタート。出演者オーディションでは、インディペンデント映画として異例の応募総数1200越えを記録。内山監督の最新作への期待の高さをうかがわせた。

 俳優志望の石井悠二を演じるのは、『すじぼり』『his』『のさりの島』の藤原季節。カリスマ的存在だった佐々木を、細川 岳がみずから演じる。そのほか、萩原みのり(『お嬢ちゃん』『転がるビー玉』『街の上で』)、遊屋慎太郎(『帝一の國』)、森 優作(『騙し絵の牙』)、小西桜子(『初恋』)、河合優実(『転がるビー玉』)、井口理(King Gnu)、鈴木卓爾(『菊とギロチン』)、村上虹郎(『ソワレ』)など、20年代映画界を担う期待の新星から実力派俳優まで幅広いキャストが顔を揃えた。

 さらに、撮影に『宮本から君へ』『きみの鳥はうたえる』の四宮秀俊、照明に『きみの鳥はうたえる』『さよならくちびる』の秋山恵二郎、衣裳に『サラバ静寂』の松田稜平、スチールカメラマンに『愛がなんだ』の木村和平と、日本映画を代表するクリエイターが集結。

 佐々木とその仲間たちの過去と現在を通して、観る人すべての心の中にいる“ヒーロー”を甦らせ、青春時代特有のきらめきと、愛おしくも戻らない日々への哀愁をストレートに描き出す。


sasaki-in-my-mind

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ストーリー

 石井悠二は、俳優になるために上京したものの、鳴かず飛ばずの日々を送っていた。別れた彼女のユキとの同棲生活も未だに続き、彼女との終わりも受け入れられない。そんなある日、高校の同級生・多田と再会した悠二は、高校時代に絶対的な存在だった“佐々木”との日々を思い起こす。常に周りを巻き込みながら、爆発的な生命力で周囲を魅了していく佐々木。だが佐々木の身に降りかかる“ある出来事”をきっかけに、保たれていた友情がしだいに崩れはじめる————。

 そして現在。後輩に誘われ、ある舞台に出演することになった悠二だったが、稽古が進むにつれ、舞台の内容が過去と現在とにリンクし始め、加速していく。そんな矢先、数年ぶりに佐々木から着信が入る。悠二の脳内に鳴り響いたのは、「佐々木コール」だった。


sasaki-in-my-mind

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(2020年、日本、上映時間:119分)

キャスト&スタッフ

監督:内山拓也
脚本:内山拓也、細川 岳
撮影:四宮秀俊
プロデューサー:汐田海平
出演:藤原季節、細川 岳、萩原みのり、遊屋慎太郎、森 優作、小西桜子、三河悠冴、河合優実、井口 理(King Gnu)、鈴木卓爾、村上虹郎ほか

配給
パルコ
新宿武蔵野館にて限定上映中!!

■ 公式サイトsasaki-in-my-mind.com (外部サイト)



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