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『アイの歌声を聴かせて』
公開直前特別授業イベント

2021-10-22 更新

福原 遥、工藤阿須加、カズレーザー(メイプル超合金)

アイの歌声を聴かせてainouta ©吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
配給:松竹
10月29日(金) 全国ロードショー

 ポンコツ“AI”とクラスメイトが織りなす、爽やかな友情と絆に包まれたエンターテインメントフィルム『アイの歌声を聴かせて』が10月29日(金)全国公開となる。10月21日(木)、池袋のharevutaiにて、ヒロイン・サトミ役の福原 遥、サトミの幼馴染役の工藤阿須加、本作品が初のアニメーション声優挑戦となるカズレーザー(メイプル超合金)登壇の公開直前特別授業イベントが実施された。


 司会進行を務めたのは、本作で担任教師役としてアニメ声優初挑戦のカズレーザー。そんな彼の呼び込みで登場したのは、本作のヒロイン・サトミ役の福原 遥、サトミの幼馴染のトウマ役の工藤阿須加。まさに劇中の教師と生徒という役どころが再現され、SNSで全国から募集した学生とリモート中継を結び、出演者が学生たちの「お悩み」に答える「特別授業」が行われた。

 カズレーザーは、本作がスコットランドのアニメ映画祭「スコットランド・ラブズ・アニメーション」で観客賞を受賞したとビッグ・ニュースを発表。「この勢いで全ての賞を総なめに! カーオブザイヤー、モンドセレクション、ほかの賞も総なめですね!」と盛り上げ、会場を沸かせた。

 いよいよ公開を来週に控え、完成した映画を観た感想を聞かれると、福原 遥は「言葉にならないくらい、現実とAIの世界観が素敵。土屋太鳳さんのシオンの歌声にほんとうに感動したし、すごく愛(AI)を感じる作品だと思った」と熱くタイトルにかけて語り、またカズレーザーより「工藤さんも声優初挑戦なのに、すごく慣れてるのでは?と感じてしまった」と振られると、工藤は「幼少期からアニメが好きで、子どもの頃、遊びでアフレコをやっていた」と告白。収録時には「監督からは早口でお願いします、と何度も言われた。アニメ映像は尺が決まっているのに、感情がのってくると遅くなってしまうので」と話し、芝居と違い、感情を追いつかせるのに苦労したと述べた。

 そして、全国の学生たちとオンライン中継を繋ぎ、質疑応答トークコーナーを実施。

 クラスでいつも独りぼっちのサトミを演じた福原も「私自身、すごく大事な作品で、愛にあふれた作品です。その思いが届けばいいなと思います」と客席に向かって挨拶の言葉をのべた。「現在大学4年生で来年社会人になり、しっかりやっていけるか不安です。社会人として大切にしていることは?」という学生の質問に、福原は「私は小さい頃は習い事感覚でやっていたが、20歳の時に社会人としてこの道でやっていこうと決めて、責任感は持つようにしています」と自身の経験を振り返りながらアドバイス。これに対し、工藤は「不安を感じることは悪いことではなく、希望やワクワク感の裏返しの裏返し。それを考えられていること自体が素敵なこと。それを考えられていること自体が素敵なこと」と優しく語りかけ、「社会人」と優しく語りかけ、「社会人3年目くらいまでは失敗しても許してもらえることが多い。僕は社会人10年、経験が増えたので責任も重くなったと感じている。一番重要なのは、人の目を見て挨拶ができることかな」とアドバイスした。カズレーザーからさらに「挨拶のあと、『あれ? 痩せました?』と言うと好感度上がるよ」と付け足し、笑いを誘った。


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 次に、「熟睡できるコツを教えて欲しい」と相談を受けた福原は、「……わたしはすぐ寝れるタイプなんですよね」と困り顔。「でも、運動をたくさんした日、ジムに行った日は爆睡できます!」と自信たっぷりに語ると、カズレーザーから、「会場のみんながそりゃそうだろ!って思っているよ」とツッコミが。笑顔の工藤は「お風呂につかるのが好き。自律神経が整い、眠りが深くなると本で読んだ」と知見を披露した。


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 続いて看護学科の学生から、「患者さんとの良いコミュニケーションの取り方」を尋ねられると福原は、「人見知りで話せなくても、笑顔でいたら、相手の方も話しかけやすいと思う」と常に笑顔を忘れないことをアドバイス。工藤は「共感します!」と答え、「話さなくても、アイコンタクトや握手だけのコミュニケーションもある。怖がらずに。笑顔で歩み寄ることが良いと思う」と答えた。

 さらに、「好きな人に振り向いてもらうコツを教えて欲しい」というお悩みには、工藤が「相手を良く知ること。その人のタイプかどうかの見極めることが重要」と即答。さらに、「僕は挨拶しかしたことのない女性に、突然連絡先の交換を切り出してしまったので……。焦らないことも大事!」と失敗談も交えてアドバイスをすると、カズレーザーは「焦っている男はモテない。遠回り位がちょうどいいんだね」と納得。

 生徒役を演じた福原からも、「私も悩みがあるんです」とカズレーザーへ切り出し、「家に帰ってきてから、やらなきゃいけないこと(掃除)があるのに、睡魔に襲われてできないんです」とお悩み相談。カズレーザーは「発想の転換をすれば?(福原さんはお綺麗だから)私から出たホコリは汚いわけがないと開き直って、掃除をしないことですね!」と珍回答。さらに 普段からカズレーザーの名言をまとめた動画やカズレーザーのオススメの本を参考にしているという工藤 が「どんな人に会ってみたいか知りたいです!」と質問するとカズレーザーは、「今日叶いました。福原さんと工藤さんに今日会えたことが幸せ! 夢がかなった!」と回答。工藤は「思っていた答えと違う~~!」と苦笑し 、残念がった。続けて福原から常に赤い服で過ごすことについて聞かれると、カズレーザーは「1色で生活するってメリットしかない。洗濯しても色移りゼロ。靴下も全部赤だから適当にとっても左右どれかなど関係なく、探す手間もなくて楽だよ!」と答え、最後まで会場を笑顔で包み込んだ。

 そして、最後に福原は「こういう大変な時期だからこそ、思い、愛を伝える大切さを実感する作品になっていますので、ぜひ楽しみに待っていてください!」と、工藤も「この映画を観た人は【言葉で伝える大切さ】を感じてもらえると思う。学生の皆さんが希望です。今日はありがとうございました!」と思いを語り、笑いの絶えない公開直前特別授業イベントは幕を閉じた。


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(オフィシャル素材提供)



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