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『DUNE/デューン 砂の惑星』
公開直前イベント

2021-10-14 更新

入野自由、皆川純子、森川智之、安元洋貴、内田真礼

DUNE/デューン 砂の惑星dune ©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
配給:ワーナー・ブラザース映画
10月15日(金) 全国公開

 2021年最大の超大作である映画『DUNE/デューン 砂の惑星』が10月15日(金)に日本公開される。この度、いよいよ明日に公開が迫った10月14日(木)、本作の公開直前イベントが実施され、ゲストとして、本作の吹き替え声優を務めた入野自由、皆川純子、森川智之、安元洋貴、内田真礼が登壇した。


 本作でティモシー・シャラメの吹き替えは5作品目であり、「ティモシーにとっても自分にとっても大きな意味を持つ作品となりました」と語る入野は、本作について「『風の谷のナウシカ』だったり、日本の名作にも多数影響を与えている作品ということは初めて知ったんですが、知れば知るほど奥が深く、この先何度でも観たい作品になりました」とコメント。ポールの母親で、彼と共に過酷な運命を共にするレディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)の吹き替えを担当した皆川純子は、約20年前にドラマ版で別の役を吹き替えたことがあり、「オファーをいただいた時には『DUNEだ! しかも今回はレディ・ジェシカ役だ!』と思って、とても光栄でした。この作品には縁を感じています」、ポールの父親で、勇ましく威厳ある姿でアトレイデス家を牽引するレト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)の吹き替えを担当した森川智之は、自身も作品の大ファンだと言い、「この年齢になって父親役で吹き替えに参加できるのが感慨深いです」、アトレイデス家に忠誠を誓う伝説の剣士ダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア)の吹き替えを担当した安元洋貴は、「僕は俗にいうオタクで特にゲームが好きなのですが、バックボーンにDUNEがあるというものにたくさん触れてきたこともあり、作品については知っていたので、まさか2021年に触れることができるなんて……そして自分もこういった形でかかわらせていただけてとても幸せです」、砂の惑星“デューン”の自由民フレメンの戦士であり、ポールの夢に出てくる謎の女性チャニ(ゼンデイヤ)の吹き替えを担当した内田真礼は、「原作が壮大なんですが、まるで砂の世界にいるような、そんな作品なので早く観て欲しいです」と各が新たな伝説の幕開けの一端を担う喜びを語った。


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 また、本作には主人公のポールをはじめ、慈悲深く高貴なアトレイデス家や、彼らとは正反対のサディスティックで残虐な宿敵ハルコンネン家、砂の惑星“デューン”で暮らす謎に包まれた自由民フレメンなど様々な組織や、魅力あふれるキャラクターが登場する。「それぞれの“推しキャラ”は?」という質問に、入野はジェイソン・モモア演じるダンカンと回答。その理由を「ポールとの関係がとにかくいい。ポール自身、この物語の中で急に大人にならないといけない瞬間があるんですが、そこを支えてくれるのがダンカンなんです。彼とのやりとりが序盤から大切になってくるので、そこに注目して欲しいですね」と、ポールにとって、兄のような存在で、主従というつながりを超えた絆を持つポールとダンカンとの関係について語った。

 一方、ダンカンを吹き替えた安元の“気になっちゃうオブ・ザ・イヤー”は、ゼンデイヤ演じるチャニ。「砂漠にたたずむ姿だったり、とにかくインパクトがすごい。あとゼンデイヤが好きなんですよね」と、ミステリアスな魅力を持つチャニが気になると明かした。チャニの吹き替えを担当した内田は「ポールに惹かれました。本当に美しくて、大きな画面でずっと観ていられる美しさがありますよね」と新時代の“プリンス・オブ・ハリウッド”ティモシー・シャラメの魅力に惚れ惚れ。他のゲストも、透明感があって美しいよねと同意するなか、入野は「どの作品でも、ティモシーの役への寄り添い方や、彼自身のたたずまいが作品の底上げをしていると思います。本作のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督も『彼がいるだけでそのシーンに説得力や、成立させられるシーンがある』とおっしゃっていて、そこはさすが、主役の存在感だなと思いました」と、共に歩んできた視点からティモシーの魅力を語った。


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 また、まるで観客も砂の惑星“デューン”にいるかのような“究極の映像体験”を求め、砂漠でのロケーション撮影を敢行するなど、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のこだわりが詰まった本作。特に印象的だったシーンについて、入野と皆川はポールとジェシカが砂嵐に巻き込まれるシーンを挙げた。皆川は、「砂の中のシーンは特に印象的。観終わったあとに、自分の口の中にも砂が入ったんじゃないかな?と思うほど、画面への没入感がすごい」と、本作の没入感へ言及。SF好きだという森川は、「宇宙船やメカのデザインがすごくアイデア豊富なものばかりで観ているだけでも楽しい。宇宙船が着陸してドアが開くシーンがいくつかあるんですけど、全部パターンが違うんですよね」とSF好きならではの見どころを語り、安元も「映像美やヒューマン・ドラマはもちろんなんですが……ジェイソン・モモアさんが三船敏郎さんをリスペクトしているということで、剣戟のアクションに居合を感じさせるような動きがあったり、様々なこだわりが詰まっているんだなと。個人的にもそういうところを見つけるために何度も観たいですね」と、何度観ても新たな発見がある作品であることをアピールした。


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 そして、劇中でも固い絆で結ばれるキャラクターたちにちなんで、登壇者全員で出題されたお題に対して、全員で一斉に回答し、その答えを揃えられるのかという意思疎通ゲームを実施! 「『DUNE/デューン 砂の惑星』のエモいポイントは?」という難題には、入野、皆川、森川という吹き替えで親子を演じた3人が主人公のポールに関連する回答で一致! 安元も「ポールも含めて、登場人物みんなが各見せる美しい『覚悟』がエモい!」ということで近しい回答を叩き出したものの、作品の世界の壮大さを伝えたかったという内田が最後に「世界広し!」という珍回答を行い、「どういうこと!?」と一時場が騒然。しかしながら、そこは固い絆で結ばれた吹き替え声優陣。「『広い世界』で、『ポール』たちの美しい『覚悟』が見られるんですよ」と安元が綺麗にまとめる形となった。


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 最後に登壇者を代表し、入野が「こういうご時世ですが、ぜひ劇場で観ていただきたい! 劇場でご覧いただいてこそ、良さやエモさ、全ての本気が体感できる作品になっていますので、足を運んでいただけると嬉しいです!」と挨拶。いよいよ明日からの公開を祝して、登場した砂の惑星をイメージしたくす玉を割って、本イベントの幕は閉じた。



(オフィシャル素材提供)



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