2021-10-01 更新
森崎ウィン、深川麻衣
『僕と彼女とラリーと』が本日10月1日(金)ついに劇場公開! 同日に都内映画館で行われた初日舞台挨拶に主演の森崎ウィンと共演の深川麻衣が登壇。初共演&同い年ならではの初々しい雰囲気の中で、撮影の思い出や「30代でチャレンジしたいこと」などを語り合った。
映画の舞台は、2021年11月に「FIA 世界ラリー選手権(WRC)第12戦フォーラムエイトラリージャパン 2021」の開催が予定されていた愛知県豊田市・岐阜県恵那市。過去の確執と向き合い乗り越えようとする若者の“新たなチャレンジ”と“故郷の仲間たち”との繋がりを描き出す。
父親との確執により過去にとらわれ将来に迷う主人公の青年・北村大河役の森崎と、大河の幼馴じみで地元で暮らすシングルマザー・美帆役の深川はこれが初共演。深川は森崎について、「仕事に対するストイックな姿勢を感じると同時に、撮影中に自分の時間を作るなど切り替えが上手い方。ストイックな猫みたい!」と独特に表現すると、当の森崎は「相当な毛づくろいをしていそうだなあ」としみじみ。すると、森崎は深川について「動物でいうとウサギかな。今日は白いワンピースだし、髪の毛を結ぶリボンも靴も真っ白だから!」とこの日の衣装の様子からイメージした様子。深川に関しては、「現場がピリッとすると場を和ませるようなことを言ってくれたりして、スッとコミュニケーションをとることができた」と深川の朗らかな人柄に感謝していた。
また豊田市でのロケについて森崎は「毎日自分の車で撮影現場に入り、時間が空いたりすると撮影地周辺をドライブしていました。景色を楽しみながら町とコミュニケーションを取って、肌感覚で町と仲良くなりました。皆さん、僕が何を言っているのか分かりますか(笑)?」一瞬、不安になった様子で、改めて「要するに窓を開けて町の風を浴びていました!」と詳しく解説し、愛着をうかがわせた。深川も「私も撮影の合間に深呼吸をしたり、散歩をしたり、豊かな自然の中での撮影でリラックスすることができました」と、すっかりお気に入りだった。
2人はラリーカーにも初めて試乗し、「車内のメカな感じが運転欲をそそる。プロの方の運転では大興奮した!」と森崎は喜色満面で、AT免許という深川は、「ラリーカーはマニュアル操作で運転が難しく、一から教えていただきながらの撮影でした」と回想した。劇中には森崎と深川のデート・シーンがある。劇中でも大河の地元での二人のデート・シーンがあることから、自身の地元のおススメのデート・スポットを聞かれた森崎は、「僕の場合は出身がミャンマーなので、デートというよりも旅行になる」と笑いつつ、「おすすめは世界遺産にもなっているバガン遺跡。仏塔の遺跡と自然がたくさん残されていて、心が穏やかになる」と、遺跡巡りのデート・プランを発表。静岡県磐田市出身の深川は、「ちょっと足を延ばして浜松の中田島砂丘で散歩をして、静岡にしかない『さわやか』というお店でげんこつハンバーグを食べたい!」と可愛らしいローカル・プランを妄想していた。
また映画の内容にちなんで「30代で挑戦したこと」を聞かれた森崎は、たくさんあるとのことだったが、その中でも特に、「一度でいいからバク転をしたい」と明かした。「運動神経がよさそうに見られるけれど、僕は至って普通。でんぐり返しは出来るけれど、後ろに手を突くのが理解できず……。一度で良いからバク転をしてみたい」と意外な目標を披露した。また、深川は「20代は目の前の仕事にガムシャラだったので、30代は趣味を豊かにしたい。趣味を豊かにして好きなことを突き詰めて知識を増やしたい。私はフィルム・カメラが趣味で人を撮影したりしているので、自分で現像まで出来るようになりたいです」と写真家としてのレベルを上げたいようだった。
最後に深川は「映画は皆さんが観てくださって完成するもの。ぜひ感想を教えてください!」と反響に期待し、主演の森崎も「観客の皆さんと一緒に出発の封切りをご一緒できたのは貴重な時間でした。これからも作品を盛り上げていただきたいです」と大ヒットを祈願していた。
(オフィシャル素材提供)
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