2021-09-06 更新
今年のアカデミー賞®国際長編映画賞を見事受賞し、話題沸騰中のマッツ・ミケルセン主演映画『アナザーラウンド』が、9月3日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開となる。この度、待望のマッツ先生のダンス・シーンのメイキング写真と、ASMR映像が解禁となった。
本作は、2020年第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出され、第78回ゴールデングローブ賞外国語映画賞にノミネートされたほか、ヨーロッパ映画賞作品賞ほか4冠、サンセバスチャン映画祭やロンドン映画祭、第74回英国アカデミー賞では、監督賞、主演男優賞、オリジナル脚本賞、外国語作品賞の4部門にノミネートを果たし外国語作品賞を受賞、そして第93回アカデミー賞®にて監督賞・国際長編映画賞の2部門にノミネートされ、見事国際長編映画賞を受賞するなど世界中で数多の映画賞を総なめにした話題作だ。
2012年、マッツ・ミケルセンがカンヌ国際映画祭男優賞に輝き、アカデミー賞®外国語映画賞にノミネートされた『偽りなき者』(13)のトマス・ヴィンターベア監督と、マッツの待望の再タッグが実現した本作。2022年7月29日に全米公開予定のハリソン・フォード主演『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5作や、2022年公開予定の『ファンタスティック・ビースト3』など、話題の超大作への出演が相次ぎ、今や最も注目すべきイケオジ俳優の筆頭となったマッツが、「マッツ最高の演技」(INDIEWIRE誌)など各誌絶賛するほど、マッツ史上最高のパフォーマンスを披露している。
マッツ・ミケルセン演じる冴えない高校教師マーティンとその同僚3人は、ノルウェー人哲学者の「血中アルコール濃度を常に0.05%に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するためとんでもない実験に取り組むことに。仕事中でもお構いなしに酒を飲み常に酔った状態を保つと、授業も楽しく、生き生きとしたものになっていき、生徒たちとの関係性も良好になっていく。同僚たちもゆっくりと確実に人生がいい方向に向かっていった。しかし、実験が進むにつれ、だんだんと制御不能になり……。という奇想天外なストーリーで、ビターな面も描きつつもユーモラスな人生賛歌となっている。
このたび解禁となった画像は、本作で話題沸騰中のマッツのダンス・シーンのもの。マッツはデンマークの現代バレエ・グループに所属し、1996年(31歳)に演劇学校に入学するまでの約10年間、プロのダンサーとして活動。バレエ・カンパニーを辞めて以来全く踊っていなかった。これまで、『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』で社交ダンスを披露したことはあったが、文字通り“舞う”のは本作が初だと言う。マッツ曰く「これまで踊る機会に恵まれなかったが、(本作の)あのシーンはダンスでしか表現できないシーンだった」と語っている。当然ながらすべてのダンス・シーンは代役ナシ、マッツが一人で踊りきり圧巻のダンス・シーンが完成した。予告でもちらりと見ることが出来るが、このシーンを見るためだけでも劇場を訪れる価値があると思わせてくれる。
また、本作の公開を記念して、思わずお酒が飲みたくなる?ASMR動画も解禁された。ASMR(読み:「エー・エス・エム・アール」や「アスマー」など)とは、聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い反応・感覚を指す言葉。また、前述の効果をもたらす映像群を総称して指す。日本では心地良い音を聞くことで<リラックス効果や入眠目的で若者を中心に親しまれている。
映画タイトルの「アナザーラウンド」は、翻訳すると「もう一杯」という意味であり、“アナザーラウンド”の文字が一杯目の後に映し出され、2杯目、そして3杯目と別の種類のお酒を注ぐ音が聞こえてくる。耳がすっかりと心地よい音に酔いしれたところで映画の予告映像に。映画のテーマとASMRが上手くマッチし、音と映像どちらのコンテンツも楽しめる新感覚の動画に仕上がった。
臨場感のあるサウンドでお酒の音を聞くことができるので、ぜひイヤホンやヘッドフォンをして視聴して見てもらいたい。
動画は、日本初のASMR専門アプリ&webサービス『ZOWA』(https://zowa.app/ 外部サイト)を運営する株式会社エイシスが制作した。『ZOWA』では人気のASMRの他にもオリジナルの音のコンテンツを配信している。
(オフィシャル素材提供)
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