2021-05-13 更新
北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢 亮、英 勉監督
累計発行部数1400万部超、週刊少年マガジンで連載されるやいなや、かっこ良すぎる登場人物たちや、人生にリベンジするため過去に戻るたびに成長を遂げていく主人公タケミチの姿、共に力を合わせ立ち向かう熱い仲間たちとの絆、心揺さぶる名言の数々など、今最も男女の心を掴んで離さないバイブル的なコミックス「東京卍リベンジャーズ」。その実写映画である『東京リベンジャーズ』が7月9日に公開、2021年の夏を熱く盛り上げる! 先日本予告映像が遂に解禁され、7月の公開へ向けたファンのボルテージは高まるばかりだ。この度、本作の完成を記念して、北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、間宮祥太朗、吉沢 亮ら総勢10名にも及ぶ豪華キャストと英監督が登壇する配信イベントが実施された。
イベントは東京卍會の副総長ドラケンを演じた山田裕貴が「お前ら!おうちでプレミアムナイト始めっぞ!」というドラケンのセリフのような掛け声を出すと、舞台上の巨大なLEDモニターが上がると後ろからライトに照らされる豪華な演出の中、10名にも及ぶ豪華キャストと英監督が登場し、本イベントはスタート。
まず最初にそれぞれから一言ずつ挨拶。主演の弱虫ヒーローのタケミチを演じた北村匠海は「世の中が大変な中、一年をかけて撮影して撮りきることができて、ようやく皆さんに完成を報告できて嬉しいです。何度も撮影がストップしたり再開したりしましたが、作品の中のタケミチのように、ぼくらも常にリベンジのつもりで走り抜けることができました」と感慨深く挨拶。
続いて山田は「原作を読んで自分が惚れたキャラクターで、その役をやらせてもらえること、かつドラケンとして生きることのプレッシャーと戦っていました。撮影が止まったりもしましたが、映画を撮りきれたことでこんなに感謝だな、感動だなと思えたのはこういう状況下だからこそかもしれませんが、なにより完成の報告を出来ることが嬉しいです。皆さん、楽しんでいきましょう!」と元気よく挨拶。
愛美愛主の幹部・稀咲を演じた間宮祥太朗は「役の性質上、皆とあまり会えなかったので、今日ちょっと嬉しい。いち原作ファンである自分も納得できるくらいみんな格好いいです。俺はちょっとねっとり怪しいです(笑)」と笑いを誘った。
東京卍會の無敵の総長・マイキーを演じた吉沢 亮は「この映画の完成を観てシンプルに面白いと思いました。メッセージ性、物語も本当にストレートに心に来て、画面から伝わる熱量がすさまじくて。それは作品をどうにか撮りきるという思いをキャストもスタッフもみんな持っていたので、それがいい形で画面に出たと思います。と挨拶。
ヒロイン・ヒナタの弟・ナオトを演じた杉野遥亮は「何年後かにその時の子どもや中学生たちに、この映画いいよなって思える作品になれたらいいなと思ってます」、タケミチの人生唯一の彼女ヒナタを演じた今田美桜は「長い間キャストの皆さまが熱く、熱く演じられた作品だと思うので、それを皆様にぜひ観ていただきたいです」、タケミチの天敵・キヨマサを演じた鈴木伸之は「それぞれのキャストがそれぞれの役の中でリベンジをしている作品だと思います。大きいスクリーンでぜひ観てもらいたいです!」、東京卍會の二番隊隊長の三ツ谷を演じた眞栄田郷敦は「とにかくみんなめちゃくちゃかっこいい。熱い展開の中に泣けるとこもあって。そんな魅力を今日伝えられればと思ってます!」、東京卍會と敵対する愛美愛主に所属する謎の男・半間を演じた清水尋也は「それぞれのキャラクターがそれぞれ別の熱さを持っていて、その熱さがスクリーンからひしひしと伝わるようなそんなエネルギーを持った映画に関われたこと、そして完成できたことをとても嬉しく思います」、タケミチの親友・アッくんを演じた磯村勇斗は「こういうご時世で映画に触れる機会が減ったことに悲しみをいただきつつも、7月9日からこの映画が公開されて、劇場と、観てくださる皆さまが元気になってもらえたらという思いで今日ここに立っています」、そして英監督は「やっと(完成)できました。ここにいるみんなが気持ちを切らすことなく、止まるたびに立ち上がってくれて、少し泣きそうですね。もうじき皆さんにお届けできると思うと嬉しいです。もうこれっきり喋らないので(笑)」と涙ぐみながら熱い思いを語った。
キャスト・監督からの熱い思いがこもった挨拶を終え、トーク・パートがスタート。まず、キャストそれぞれが選んだ“ここが熱い”というシーンをそのシーンの写真をとともに紹介していくコーナー。北村は“タケミチとアッくんの自転車二人乗りのシーン”と発表し、「アッくんに対しての想いが溢れるシーンなんですけど、プライベートでも20歳のころに共演してからずっと仲がよくて、撮影の時から好きなシーンの一つでした。撮影が中止してから再開してすぐに撮ったシーンなんですけど、タケミチが立ち去るときにアッくんが(地べたに)座ってるんですけど、(アッくんが)カッコつけていました(笑)」と思い出も交えつつ2人の仲の良さを垣間見せつつコメント。磯村も「照れくさいシーンでした」と照れながら応じた。
山田は“マイキーのラストのシーン”をチョイス。ぜひ劇場で! 該当シーンの画像が表示される会場のモニターでは、ネタバレ・ラインを超えるシーンとなるためモザイクがかかった画像で表示された。「吉沢君の顔を見て、こういうふうに思われる人間になりたいなと思いました。プライベートでも仲が良いので、僕がそうなったときにもそう思ってくれるのかなって思って、二重で嬉しかった」と告白した山田は、作品内では最強コンビの関係性でもある吉沢と過去に何度も共演しているという。「マイキーとして演じた彼の言葉を聞いて安心したんです。僕の感覚が間違ってなければ最強のコンビです」と自信を持って話す山田に吉沢も共感を示した。
杉野も“マイキー、ドラケンの初登場のシーン”を選んだ。それを受け吉沢は「長いシーンになるんですけど、僕たちが登場するまでの流れは自粛前に、それ以降は今年に入ってから撮影したんですけど、撮影が中止になる前の当時と同じマイキーを演じられるかって緊張してましたね」と当時を振り返ると、同じシーンでも登場していた北村と鈴木もコメント。北村は「悔しかった。このシーン計3日撮影して、タケミチとキヨマサがバトルして一番ボロボロだったんですね。でも2人が登場したら全部持ってかれるので……それだけ二人の醸すオーラがすごくて、現場を静かにさせてました」、鈴木は「そのシーンまで(自分が)一番強いキャラだったはずなのに、一撃でやられたもんね(笑)」と損な役回りだったと自虐も交えながら、山田と吉沢の迫力のすごさを賞賛した。
今田は“タケミチとナオトのブランコ・シーン”と明かした。作品内で2人が初めて出会うシーンで、タケミチが格好良かったし、ナオトもそれをきっかけに変わっていくきっかけになったと説明をしていると、間宮が思わず笑いの声をあげ、「この中で一番背が高いのに3人(の不良)に囲まれてて……(笑)」と杉野をいじり出し、杉野も「あれ大丈夫でした(笑)?」と監督に確認するなど、ナオトの中学生時代を演じたことを振り返った。
清水は“東京卍會が病院に集まるシーン“での、マイキーの表情について触れた。東京卍會総長としてのマイキーと、ケンチン(マイキーがドラケンを呼ぶときの愛称)とマイキーとしての顔があって、それが伝わるシーン」と、見どころを語った。
東京卍會のメンバーが集うシーンでは疎外感があったと明かす北村。「特攻服を着てないし卍會のメンバーではないけど、パーちんにボタンが引きちぎれるくらい」「パーちんの目がギンギンだった」と登壇者全員が笑い声をあげる話題となった。
続けて吉沢と磯村は同じ“タケミチとキヨマサの最後のタイマン・シーン”を選んだ。実際にシーンとはギャップのありすぎるオフショットで盛り上がる。選んだ理由として吉沢は「このシーンのアクションがすごくいい。格好いいシーンが多い中で、ここは泥臭くてダサいんですけどそれが格好いいんですよ! 恐怖の対象でもあるキヨマサに立ち向かっていく(タケミチの)思いの強さが出てるいいシーンで、観ていて熱くなりました」と述懐。
間宮は“自分の出演シーン以外全て”という予想外な回答。「みんな熱いシーンをいろいろ語ってくれましたが、結論、ずっと熱いです! 屋上のタケミチとアッくん、下駄箱でのヒナタ。目がギンギンのパーちんの魂をかけたタイマンとか!」と太鼓判を押す。共演シーンの多かった清水とも「僕らが出てるシーンは冷えてて、じめっとしていて、湿度が高くて、照明が暗い(笑)」とここでも場を賑わす間宮。
また、終盤に差し掛かると2021年1月に募集をして選ばれた“47都道府県リベンジャーズ”らや、イベント実施に先駆けて公式SNSで受けつけた質問に答えるコーナーも行った。
大きな決断をするときに後悔をしないようにするにはどうすればいいか、という質問に鈴木は「やっぱり目のバキバキさですよね。それが未来を切り開く」と、3度目の目のバキバキ・トークで笑いを誘う一方、北村は「直感を信じてあげること」、磯村も「後悔を恐れずに今何をしたいと思ってるかを大事にすればいい」とそれぞれの意見を伝えた。
最後に北村より「本当はここにたくさんの人がいてくれる姿を想像してましたが、残念ながら無観客での実施となりました。そんな中で僕たちが一堂に会して発表できることが幸せだと思います。すこしでも皆さんに笑顔や熱い思いだったりいろいろな時間を提供したいと思って作りました。たくさんクライマックスがあるような濃厚な作品となってるので。こんな世の中ですが、映画館に足を運んでほしいです」と改めてキャスト、スタッフの想いが詰まった本作の完成への熱い思いを語り、締めくくった。
(オフィシャル素材提供)
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