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2021-01-15 更新


おもいで写眞omoideshashin
© 「おもいで写眞」製作委員会

イントロダクション

 都会の異なる環境を生きる2人の女性が、恋愛や結婚だけではない人生を切り拓く

 主演:深川麻衣、熊澤尚人監督オリジナル脚本で描く感動作、『おもいで写眞』が、2021年1月29日(金)に全国公開となる。

 本作は、熊澤尚人監督が「人が生きる豊かさと年を重ねる美しさ」を繊細に紡いだ小説「おもいで写眞」(幻冬舎文庫)の映画化となる。

 主演は、『パンとバスと2度目のハツコイ』で、第10回TAMA 映画賞最優秀新進女優賞を受賞し、その後も『愛がなんだ』『空母いぶき』など話題作への出演が続く深川麻衣。嘘にまつわる切ない記憶から、不器用なほど真っすぐに生きてきた結子を、透明感あふれる強い眼差しで演じた。さらに、高良健吾、香里奈、井浦 新ら実力派に、吉行和子、古谷一行と日本映画の歴史を作ってきた名優たちが、物語に自身の歩んできた道のりの深みを与えた。

 監督は、『おと・な・り』『君に届け』『ユリゴコロ』の熊澤尚人。人間の心の機微をすくい取り高く評価されてきた手腕で、今の時代にこそ必要な世代を超えた人と人との触れ合いをオリジナル脚本で描く。

 さらに主題歌には、注目の実力派アーティスト、安田レイの「amber」。〈おもいで写真〉を通じてお年寄りたちの日々を次第に輝かせていくという希望の物語を力強い歌声で支える。

 また、本作は、主演の深川麻衣所属の芸能プロダクション・株式会社テンカラットの25周年企画となる。数々の俳優、女優を輩出し映画に寄り添ってきたテンカラットが、設立25周年となる節目に、先輩たちからの学びや、自身の振り返り、そして成長というメッセージを込め、熊澤尚人監督とタッグを組み、本作の制作を企画した。


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ストーリー

 東京でメイクアップアーティストを志す音更結子(深川麻衣)は、メイクの仕事をしながら美容部員として働いていたが、嘘が嫌いで頑固な性格が災いし、仕事をクビになってしまう。そんな結子に追い打ちをかけるように、大切な祖母が亡くなったと知らせが――。幼いころ、自分を捨てた母の代わりに自分を育ててくれた祖母を、ひとり寂しく死なせてしまった後悔に苛まれる結子。夢も大切な人も失った結子は、故郷へ戻ることを決める。

 ある日結子は、幼なじみで役所に勤める星野一郎(高良健吾)から、お年寄り向けに「遺影」撮影の仕事をしてみないかと誘われる。写真館を営んでいた祖母の遺影がピンボケ写真だったことを悔やんでいた結子は、その仕事を引き受ける。

 最初は、縁起が悪いと敬遠され、なかなかお年寄りたちに受け入れられない結子だが、一人暮らしのお年寄り・山岸和子(吉行和子)との出会いをきっかけに、「遺影」撮影ではなく、それぞれの思い出溢れる場所で写真を撮る「おもいで写真」を撮り始める。結子はお年寄りたちとふれあう中で、次第に赦しの意味を知り、人生の意味を見いだしていく。


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(2021年、日本、上映時間:110分)

キャスト&スタッフ

原作:熊澤尚人「おもいで写眞」(幻冬舎文庫)
監督・脚本:熊澤尚人
脚本:まなべゆきこ
音楽:安川午朗
主題歌:安田レイ「amber」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
出演:深川麻衣、高良健吾、香里奈、井浦 新、古谷一行、吉行和子ほか

配給
イオンエンターテイメント
1月29日(金) 全国公開

■ オフィシャル・サイトhttp://omoide-movie.com (外部サイト)



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