2020-09-19 更新
東京・中目黒でルームシェア生活を送るふたりの女性。ひとりの妊娠、そしてシングルマザーという人生の決断を経て、友情、仕事、家族と向き合いながら、過去への固執と現実、その先を描いていく。脚本・監督を務めるのは、同作が初長編作品となるファッションイベント演出家・映像作家の津田 肇。
妊娠した友人をそばで見守る主人公「小春」には、女優やファッションモデルとして活躍中の三吉彩花。小春のルームメイトであり、悩みながらもひとりの女性から“母親”になる決断をする「彩乃」は、近年話題作への出演が相次ぐ女優、阿部純子が務めた。
ふたりが通った産婦人科の先生に大塚寧々。彩乃の父親に鶴見辰吾。祖母を大方斐紗子。小春の旅行先で出会う民宿のオーナーを黒谷友香が演じた。
劇中音楽には、東京のミュージック・シーンを牽引する多数のアーティストが曲を提供。主題歌には、女性ラップデュオchelmicoが映画のイメージを元に書き下ろした「GREEN」。そして繊細なデザインや色使い、独特の世界観を持つアパレルブランドブランド「tiit tokyo」のデザイナー・岩田翔がファッションディレクターとして初の映画衣装監修を手掛けており、本作のために一部オリジナルで制作された装も必見。
四季折々の情景と共に変化していく二人の関係。豊かな色彩感覚と、キャラクターたちの魅力に溢れたヒューマンドラマ、『Daughters』が誕生した。
中目黒。桜が並ぶ川沿いのマンションの1室で暮らす友人同士の小春(三吉彩花)と彩乃(阿部純子)。共に27才。ライフスタイルの似ている二人は、よく働き、よく遊び、自由を謳歌したルームシェア生活を送っていた。
そんな生活に、変化が訪れる。突然、彩乃からの妊娠の告白。そして、父親の分からないその子供を、産む決意をする彩乃。楽しかった二人だけの生活は、少しずつ変わっていく。
過去を振り返りながらも変化を受け入れる彼女たちを、小春側の視点で描く、苦くも美しい10ヵ月の物語。
(2020年、日本、上映時間:105分)
キャスト&スタッフ
脚本・監督:津田 肇
主題歌:chelmico「GREEN」
出演:三吉彩花、阿部純子、黒谷友香、大方斐紗子、鶴見辰吾、大塚寧々ほか
配給
イオンエンターテイメント/Atemo
全国順次公開中
■ 公式サイト: https://daughters.tokyo (外部サイト)