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『アルプススタンドのはしの方』
先行上映舞台挨拶

2020-07-07 更新

小野莉奈、平井亜門、西本まりん、中村守里、黒木ひかり、目次立樹、城定秀夫監督、奥村徹也(脚本・舞台版演出)

アルプススタンドのはしの方alpsnohashi 配給:SPOTTED PRODUCTIONS
7.24(金) 新宿シネマカリテ、渋谷シネクイント、イオンシネマ板橋、アップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショー!
© 2020「アルプススタンドのはしの方」製作委員会

 7月24日(金)シネマカリテ他公開の『アルプススタンドのはしの方』が、公開に先駆けオンライン試写と先行上映を開催。舞台版を上演した浅草九劇でオンラインでの舞台挨拶が行われ、メインキャストの、小野莉奈、平井亜門、西本まりん、中村守里、黒木ひかり、目次立樹、城定秀夫監督、脚本で舞台版の演出もつとめた奥村徹也が登壇した。


 昨年浅草九劇で上演され好評を博し、同年度内に上演された演劇から選出される“浅草ニューフェイス賞”を受賞。その表彰状も当日、代表して小野莉奈に手渡された。また、チャリティTシャツの発売も発表された。

 キャスト・監督らのコメントは以下のとおり。

 小野莉奈「ラストシーンでハイヒールを履いたのですが、うまく歩けなくて……(西本から「靴を変えてたでしょ」、と突っ込みが)何回でも観てほしいです」。

 西本まりん「(舞台が行われた九劇での舞台挨拶だったので)ひさしぶりに来て、わたしたちのアルプススタンドがない!って思っちゃいました。映画でも青春を感じてもらえた嬉しいです」。

 中村守里「目次さんの演じた厚木先生のシーンが好きです。いい意味でうるさくって。ひとりで盛り上げてから回っていて。ディスってないですよ(笑)。印象的でした」。

 黒木ひかり「夏設定の青春映画なのですが、吹奏楽のシーンは撮影が冬でめちゃめちゃ寒かったです。か弱くて頭がよい設定で自分と反対なので。(実際の高校は)留年しちゃったので卒業できるように頑張ります」。

 平井亜門「ラストシーンをワンカットで撮ったですが、すごく緊張しました。今は世の中が嫌なニュースに溢れていますが、クスッと笑ってほっこりできる映画だと思うので、映画を観て癒されてください」。

 目次立樹「高校の演劇版から、昨年行われた舞台、そして映画もすべて観ているんですが、何回観ても楽しめるので、2回、3回と観てほしいです」。

 城定秀夫監督「僕としてはみんなで作った映画だと思っていて、ここにいる人たちが選手で僕はそんなにやることは少なかったと思います。あとは観客の皆さんに応援してもらって成功すれば良いなと思っています。よろしくお願いします」。


alpsnohashi

高校演劇応援オリジナルチャリティーTシャツ販売決定!

 7月24日より全国公開となる映画『アルプススタンドのはしの方』より、高校演劇応援オリジナルチャリティーTシャツの販売が発表された。本作の原作は兵庫県立東播磨高校演劇部が上演し、第63回全国高等学校演劇大会で文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞、現在も全国の高校でリメイクされ続けている名作戯曲。コロナウイルスの影響により、苦境に立たされている高校演劇界の一助となるべく、チャリティTシャツの販売が決定した。本商品の売上から制作費を差し引いた額が全国高等学校演劇協議会に寄付される。販売にあたり、原作者の籔 博晶からもコメントが寄せられた。購入は以下モクカURLより。

■ モクカURLhttps://mokuka.theshop.jp/items/31099343 (外部サイト)


 新型コロナウイルス感染症の影響で、高校野球の春夏の全国大会が中止になり、また、高校演劇の舞台もオンライン開催になるなど、未曾有の事態となっています。
 映画『アルプススタンドのはしの方』は紛れもなく2017年に高校演劇で全国大会で優勝した作品が原作であり、「しょうがない」と演劇の大会を諦めた演劇部のやるせない表情から始まり、その気持ちが高校野球を応援するうちに前向きに変わっていく物語です。
 この映画のように1人でも多くの高校生や運営サイドの「しょうがない」という気持ちが少しでも前向きに変わりますよう、そして今後の高校演劇が無事開催されますよう、そんな願いを込めて、オリジナルチャリティーTシャツを販売します。
  「アルプススタンドのはしの方」製作委員会


 高校演劇が好きです。『Is』も『フートボールの時間』も『ケチャップ・オブ・ザ・デッド』も全部好きです。
 今年の全国大会出場の『とりでのむこう』も本当に大好きな作品です。観た人全員に勇気をくれる作品で、近畿大会で観たとき「ああ、これは全国に行くやつだ」と確信しました。だからこそ、全国大会が予定通り行われないと知ったときはショックでした。
 全国大会だけでなく、この半年、地域の発表会なども含め高校演劇のイベントはほとんど中止になっています。私も学生時代にインフルエンザや災害のため公演中止を経験しましたが、今の高校生たちが抱える無念は計り知れません。
 少しでも早く、高校生たちが安心して作品を発表できる場が戻って来るように。『アルプススタンドのはしの方』がその一助となれるなら、一人の高校演劇ファンとしてこんなに嬉しいことはありません。
  籔 博晶(映画『アルプススタンドのはしの方』原作)



(オフィシャル素材提供)



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