2020-03-26 更新
1991年に女優デビュー以降、数々の映画やドラマなどに出演し、昨秋も「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~」の主演を務めるなど活躍の域をますます広げる松雪泰子や、「凪のお暇」ほかで今や女性にも絶大な人気を誇る黒木 華、『ホットギミック ガールミーツボーイ』ほかで唯一無二の存在感を放つ若手個性派俳優の清水尋也、そして『勝手にふるえてろ』や『美人が婚活してみたら』などで人生を上手く渡り歩き切れていない女性を撮らせたら右に出る者がいない大九明子監督が結集した映画『甘いお酒でうがい』が、4月10日(金)より、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほかにて公開されることが決定した。
原作は、2014年に第7回キングオブコントで王者に輝いたお笑い芸人シソンヌじろうが、ネタの中で長年演じてきた代表的キャラクターである“川嶋佳子(かわしまよしこ)”がもし日記を書いたら……と執筆された同名小説「甘いお酒でうがい」。じろうは、原作のみならず、本作の脚本も手掛けている。じろう本人も「自分の中の女性が勝手に書いている」と公言するほど、日記の中のエピソードは女性が共感するものばかり。その中から、大九監督とじろうが選りすぐったエピソードが映像化された。
主人公の40代独身OL・川嶋佳子を演じるのは松雪泰子。強烈なキャラクターから子供をもつ母まで幅広い役柄を演じてきたベテラン女優・松雪泰子が、日常の中に散りばめられている小さな喜びにそっと寄り添って生きる女性を演じている。
佳子にとって何気ない日常の中で一番幸せな時間を過ごせる同僚・若林ちゃんを黒木 華。本作を観た女性は「若林ちゃんのような後輩が欲しい!」と切望するのは必至!
佳子の生活にある変化をもたらす、ふた回り年下の岡本くん役を清水尋也が、フレッシュに、そして愛らしく演じている。
ベテラン派遣社員として働く40代独身OLの川嶋佳子は、毎日日記をつけていた。撤去された自転車との再会を喜んだり、変化を追い求めて逆方向の電車に乗ったり、踏切の向こう側に思いを馳せたり、亡き母の面影を追い求めたり……。
そんな佳子の一番の幸せは会社の同僚である若林ちゃんと過ごす時間。
そんな佳子に、ある変化が訪れる。それは、ふた回り年下の岡本くんとの恋の始まりだった……。
(2020年、日本、上映時間:107分)
キャスト&スタッフ
監督:大九明子
原作:川嶋佳子(シソンヌじろう)『甘いお酒でうがい』(KADOKAWA 刊)
脚本:じろう(シソンヌ)
音楽:髙野正樹
撮影:中村夏葉
出演:松雪泰子、黒木 華、清水尋也ほか
製作・配給
吉本興業
4月10日(金)、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー
■ オフィシャル・サイト: https://amasake-ugai.official-movie.com (外部サイト)
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