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『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』製作発表会

2020-01-12 更新

<第一部>エリック・ハウサム(エグゼクティブプロデューサー)、平 将明(内閣府 副大臣)
<第二部>ロベルト・シュヴェンケ監督、ヘンリー・ゴールディング(“スネークアイズ”役)、平 岳大、安部春香、小路アンドリュー、イコ・ウワイス、谷垣健治(スタントコーディネーター/アクション監督)
<フォトセッションのみ>ジェフ・ワックスマン(エグゼクティブプロデューサー)

G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズsnakeeyes 配給:東和ピクチャーズ

© 2020 Paramount Pictures. All Rights Reserved. Hasbro, G.I. Joe and all related characters are trademarks of Hasbro. © 2020 Hasbro. All Rights Reserved.

 世界的な人気を誇るアクションフィギュアをもとに映画化され、ハイテクガジェットや特殊マシンを駆使し世界を守る最強の戦闘エキスパートチーム「G.I.ジョー」と、世界支配を目論む悪の組織「コブラ」の戦いを描き、日本をはじめ全世界でメガヒットを記録した大ヒットアクション映画『G.I.ジョー』。この度、刀を武器に戦い「G.I.ジョー」最強の戦闘能力を持つシリーズNo.1人気キャラクター“スネークアイズ“を主人公に据え、漆黒のマスクで正体を隠し、これまで謎に包まれてきた“スネークアイズ”誕生の秘密が明かされる、ファン待望のシリーズ最新作『Snake Eyes(原題)』の製作発表会が行われ、ここ日本にて撮影が敢行されることが明かされるとともに、邦題『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』として、2020年に日本で全国公開されることが決定した。

 『トランスフォーマー』シリーズなどで知られるヒットメーカー、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラがプロデューサーを務め、『RED』や『ダイバージェント』シリーズでアクション描写に定評のあるロベルト・シュヴェンケが監督を務める。“スネークアイズ”役には、「クレイジー・リッチ!」のセレブ御曹司役で一躍注目を浴びた注目度No.1俳優ヘンリー・ゴールディングが大抜擢。日本からも『関ケ原』などで国内外に活躍する実力派俳優・平 岳大が出演。“嵐影一門”で忍びの訓練を受けたスネークアイズのバトル・シーンを演出するのは、実写版『るろうに剣心』シリーズのスピード感溢れる斬新な殺陣で日本映画の常識を覆したアクション監督の谷垣健治が、ハリウッド映画でアクション監督を務める。刀や忍びなど日本独自の殺陣とハリウッドの映像技術を融合した、いまだかつてない圧巻のアクションシーンに期待が高まる!

 この度、日本各地のロケ撮影の開始前に、ロベルト・シュヴェンケ監督、主演のヘンリー・ゴールディング、平 岳大、安部春香、小路アンドリュー、イコ・ウワイス、そしてアクション監督を務めた谷垣健治といった豪華キャスト&スタッフ陣が来日し、製作発表会に登壇した。またハリウッド映画では異例となる数ヵ月に及ぶ日本国内撮影の成功を祈り、会場の日枝神社にて来日キャストとスタッフ一同にてご祈祷を行った。


 ハリウッドによるビックプロジェクトの重要発表が行われるということで、溢れんばかりの大勢のマスコミ陣が集まったイベント会場。一体、ここ日本で何が発表となるのかと、マスコミ陣がいまかいまかとゲストの登場を待ちわびていると、エグゼクティブプロデューサーのエリック・ハウサムが登場し「たくさんのマスコミ陣にお集まりいただき、ありがとうございます。とても嬉しいです」と感謝の言葉とともに発表会がスタートした。

 続けて、今回発表となった最新作について、「本作は、ハリウッドでも有名な『G.I.ジョー』の映画シリーズの最新作で、コミック市場でも有名かつ象徴的であり、また日本でもゆかりのあるキャラクターである“スネークアイズ”誕生の物語が描かれていきます。彼はこれまでの映画でも語られたことがなく、そして常にマスクを着けているので声さえも誰も聞いたことがない謎のキャラクターでした。本作では、タフで孤独なスネークアイズが、日本の嵐影という組織に入り、忍者の道を歩んでいくところから描かれていきます。アクションもたっぷりと詰め込まれたスリル満載の話ですので、ぜひとも期待してください」と、主人公スネークアイズと物語の概要を説明。

 続けて、世界各国から集まったキャスト&スタッフ陣について問われると、「本作のために、日本はもちろん、イギリスやインドネシア、マレーシア、ドイツ、カナダなどから国際的で素晴らしいキャストがこの作品に集ってくれました。今回の来日は叶わなかったのですが、『トランスフォーマー』シリーズなども手がけるプロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラや、1作目にも登場したスカーレット役を今回演じるサマラ・ウィービングといった面々、日本からは他に石田えりさんも参加しています」と、名だたるキャスト陣の名前を発表した。

 

 なぜ日本での撮影を選んだのかと問われると、「まずは、スネークアイズという日本にゆかりのあるキャラクターが主人公で、彼の物語を描くということで、日本を舞台に撮影をすることとなりました。個人的に、私は日本の映画監督である黒澤 明さんの『7人の侍』がとても大好きで、黒澤さんが映画を撮影した地で、この映画を撮ることができることをとても光栄に思っています。本作の物語は、日本で撮影をしないと完成しないものだと思っていますし、日本の文化や伝統にも直結していますので、お城や寺といったロケーションで、壮大なアクションも取り入れながら、数ヵ月の撮影を予定しています。場所は姫路、大阪、茨城です」と日本に向けた熱い想いと、撮影地についても明かした。

 本作は、内閣府が初めて実施する、地域経済の振興等に関する外国映画ロケーション誘致に関する実証調査の対象作品として選ばれていることから、本作の取り組みについて発表するために平 将明 内閣府副大臣も登壇した。

 平副大臣は「この度、大変嬉しいことに海外作品のロケ誘致プロジェクトに『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』が採択されました。海外で人気があり、世界で公開される作品で日本を描いていただくことで、インバウンドの観光客が増えたり、また実際に撮影をすることで、エンターテインメントに関わる素晴らしい人材をより多く生み出すことができるのではと思っています。今回はロケ誘致の実証調査の事業ということで、支援をさせていただくこととなりました。製作の一部を支援すると同時に、これからロケがはじまるなかで、日本の素晴らしいと感じていただいた部分や、改善するべき部分なども共有いただき、今後ほかの国のロケ誘致にも負けないように、政府全体で取り組んでいきたいと思っています。まさに相応しい作品に選んでいただきました。大ヒットを祈っています。ありがとうございました」と取り組みについての説明と感謝の気持ちを述べた。


snakeeyes

 作品概要やロケ誘致について説明をする第一部が終了し、遂にキャスト&スタッフ陣が登壇する第二部がスタート。

 ロベルト・シュヴェンケ監督、主演のヘンリー・ゴールディング、平 岳大、安部春香、小路アンドリュー、イコ・ウワイス、そしてアクション監督を務めた谷垣健治らが、大きな拍手とフラッシュの嵐に包まれながら会場に登場した。

 まず監督が日本で撮影することで、もっとも楽しみにしていることについて問われると、「私はずっと日本映画のファンで、海外の映画では日本の映画が特に好きなんです。今回、日本に来て、たくさんのロケ地で撮影できることが嬉しくて、夢が叶った気持ちです」と笑顔でコメント。

 主演のヘンリーは『G.I.ジョー』シリーズでも一番人気のキャラクターであるスネークアイズを演じることについて「大変知名度も高く象徴的なキャラクターを演じることを光栄に思います。彼はとても謎に包まれたキャラクターですが、あのマスクの裏に一体なにを秘めているのか、彼がどのような過程を経てあのようなキャラクターになっていったのかが明かされていくというのは、私にとっても素晴らしい体験になると思います」と撮影を楽しみにしている様子。

 

 日本人でありながら主にイギリスを拠点として活躍しているアキコ役の安部は「海外で活動している日本人俳優としては、いつか日本でやりたいと夢を見ていたので、日本に帰ってくることができて、さらには一流の素晴らしいキャスト&スタッフの皆さんに囲まれて、とても感激しています」と念願の日本での撮影に喜びをあらわにした。

 ストームシャドー役の小路アンドリューは、「私は半分日本人なのですが、これまでの役者人生で日本人役を演じたことがなかったので、今回の撮影はとても興味深い経験になると思っています。自分の半分の血の伝統と文化を学ぶことができるので楽しみです。すべての役は必ず理由があって自分の元へ来ると思っているので、今回の役も頑張ります」と意気込みを明かした。

 ケンタ役の平 岳大は、ハリウッドの大作に参加することについて「1ヵ月半くらい皆さんで汗を流して稽古をして、そして撮影に入ると、セットや衣装のスケールが本当に大きくて……。すでに世界のエネルギーをひしひしと感じています。撮影もこれからですが、どんな映画に仕上がるのか本当に楽しみです」とハリウッド大作ならではの大規模な撮影を体感し、驚きを隠せない様子。

 ハードマスター役のイコ・ウワイスは、マーシャルアーツという経験でこれまでのシリーズと一風変わったアクションを披露することについて「祖父がインドネシアのプンチャック・シラットの達人で、私もマーシャルアーツを10歳から始めました。今作では日本のスタイルと、私のスタイルを合わせ持ったアクションを谷垣さんチームとともに作り出すことがとても楽しみです」と明かし、『G.I.ジョー』シリーズに欠かせないアクションが今作でどのように描かれるのか期待がかかる。

 そして本作でアクション監督を務める谷垣健治は「すごいアクションが見られると思います! 監督が日本映画にすごく詳しくて、『十三人の刺客』や、池広一夫監督の『無宿人御子神の丈吉 牙は引き裂いた』や、三隅研次監督の作品など、様々な日本映画の印象的なシーンを私に教えてくれて、そのアイデアを吸収しながら、ストーリーとキャラクターに基づいたアクションを作っていきました。個性的な武器がたくさん出てきますし、いろんなアクションの要素が全部詰まっているのが、このシリーズの魅力でもあると思うので、期待していただきたいです」と自信を覗かせた。

 ヘンリーはいよいよ開始する日本での撮影について楽しみなことについて問われると、「日本での撮影は初めてなのですが、2014年にTV番組の仕事で9つの都道府県を回り、そこで美しい日本の光景を目にしたので、今回もとてもワクワクしています。撮影地となる姫路、大阪、茨城で可能な限り美味しいものを食べ、日本の方々との時間も楽しみたいと思います」と明かした。

 最後に監督がこれから撮影の始まる本作について「世界中の観客に、今までに描かれてこなかったシネマの側面をみせたいと思っています。チャンバラやカー・アクションのほかに任侠っぽさなど日本の文化から引用した要素を盛り込んでいます。きっとこれまで見たことのない特別な作品になると思います」、そしてヘンリーも「まったく新しい『G.I.ジョー』を見せることができるのではと思います。今まで開拓されなかった(『G.I.ジョー』シリーズの」領域に入っていき、監督のアイデアと日本への愛を込め、僕自身敬意を持って、日本の美しさを見せられたらと思います」と意気込みを話した。


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 イベントと同日、日枝神社にて、登壇したキャスト&スタッフ全員勢ぞろいで、日本での撮影の安全と、作品の成功を願うご祈祷に参加した。本作はハリウッド映画で異例とも言える数ヵ月に及ぶ長期間の日本撮影が行われることで、いったいどのような映像が仕上がることになるのか、目が離せない。


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映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』

 (原題:Snake Eyes)

 ■イントロダクション
 世界的な人気を誇るアクションフィギュアをもとに映画化され、ハイテクガジェットや特殊マシンを駆使し世界を守る最強の戦闘エキスパートチーム「G.I.ジョー」と、世界支配を目論む悪の組織「コブラ」の戦いを描き、日本をはじめ全世界でメガヒットを記録した大ヒットアクション映画『G.I.ジョー』。ファン待望のシリーズ最新作では、刀を武器に戦い「G.I.ジョー」最強の戦闘能力を持つシリーズNo.1人気キャラクター“スネークアイズ“が主人公に! 漆黒のマスクで正体を隠し、これまで謎に包まれてきた、スネークアイズ誕生の秘密が明かされる。
 『トランスフォーマー』シリーズなどで知られるヒットメーカー、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラがプロデューサーを務め、『RED』や『ダイバージェント』シリーズでアクション描写に定評のあるロベルト・シュヴェンケが監督を務める。“スネークアイズ”役には、「クレイジー・リッチ!」のセレブ御曹司役で一躍注目を浴びた注目度No.1俳優ヘンリー・ゴールディングが大抜擢。日本からも『関ケ原』などで国内外に活躍する実力派俳優・平 岳大が出演。“嵐影一門”で忍びの訓練を受けたスネークアイズのバトル・シーンを演出するのは、実写版『るろうに剣心』シリーズのスピード感溢れる斬新な殺陣で日本映画の常識を覆したアクション監督の谷垣健治が、ハリウッド映画でアクション監督を務める。刀や忍びなど日本独自の殺陣とハリウッドの映像技術を融合した、いまだかつてない圧巻のアクションシーンに期待が高まる!
 『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』は、内閣府が初めて実施する外国映像作品ロケ誘致に関する実証調査の対象作品として採択されている。ハリウッド映画史上最大規模となる、日本各地でのロケ撮影が予定されている。

 ■監督:ロベルト・シュヴェンケ
 ■スタントコーディネーター/アクション監督:谷垣健治
 ■プロデユーサー:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ
 ■エグゼクティブプロデユーサー:エリク・ハウサム、ジェフ・ワックスマン
 ■出演:ヘンリー・ゴールディング、安部春香、小路アンドリュー、ウルスラ・コルベロ、平 岳大、イコ・ウワイス、石田えり ほか

 ■配給:東和ピクチャーズ

 ■公開:2020年公開決定!



(オフィシャル素材提供)



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