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2019-09-30 更新
鬼才俳優・佐藤二朗が原作・脚本・監督を手掛けた映画『はるヲうるひと』が第35回ワルシャワ映画祭の1-2コンペティション部門(長編監督2作目までの部門)に正式出品作品として上映されることが決定した。
本作は、佐藤二朗が主宰する演劇ユニット【ちからわざ】で2009年に初演、2014年に再演され演劇界からも絶賛された舞台を映画化した作品。
主演に山田孝之、共演には仲里依紗、向井 理、坂井真紀ら豪華キャスト陣が集結し、映画化を望んでいた佐藤二朗が約5年を掛けて本作を完成させた。
ワルシャワ映画祭出品の知らせを受けた佐藤は「映画『はるヲうるひと』は、僕の主宰する演劇ユニット【ちからわざ】で10年前に初演、多くの方々のご要望に押され5年前に再演した舞台の映画化です。架空の島の売春宿で生きる男女のおはなし。生きる手触りが掴めず、死んだように生きる人々が、それでも生き抜こうともがく壮絶な闘いのおはなし。今回、ポーランド・ワルシャワ映画祭のコンペディションに選出され、とても光栄に思っています。これを機に海外の方々にも、この壮絶な闘いの姿を目撃して欲しい。そして日本の皆様にも来年、ご覧いただけます。誰も見たことのない山田孝之、誰も見たことのない仲里依紗、誰も見たことのない佐藤二朗をご覧いただけると確信しています。ご期待を。その膨らんだ胸に見合う作品だと思っています。」とのコメントを寄せている。
佐藤二朗監督は上映に合わせて現地入りをする予定。受賞結果は、映画祭最終日の10月20日に発表される。
本作は2020年全国公開を予定している。
(オフィシャル素材提供)
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