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トップページ > 記者会見 > 『種まく旅人~華蓮(ハス)のかがやき~』

『種まく旅人~華蓮(ハス)のかがやき~』製作発表会見

2019-09-25 更新

栗山千明、平岡祐太、、井上昌典監督、千口寿子(KSCエンターテイメント 代表取締役社長)、北川淳一(松竹撮影所 代表取締役会長)

種まく旅人~華蓮(ハス)のかがやき~tanemaku-tabibito 配給:ニチホランド
2020月初夏全国ロードショー
© 2020 KSCエンターテイメント

 日本の「食」を支える農業や漁業といった第一次産業を応援するためにスタートした映画『種まく旅人』シリーズ最新作『種まく旅人~華蓮(ハス)のかがやき~』の製作が決定し、9月24日(火)に映画の舞台となる石川県金沢市内において、製作発表会見が行われた。会見にはシリーズ2作目『種まく旅人~くにうみの郷~』に続き主人公・神野恵子役を演じる栗山千明、実家のれんこん畑の後継ぎ問題に直面する銀行マン・山田良一役を演じる平岡祐太、メガホンをとる井上昌典監督、そして製作のKSCエンターテイメント 代表取締役社長・千口寿子、エグゼクティブプロデューサーの松竹撮影所 代表取締役会長・北川淳一が出席した。


 日本の「食」を支える農業や漁業といった第一次産業を応援するためにスタートした映画『種まく旅人』シリーズでは、1作目は大分県の「お茶」、2作目は淡路島の「タマネギと海苔」、3作目は岡山県の「桃」を題材にしてきたが、シリーズ4作目となる今作『種まく旅人~華蓮(ハス)のかがやき~』の題材は、石川県金沢市の伝統野菜でもある「加賀れんこん」。高齢化に伴う後継ぎ問題や農業で活躍する女性たち、通称「農業女子」をテーマに、心温まるヒューマンストーリーが金沢の美しい自然の風景とともに描かれる。シリーズ2作目に続き主人公・神野恵子役を演じる栗山千明はじめ、平岡祐太、大久保麻梨子、さらには木村祐一、永島敏行、綿引勝彦など豪華実力派俳優陣が顔をそろえている。

 和やかな雰囲気の中始まった会見では、最初に、今作の製作を行うKSCエンターテイメント 代表取締役社長・千口寿子より挨拶があり「数年前に命を繋ぐ食の大切さを伝える映画『種まく旅人』の存在を知る機会があり、多くの方々に第一次産業や食の大切さを発信することが自らの役目ではないかと思い、愛する地元金沢で、『種まく旅人』の製作を行うことに至りました」と今作の製作にかける思いを語った。続いて、過去のシリーズ3作品に携わってきた松竹撮影所 代表取締役会長・北川淳一エグゼクティブプロデューサーは「1作目は大分のお茶を題材にしたところからスタートし、2作目では、主人公を農林水産省勤務の女性にしようということになり栗山千明さんに出演をお願いすることになりました。3作目が終了した後、4作目に関して続けるかどうか悩んでいたところ、千口社長にお会いして、ぜひ、4作目を金沢で製作しましょう、と言っていただき、今作の製作を正式に進めることになりました」とシリーズ4作目の製作決定の経緯を説明した。

 井上昌典監督は、「今作では金沢の農家に、“農業女子”が誕生するということが作品のひとつのテーマです。テーマに向かってブレずに、良い作品になるように一生懸命撮影していきたいと思います」と意気込みを語り、栗山千明と平岡祐太には、「それぞれの役処を、感情豊かに演じてほしい」とコメント。そしてシリーズ2作目『種まく旅人~くにうみの郷~』に続き主人公・神野恵子役を演じる栗山千明は、「2作目に続いて『種まく旅人』作品に出演させていただけることを嬉しく思っております。前作では、作品を通して“食”に対して自分自身、向き合う機会を頂くことができました。『種まく旅人』の撮影は農業を体験する、ドキュメンタリーのような感覚もある作品なので、一つひとつの演技をリアルに、感情豊かに演じられたらと思います」と撮影に挑む心境を語り、また、実家のれんこん畑の後継ぎ問題と恋人との結婚問題に直面する銀行マン・山田良一役を演じる平岡祐太は「台本を読み返してみるたびに、自分が演じる良一役が、自分のことのように感じることが増してきていて、今では共感をもって演じています。実際に金沢の風景を見ながら感じたことや現場の空気感を大切にしながら、一つひとつの場面をしっかり演じていきたいと思います」とコメント。

 今回、れんこんの収穫シーンの撮影を控えていることに関しては、「テレビでれんこんの収穫作業を拝見しことがある程度なので、実際の撮影がどのようになるのか楽しみです」と栗山千明がコメントすると、平岡祐太は「はじめて、鍬堀りでれんこんを収穫する映像を見せていただきましたが、こんなに収穫することが大変なのか、生産者の方々がこんなに苦労されて収穫しているのかと驚きました」と語った。

 最後に千口寿子より「本当に素晴らしいキャストの方々にご出演いただき、井上監督がきっと良い映画にしてくださると信じています。本当に多くの石川県の皆様にご覧になっていただきたい、そして映画を通じて、石川県の魅力を全国に発信していきたいと願っておりますので、皆様、応援のほど、よろしくお願いいたします」と改めて今作への思いをアピールした。

 

 また、製作発表会見後には、栗山千明、平岡祐太、製作の千口寿子、北川淳一エグゼクティブプロデューサーの4名にて、石川県庁と金沢市役所へ表敬訪問を行い、翌日からの金沢での撮影開始の報告と映画のPRをした。

 シリーズ4作目となる今作『種まく旅人~華蓮(ハス)のかがやき~』は、2020年初夏全国公開予定となっている。


映画『種まく旅人~華蓮(ハス)のかがやき~』

 ■ストーリー
 大学卒業後、大阪・堺市で銀行マンとして働く山田良一(平岡祐太)にある日、故郷の金沢でれんこん農家を営む母から「父親が脳梗塞で倒れた」と電話が入る。
 父・竹一(綿引勝彦)が倒れたことにより、畑を引き継ぐか売却か二択を迫られる良一。結婚を考えている恋人(大久保麻梨子)のこともあり、なかなか決断できないが、種まき・収穫など決められた時期に作業を行わなければならないため、良一は戸惑いながらも父に代わって畑へと向かう。
 一方、農林水産省かられんこん農家の視察として神野恵子(栗山千明)が金沢へとやって来るのだった。

 ■監督:井上昌典監督
 ■脚本:森脇京子
 ■製作:KSCエンターテイメント
 ■制作プロダクション:松竹撮影所
 ■出演:栗山千明、平岡祐太、綿引勝彦、大久保麻梨子ほか

 ■配給:ニチホランド

 ■公開:2020月初夏全国ロードショー


オフィシャル・サイト
 tanemaku-tabibito.jp (外部サイト)




(オフィシャル素材提供)



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