インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash





広告募集中

このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Madia Player ダウンロード
Windows Media Playerをダウンロードする

最新ニュース

トップページ > 最新ニュース > NO SMOKING

細野晴臣デビュー50周年記念ドキュメンタリー映画『NO SMOKING』公開決定&特報解禁&場面写真解禁!

2019-08-19 更新

NO SMOKINGnosmoking
© 2019「NO SMOKING」FILM PARTNERS
配給:日活

 11月公開、細野晴臣デビュー50周年記念ドキュメンタリー映画『NO SMOKING』の、特報映像と画像が解禁となった。1969年のデビューから、今年で50年を迎えた音楽家・細野晴臣。近年ではカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『万引き家族』の音楽を担当し、国内だけでなく世界中のアーティストからリスペクトされる生けるレジェンド。そんな細野晴臣に迫る唯一無二のドキュメンタリー映画が遂に始動!


 幼少期の音楽との出合いを皮切りに、「はっぴいえんど」「YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)」での活動、そしてソロとしての音楽活動など、細野晴臣の足跡をたどることができる作品になっている。さらには近年の活動にカメラが完全密着。2018年台湾公演を皮切りに、ロンドン、NY、LAで開催されたワールドツアーの模様などの映像も余すところなく盛り込まれているだけでなく、バンドメンバー(高田 漣、伊賀 航、伊藤大地、野村卓史)とのリラックスした交流の映像も映し出されており、普段私たちが見ることができない細野晴臣の音楽活動の一端が垣間見える内容となっている。


nosmoking

 ロンドン公演では高橋幸宏、小山田圭吾が参戦、坂本龍一も飛び入り参加し、5年ぶりにYMOメンバーがそろった奇跡の演奏の瞬間が映し出される。


nosmoking

 更には、水原希子やカナダのシンガーソングライターマック・デマルコなど若い世代アーティストたちからも愛されるだけでなく、お互いにインスパイアし続けながらも、ますます自身の音楽も進化させる姿や、細野の師匠と言っても過言では無い鬼才・音楽プロデューサーヴァン・ダイク・パークスとの交流の様子、自身のルーツを語る貴重なインタビューも収録されている。特報内では「楽しいことがやりたい」と語り、親しい仲間たちとコントに挑戦するお茶目な一面も垣間見える。


nosmoking



 音楽と煙草と珈琲と散歩を愛する細野晴臣。誰もが愛さずにはいられない細野の人間性と音楽を凝縮した記念作品となっている。いくつになっても楽しいことを追い求める細野晴臣の、音楽と人間味あふれるミュージック・ライフ・ドキュメンタリーの誕生だ。


nosmoking

nosmoking

タイトル『NO SMOKING』とは? by 細野晴臣

 世界中を旅して最も感じたことは、当然のことながらどこもNO SMOKINGだったということです。しかしそれは屋内のこと。外ではほぼ喫煙OK。意外と寛容なところがありました。紐育、倫敦では路上ポイ捨てが常識で、それに馴染めずに自分は携帯灰皿を持ち歩いたのです。それを見た土地の人から「礼儀正しいね、でも吸い殻を清掃する業者の仕事を奪う」ってなことを言われました。なるほどそういうこともあるのか。その携帯灰皿を紐育で紛失し、買い求めようとしたらどこにも売ってません。あれは日本独自のものらしい。仕方なく紙コップを持ち歩きました。日本の路上禁煙は珍しい例だそうです。香港はブロック毎に大きな灰皿が設置してあり、喫煙率が高そう。長旅でホテルに泊まれば、ぼくは1時間毎に外の喫煙所へ出ることになり、それはかなり苦痛なことです。部屋で吸えば高額な罰金を取られますから。世界が歩調を揃えているこの禁煙法には違和感を持ちつつも、逆らうことはできません。ですから人に迷惑がかからないことを念頭に、周囲を見渡しながら喫煙を心がけているわけです。喫煙所さえあれば一安心。こうしてNO SMOKINGの世界でSMOKERを自認するのは、ひょっとするとタバコをやめるよりも意志の強さが必要となります。煙を吐くだけで差別され、否応なく少数派の立場に立たされるのですから。「詭弁を言わずにやめたら?」と言われます。いやいや、20世紀の文化を支援してきた紫煙に、突然愛想をつかすわけにはいかないのです。


細野晴臣 コメント

 自分の映画が出来上がって上映されるとは夢のようですが、同時に悪夢だとも思えます。何故生きている間にこんなことになったのかといえば、今年になって50年も音楽生活を続けてきたせいでしょうか。このような映画を自分で作ることはできません。製作陣の熱意があってこそ実現したものであり、自分も観客のひとりとして観ることになります。しかし到底客観的な評価などできるはずもありません。どうか観た人が少しでも得ることがあるように、と祈るばかりです。


佐渡岳利監督 コメント

 YMOに衝撃を受けた少年時代から仕事をご一緒させていただく今に至るまで、細野さんを「スゴい!」と思い続けてきました。私と同じ思いの方には、その再確認ができて、初めて細野さんに出会った方には我々と同じ思いになれる映画にしたいなと思います。カッコ良くて、カワいくて、音楽を心から大好きな細野さんに、ぜひ会いにきてください。


細野晴臣 プロフィール

 1947年東京生まれ。音楽家。
 1969年「エイプリル・フール」でデビュー。1970年「はっぴいえんど」結成。73年ソロ活動を開始、同時に「ティン・パン・アレー」としても活動。
 78年「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」を結成、歌謡界での楽曲提供を手掛けプロデューサー、レーベル主宰者としても活動。YMO散開後は、ワールドミュージック、アンビエント・ミュージックを探求、作曲・プロデュース、映画音楽など多岐にわたり活動。
 2019年デビュー50周年を迎え、3月ファーストソロアルバム「HOSONO HOUSE」を新構築した「HOCHONO HOUSE」をリリースし、6月アメリカ公演、10月4日から東京・六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー・スカイギャラリーにて展覧会「細野観光1969-2019」開催。
 ■ オフィシャル・サイトhttp://hosonoharuomi.jp (外部サイト)


監督:佐渡岳利 プロフィール

 1990年NHK入局。現在はNHKエンタープライズ・エグゼクティブプロデューサー。音楽を中心にエンターテインメント番組を手掛ける。
 これまでの主な担当番組は「紅白歌合戦」、「MUSIC JAPAN」、「スコラ坂本龍一 音楽の学校」「岩井俊二のMOVIEラボ」「Eダンスアカデミー」など。
 Perfume初の映画『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』も監督。



(オフィシャル素材提供)



関連記事

Page Top