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2019-06-22 更新
堀未央奈、山戸結希監督
2016年、『溺れるナイフ』で興行収入7億円強の大ヒットを記録し、一躍その名を世間に轟かせた山戸結希監督。去る2月に公開された映画『21世紀の女の子』では、企画・プロデュースを手掛けたことでも話題を呼び、今最も新作を心待ちにされている映画監督の1人だ。そんな山戸結希の最新作『ホットギミック ガールミーツボーイ』が6月28日(金)に全国公開となる。
この度、本作の主人公・成田 初役を演じた堀未央奈が中国・上海で現在開催中の「第22回上海国際映画祭」にて、コンペディションのひとつでアジアの新人監督、俳優などを対象とした「アジア新人映画部門・優秀女優賞」を受賞した。受賞を受け、現地にて優秀賞受賞式に参加し、公式上映にて舞台挨拶を実施した。
堀は、本作が映画初出演、初主演であり、もちろん、海外映画祭への参加も初! 今回の受賞を受け、本作にてメガホンをとった山戸結希監督とともに、上海へ渡ることとなった。
優秀賞受賞式が行われる上海大宁福朋喜来登酒店(フォーポインツ バイ シェラトン上海 大寧(ダーニン)/Four Points by Sheraton Shanghai, Daning)へ到着すると、優秀賞受賞式会場へ入る直前で本作のポスターを見つけ「(優秀賞をこれから受賞するんだという)実感が湧いてきました。すごく緊張していますが、日本を代表してというか、日本を背負いながら『ホットギミック ガールミーツボーイ』の良さを広めていけるように、背筋を伸ばして頑張りたいと思います」と掘は緊張を覗かせながら初々しく笑顔をみせた。山戸監督から背中を押され、他の受賞者とともに授賞式へと向かい、壇上に上がりトロフィーと記念品が手渡されると、大感激しながら「今までの青春恋愛映画とは違った作品となっています。ぜひ、世界中の方々にも楽しんでいただきたいです!」と感謝の言葉と共にコメント。アジアの次世代を担う女優の誕生に暖かな拍手が贈られた。
今回の受賞にあたって、本作の公式上映も実施。超満員の会場に堀と山戸監督が登場すると、万雷の拍手&大歓声が巻き起こり、“新時代の青春恋愛映画”を存分に堪能し、初の<3つの初恋>の行く末を見届け、熱気に満ち溢れた観客たちの盛り上がりように2人とも安堵した様子で大感激! 堀は「新しい恋愛映画の形を観ていただけたらと思って、今日は上海に来ました。よろしくお願いします。去年はアイドルとして上海へ、今日は女優してきました。昨年ツアーで来た時は皆さんがとても温かく、メンバーみんなで喜んでいたのですが、今回はまた違った緊張感があって。乃木坂の私としても、堀未央奈としても、上海にこれからも来たいなと思いました」と挨拶。「掘ちゃーん!」と割れんばかりの歓声が止まらない。山戸監督は挨拶を終えると、「少女漫画を映像化する際に心掛けていることは?」との質問に「本作を始め、少女漫画を原作とする映像化については「たった1人の指先でつくられる漫画と、大人数で製作する映画、たった1人の個人の眼差しを損なわないように映像化することを気をつけています」と応じた。
今回、特別に来場者たちから、質問を受けることとなり、貴重な機会に観客たちは大盛り上がり! 清水・板垣・間宮と3つの初恋を共にしたキャストたちに関する質問に応じ、“圧巻のクライマックス・シーン”についての質問に「撮影も終盤だったので、あまり時間もなく、数時間の中でワンカットで撮影しました。堀さんはその時の記憶がないと言ってました」と山戸監督。堀が「集中しすぎて記憶がないんです。没頭していたというか、映画でその没頭ぶりを楽しんで欲しいです」と続ける。
そして、最後は掘自身が考える本作の物語を尋ねられると、「私が演じた初は、ごく普通の17歳の女の子。恋愛だけでなく、家族や妹や、いろいろな成長をしています。小さな女の子の成長を見て、自分も大切な大切な1人の人間なんだと思っていただけるようなストーリーじゃないかと思っています」と強くメッセージを込め語り、短き時間に惜しむ声も飛び交う中、舞台挨拶は幕を下ろした。降壇後もしばらく来場者たちの拍手はしばらく続いていた。
6月21日(金)夕刻帯から行われた<最優秀賞授賞式>に参加。「今回、この作品で初めて主演をさせていただいたのですが、本当にすごく自信があって、たくさんの人に観て欲しい作品になったので、また授賞式でもっともっと『ホットギミック』を広めて、いろいろな人に“観たいな”と思ってもらえるように頑張ります」と意気込んでいた掘。
第22回上海国際映画祭 アジア新人部門 最優秀女優賞は『ホットギミック ガールミーツボーイ』を含む計3作品の中から4人がノミネート。第22回上海国際映画祭 アジア新人部門での日本作品のノミネートは『ホットギミック ガールミーツボーイ』のみだった。
(オフィシャル素材提供)
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