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舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『HUMAN LOST 人間失格』

『HUMAN LOST 人間失格』
L.A.「Anime Expo 2019」
スクリーニング&トークショー

2019-07-10 更新

宮野真守(大庭葉藏役)、木﨑文智監督、コザキユースケ(キャラクターデザイン)、m-flo LISA、VERBAL、☆Taku Takahashi(主題歌アーティスト)

HUMAN LOST 人間失格human-lost 配給:東宝映像事業部
2019年秋 全世界公開
© 2019 HUMAN LOST Project

 日本文学の傑作である太宰治の「人間失格」をダイナミックにリメイクした『HUMAN LOST 人間失格』。破滅に至った一人の男の生涯を描き、その深い死生観・文学性が今なお強烈な衝撃を与え続ける不朽の名作が、世界に誇る日本最高峰のクリエイター陣によって再構築される『HUMAN LOST 人間失格』として太宰治生誕110周年を迎える2019年、全世界公開となる。

 この度、7月5日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで開催された世界最大級のアニメイベント「Anime Expo 2019」にて、『HUMAN LOST 人間失格』のトークショー&上映会のレポートが行われた。


 イベントは5日朝一番のスタート。早い時間であったにもかかわらず、イベント内でも屈指の広さを誇る、約2000名収容のJWマリオット・ロサンゼルスL.A.ライブ プラチナルームは作品を待ちわびるファンで埋め尽くされ、高い期待が感じられた。


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 ファンの前に姿をみせたのは、主人公・大庭葉藏役の宮野真守と監督の木﨑文智、そしてキャラクターデザインのコザキユースケも飛び入りで参加する豪華なキャストとスタッフ。待ちかねていたファンはステージに登壇すると大歓声で迎え入れた。


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 木﨑監督は「『AKIRA』や『攻殻機動隊』に続くようなSF作品を目指し、『人間失格』をこれに置き換えたらどうなるだろうというところからスタートしました」と今回の企画の成り立ちについて紹介した。


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 コザキユースケ氏は、キャラクターデザインについて「ただSFのデザインにしたら面白くないので、今回は1930年代の日本の古いデザイン、海外からいろいろな文化が流入した頃のデザインをところどころに取り入れています」と制作の際のコンセプトについて語った。


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 宮野真守は葉藏役を演じるにあたって、原案となっている「人間失格」を読み込んだり、リアリティのある演出が多かったので、例えば首を絞められるシーンでは実際に自分でも、ぐっと首を絞めてみた際の声を出すなど、役作りの工夫を紹介すると会場から驚きの声があがった。


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 続いて大きなサプライズが。初解禁の最新ティーザーPVと共に、今回の主題歌を人気アーティストm-floが担当すると発表! m-floが世界的なスーパースターJ. Balvinをフィーチャリングした楽曲「HUMAN LOST feat. J. Balvin」を提供することが明かされた。

 その驚きが覚める間もなく、会場にm-floの3人VERBAL、☆Taku Takahashi、LISAが招き入れられる、さらなるサプライズ。観客へのビッグなプレゼントになった。

 3人は英語でダイレクトにファンに気持ちを伝え、『HUMAN LOST 人間失格』については、「決して忘れては、失ってはならない大事なものを、私の胸の奥にメッセージを残してくれた、素晴らしい作品です」とLISA。「今後社会問題になる可能性のあるテーマを元に、とてもダークかつ感慨深いストーリーで、楽曲制作の際にとても刺激になりました」とVERBAL。☆Taku Takahashiは「人間って何が本当の幸せなんだろうかなっていうのをめちゃくちゃゴージャスな映像で楽しめた感じでした」と語った。


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 宮野真守も主題歌について、「とてもかっこいい楽曲。『HUMANLOST 人間失格』はSFアクションでありながら、原案となっている「人間失格』の持つ切ない雰囲気もあるので、切ないメロディアスな部分と、後半エレクトロのテンションがあがっていく感じが、作品の魅力をぐっと盛り上げている」と楽曲を絶賛、さらにはm-floの大ファンであることも明かした。


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 木﨑監督は「作品に寄り添った素晴らしい音楽を提供していただいて本当にありがとうございました」と感謝の気持ちもいっぱいの様子。

 最後に宮野真守から、『HUMAN LOST 人間失格』が世界に先駆けてアメリカで公開されると発表、会場から大歓声が巻き起こった。その熱気のなかで、北米初の上映がスタート。盛りだくさんのトークショーと期待どおりの迫力の映像に観客はラストまで大満足の様子だった。

 『HUMAN LOST 人間失格』が海外のイベントで紹介されるのは、今年6月フランス・アヌシー国際アニメーション映画祭での世界初上映に続くもの。今回は北米初上映となり、6月のフランスに続き、アメリカ・ロサンゼルスでも大成功に終わった。



(オフィシャル素材提供)



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