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2019-06-01 更新
英題:Iron Sky : The Coming Race月の裏側にナチスが秘密基地を建設し、人類を侵略するという規格外の設定で観客の度肝を抜いた2012年公開の映画『アイアン・スカイ』。ファンから1億円ものカンパが集まり映画製作にこぎつけ、その設定はもちろん、ブラックユーモアあふれる内容、そして迫力のバトルシーンが世界を魅了し、脚光を浴びた。そして今回も1.5億円という大金がファンからのカンパで集まり、前作を遥かに凌駕する超大作SFアクションが完成した!
『アイアン・スカイ』を生み出したフィンランドの鬼才ティモ・ヴオレンソラが監督を務め、新鋭女優ララ・ロッシが、主人公である月面基地の機関士を演じる。前作で人気を博した元月面ナチス青年団伍長レナーテ・リヒターをユリア・ディーツェが演じ、元月面ナチスの総統ウォルフガング・コーツフライシュは前回に続きウド・キア続投、また本作で初登場する第三帝国の総統アドルフ・ヒトラーも演じ、一人二役を務めている。ヴリル協会を構成するのは恐竜人間と化したオサマ・ビンラディン、マーガレット・サッチャー、ローマ法王、チンギス・ハーン、イディ・アミン、そしてスティーブ・ジョブズ!歴史上の超有名人たちによる暴挙の数々からも目が離せない!
2018年、人類は月面ナチスの侵略に勝利するも、自ら引き起こした核戦争で地球が荒廃してしまった。それから30年後、人々はナチスが建設していた月面基地で生き延びていた。しかし、月面基地のエネルギーは限界に達し絶滅の危機に瀕していた。人々が苦しむ姿に機関士のオビは胸を痛めていた。
ある日、地球から宇宙船が月に飛来。そこにはロシア人の乗組員のほか、死んだはずの月面ナチス総統ウォルフガング・コーツフライシュが密かに同乗しており、月面基地に忍び込むのだった。何の企みか、ウォルフガングはオビに人類を救う手段を打ち明ける。地球の深部には未開の世界が広がっており、そのエネルギー源を集約する“聖杯”を持ち帰れば人類は救われるというのだ。
未曾有の危機に瀕している人類を救うため、オビは仲間たちとともに<ロスト・ワールド>に向けて旅立つ。しかし、そこはナチス・ヒトラーと結託した秘密結社ヴリル協会が君臨する世界だった。ヤツらは人類絶滅を企て、恐竜とともに地底から攻めてくるッ!!
(2019年、フィンランド・ドイツ・ベルギー合作、上映時間:93分)
キャスト&スタッフ
監督:ティモ・ヴオレンソラ
脚本:ダラン・マッソン、ティモ・ヴォレンソラ
音楽:ライバッハ、トゥオマス・カンテリネン
出演:ララ・ロッシ、ウラジミル・ブラコフ、キット・デイル、トム・グリーン、ユリア・ディーツェ、ウド・キアほか
配給
ツイン
7月12日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
オフィシャル・サイト
http://ironsky-gyakushu.jp/ (外部サイト)
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