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2019-05-11 更新
見ると1週間後に呪い殺されるという「呪いのビデオ」の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を、中田秀夫監督が映画化した『リング』(98)。ビデオテープを介して、呪いが拡散されていくという衝撃的な設定は、観た者の「自分の元にも……」という恐怖を掻き立て大ヒットを記録、のちに続くJホラーブームの火付け役となるとともに、長い黒髪に白いワンピースをまとい、井戸やテレビから這い出る“貞子”のキャラクター像は、「日本で最も有名な怨霊」として全世代に圧倒的な認知を持つほどの存在となった。
それから20年――、時代の変化と共に恐怖の形状を変えながら、日本のホラー映画界を牽引してきた『リング』シリーズ最新作が、若手実力派女優の池田エライザをヒロインに迎え、中田監督率いる伝説のオリジナルチームの手であらたに映画化! さらに『リング』『リング2』(99)に出演した佐藤仁美が、当時と同じ倉橋雅美役で出演し、現在と過去をつなぐ。
心理カウンセラーの茉優(池田エライザ)のもとに、ひとりの記憶障害の少女が入院してくる。やがてその少女は、1週間前に公営団地で起きた放火事件の犯人・祖父江(ともさかりえ)が人知れず生み育てていた子供であることが判明。少女と真摯に向き合う茉優だったが、次第に彼女のまわりで奇妙な出来事が起こり始める――。
一方、WEBマーケティング会社に勤める祐介(塚本高史)の薦めで動画クリエイターとなった、茉優の弟・和真(清水尋也)はアクセス数の獲得に焦るあまり、心霊動画を撮ろうとその火災跡に忍び込むが、動画をアップしたのちに消息を絶ってしまう。
茉優は拡散された動画を探し出し、再生してみると、和真の背後に長い髪の女が立っていて……。
(2019年、日本、上映時間:99分)
キャスト&スタッフ
原作:鈴木光司「タイド」(角川ホラー文庫刊)
監督:中田秀夫
脚本:杉原憲明
出演:池田エライザ
塚本高史、清水尋也、姫嶋ひめか、桐山 漣、ともさかりえ ほか
配給
KADOKAWA
5月24日(金) 全国ロードショー
オフィシャル・サイト
sadako-movie.jp (外部サイト)
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