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2019-05-04 更新
染谷俊之、芋生 悠、稲葉雄介監督
映画に舞台に大活躍中のイケメン俳優・染谷俊之が自由で無職の“超”自己チュー男・カタギリを演じ、そのカタギリに振り回される優柔不断なヒロイン・サチコを数々の話題作に出演する次世代のミューズ・芋生 悠が演じる、不器用で痛々しい恋する2人のロードムービー『恋するふたり』が5月3日(金・祝)よりシネリーブル池袋にて公開が始まった。公開初日には染谷俊之、芋生 悠、稲葉雄介監督が舞台挨拶を行った。
2年前のGWは車関係の撮影をしていたと当時を懐かしむ稲葉監督の発言から舞台挨拶が始まった。
主演・カタギリを演じた染谷は初日満員の会場に感謝。本作の撮影の印象について聞かれた染谷は「まず台本をもらった時に尋常じゃない台詞量にまず驚愕しまして。長回しでの撮影が大変だった」と当時を振り返る。また、役柄についても「カタギリの台詞自体がセリフセリフしいというか。これどうナチュラルに言おう、と思って結構葛藤した」と悩んだことを明かした。「いい選択だ。とか言わないですもんね」と会場の笑いを誘った。
芋生は自分を振り回したカタギリについて、演じた染谷自身は逆に空気を読める人だとしつつ、「本当に旅をしているみたいな感覚だったので、ふたりのシーンばっかりだし、ふたりで何とかしなきゃっていう感じでした」と振り返った。2年前の撮影当時は19歳だったことに話は移り、染谷は「今日楽屋入ったらまず大人っぽくなったねーって。親戚のお兄ちゃんみたいになってましたね」と語り、芋生は照れ笑いを浮かべた。そして、本作がロードムービーであるにもかかわらず、実は車の免許を今も持っていないことを明かし、「あれはスタッフさんたちが車自体を引っ張ってくれて、私は運転できてる感だけすごい研究しました」と苦笑い。後に染谷や監督も運転免許を持っていないことが発覚。「じゃあ3人で(免許を)取りに行きますか」と芋生がふたりを誘う場面もあった。撮影の運転シーンの中では、ガタイのいい男のスタッフが芋生のカツラを被って代役を務めることもあったようで、当時を思い返しつつ染谷と笑顔を見せた。
監督は「ふたりの取り合わせみたいなものが一番のこの作品の核で、このふたりでやらせてもらえてよかった」としみじみと語る。「このふたりは自分たちのペースでしか行けない、高速道路を走ることができないふたりだと思う」とし、「ラストシーンにて高速道路の下というロケーションで撮影ができ、自分の能力を超えて、みんなで一緒に作っていくんだと体感できた」と当時のことを振り返った。
世間はGW真っただ中ということで、GWに芋生をドライブデートに誘うプランを染谷と監督が発表し合うという企画を行った。染谷はフリップに「江の島から鎌倉から」と記入。海に行きたいとし、江の島から鎌倉を巡るデートプランを披露。芋生が美術部だったことにも触れ、鎌倉の美術館へ訪れる予定であることを話すと、芋生も笑顔を見せた。一方、稲葉監督のフリップには「芋生畳店」の文字が。芋生の実家が畳屋であることに触れ、車で芋生の実家を訪れるプランを披露。芋生の厳正なる審査の結果、芋生は染谷のプランをチョイスし、会場は拍手に包まれた。
最後に監督からは「これからもこのふたりをどうぞよろしくお願いします」と染谷・芋生の親目線でコメント。芋生は「“こういう映画あるんだよ”といろいろな人にお勧めできる映画だといいな」と語り、染谷は大阪や名古屋の公開にも触れつつ「これからまだまだ続くので『恋するふたり』の応援をこれからもよろしくお願いします」と締めくくった。
(オフィシャル素材提供)
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