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『うちの執事が言うことには』完成披露試写会

2019-04-20 更新

永瀬 廉（King ＆ Prince）、清原 翔、神宮寺勇太（King ＆ Prince）、優希美青、神尾楓珠、矢柴俊博、村上 淳、吹越 満、久万真路監督

配給：東映
令和元年！５月17日(金) 全国ロードショー
© 2019「うちの執事が言うことには」製作委員会

• 作品紹介

　映画『うちの執事が言うことには』の完成披露試写会が都内で行われ、舞台挨拶に永瀬 廉（King ＆ Prince）、清原 翔、神宮寺勇太（King ＆ Prince）、優希美青、神尾楓珠、矢柴俊博、村上 淳、吹越 満、久万真路監督が登壇した。壇上には豪華に花が飾られており、名家が舞台のストーリーにちなんだ華麗な演出がされていた。

　本作は、シリーズ累計発行部数110万部を突破した、高里椎奈氏の同名小説の映画化。名門・烏丸家の第27代当主・花穎（かえい・永瀬）は、頭脳明晰で特別な色彩感知能力を持っており、そんな花穎が仏頂面の新米執事・衣更月蒼馬と共に、烏丸家に降りかかる災難に向き合う姿が描かれるミステリー作品。

　映画初主演を務めた永瀬（King ＆ Prince）は、撮影は昨年の今頃に行われたことを明かし、「１年越しの公開、やっとこの日を迎えるとことが出来て、ニヤニヤがとまらないですね！」と満面の笑み。また、「たくさんの方々に支えられて楽しくできた現場でした」と監督やスタッフなど周りの多くの人々に支えられて映画が完成したことに感謝を述べた。

　永瀬とKing ＆ Princeの同メンバーとして活躍している神宮寺は「廉が、一緒に（台本の）読み合わせをしょうというので、彼の家に行ったのですが、ジェンガが置いてあったので合間にゲームしたのですが、めちゃくちゃ強かった！」と撮影前のエピソードを語った。永瀬は、その読み合わせの時に「クライマックスのシーンで（神宮寺が）目を瞑って、メチャメチャ集中していたんです。『話し掛けんな』オーラ満載で、見たことない姿でした」と神宮寺の新たな一面を発見したことを明かした。神宮寺は「とても貴重な経験をさせていただきました」と感謝の気持ちを述べていた。神宮寺は、劇中で大学生でありながら企業家、パティスリー「アントルメ・アカメ」のオーナー・赤目刻弥（ときや）役を務めている。

　新米執事役を務めた清原は「King ＆ Princeのデビューをまたいで撮影を行っていたのですが、記念すべき時に立ち会えたことが嬉しいです」と笑顔で語った。

　ハウスキーパー代理を務める雪倉美優役を務めた優希は「現場はすごく楽しかったです。永瀬さんは人見知りと聞いていましたが、座長としてしっかりされていました」と永瀬の座長ぶりを称賛した。そんな優希のコメントに神宮寺は「（永瀬が）人見知りってウソですからね！」とすぐ反応し突っ込みを入れたのだが、永瀬は「イヤイヤ……。今の話を聞いて、ニヤニヤがとまらないです。本日２回目のニヤニヤです」と余裕の笑顔でかわしていた。

　美優の兄の雪倉峻役を務めた神尾も「廉（永瀬）は今回が映画初主演ですが、みんなの中心になってコミュニケーションをとってくれた」と優希の言葉に同調し、「僕は３人（永瀬・清原・神宮寺）の関係性ができているところで撮影に参加したのですが、廉が積極的に輪に入れるようにしてくれたんです」と永瀬が気遣ってくれたことに感謝した。

　久万監督は「この１年で若手の皆さんがすごく成長しているので、懐かしい。フレッシュで生き生きとしているものが撮影できたので、去年撮れたのがすごく良かったと思う」と手ごたえを語った。

　最後に永瀬は「今回、初主演を務めさせていただいて、自分のなかで強く思ったことは、もっと演技を勉強したいということです。監督やスタッフさんをはじめ、キャストの方々が本当に優しくて温かかった。すごい良い意味で、主演と気負わずに自分らしく演技ができた現場でした。初主演映画がこの作品で心から良かったと思っています」と感謝の思いをかみしめた。

（取材・文・写真：Sachiko Fukuzumi）

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