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2019-03-13 更新
自然世界への畏敬を独自の漫画表現で読者を魅了し続ける漫画家・五十嵐大介の「海獣の子供」を、映画『鉄コン筋クリート』で第31回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、そのハイエッジな映像表現で確固たるブランドを築いてきたSTUDIO4℃がついに映像化。映画『海獣の子供』が6月7日(金)に全国公開となる。
芦田愛菜、石橋陽彩、窪塚愛流ら期待の若手キャストの出演決定が話題となっているが、この度、本作の追加声優キャストとポスタービジュアルが解禁となった。
主人公「琉花」の父親で水族館に勤務する安海正明役に稲垣吾郎、娘とも夫とも関係がうまくいかない琉花の母親・安海加奈子役に蒼井 優、琉花が所属するハンドボール部の先生役に渡辺 徹、世界中を航海しながらジュゴンに育てられた兄弟「海」と「空」を見守る不思議な人物・デデ役に富司純子が決定!
2006年公開の『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』以来の長編アニメーション映画への出演となる稲垣吾郎は、「この映画は、誰にとっても分かりやすい、単純明快なエンターテインメント作品というわけではありません。大人が観ても考えさせられるような深遠さがあり、子どもが観たら理屈を超えたところで、感じるものがちゃんとある作品になっています。僕も幼少の頃に観て『僕にはまだまだ分からない部分があるな』と思った映画でも、いまだに、ひとつのシーンやキャラクターの声が鮮明に脳裏に残っている作品があったりします。この映画も、いまの子どもたちにとってそういう作品の一つになってくれたらいいなと思っています」と父親役ならではの想いをコメント。
また、原作「海獣の子供」の大ファンだったという蒼井 優は「収録にあたり本編映像を少し観たのですが、原作を読んでいた時に自分の頭の中で思っていた以上の“色”に溢れていて、想像をはるかに超えて凄いことになっていました」といちファンとしてアニメ化への高まる期待値をコメント。2006年公開の『鉄コン筋クリート』以来となるSTUDIO4℃作品参加にあたって、「『鉄コン筋クリート』の「シロ」という少年役から出発して、13年後の『海獣の子供』ではお母さん役。STUDIO4℃作品に戻って来られて素直に嬉しいです」と喜びを語った。
さらに、アニメーション映画初出演となる渡辺 徹は、「中学二年生の、ガラスのような繊細さと人間としての不安定さを持ったヒロインに教師としてどう向き合うのか。優しく言い含めるのか、厳しく突き放すことで向き合う優しさが良いのか、子育ての永遠のテーマでもありますが、自分自身の経験も反映しながら役作りを考えました」とコメント。
2009年公開の『サマーウォーズ』以来の声優挑戦となる富司純子は「詩的で哲学的な台詞が多く、普通の話し言葉とは違っていたので緊張して挑みましたが、私の魂を声としてデデに注ぐことが出来たと思っています」と本作の手応えを語った。
そして、待望のポスタービジュアルも解禁! 「一番大切な約束は、言葉では交わさない」というキャッチコピーのもと、神秘的な大水槽の前で佇む琉花の姿が印象的で、海から宇宙へと無限に広がる空間がこれから始まる生命の壮大な物語を予感させるものになっている。
◆ 琉花の父・安海正明(あずみまさあき)役/稲垣吾郎 コメント
この映画は、誰にとっても分かりやすい、単純明快なエンターテインメント作品というわけではありません。
大人が観ても考えさせられるような深遠さがあり、子どもが観たら理屈を超えたところで、感じるものがちゃんとある作品になっています。
僕も幼少の頃に観て「僕にはまだまだ分からない部分があるな」と思った映画でも、いまだに、ひとつのシーンやキャラクターの声が鮮明に脳裏に残っている作品があったりします。この映画も、いまの子どもたちにとってそういう作品の一つになってくれたらいいなと思っています。
◆ 琉花の母・安海加奈子(あずみかなこ)役/蒼井 優 コメント
とにかく画がきれいで、ページを開くだけで海の底に連れて行ってくれる原作が大好きでした。ずっと前からこの世界をスクリーンで観たい!と本当に思っていたので、今回お話をいただいたときには、絶対やりたい!と即答させていただきました。
『鉄コン筋クリート』の「シロ」という少年役から出発して、13年後の『海獣の子供』ではお母さん役。STUDIO4℃作品に戻って来られて素直に嬉しいです。
収録に当たり本編映像を少し観たのですが、原作を読んでいた時に自分の頭の中で思っていた以上の“色”に溢れていて、想像をはるかに超えて凄いことになっていました。生きていることにもう一度ワクワク出来る作品なので、たくさんの人に観ていただきたいです。
◆ 先生役/渡辺 徹 コメント
とてもきれいな絵とともに、命のことを深く感じることができる大人版のおとぎ話のような作品だと思いました。中学二年生の、ガラスのような繊細さと人間としての不安定さを持ったヒロインに教師としてどう向き合うのか。優しく言い含めるのか、厳しく突き放すことで向き合う優しさが良いのか、子育ての永遠のテーマでもありますが、自分自身の経験も反映しながら役作りを考えました。
◆ デデ役/富司純子 コメント
『海獣の子供』のお話を頂いて映像を拝見しましたら、水族館や海の描写がとってもきれいで、水族館に一緒に遊びに行く孫にぜひ観てもらいたいと思い、お引き受けしました。
『サマーウォーズ』以来の声のお仕事で、今回演じたデデは、世界中の海や神秘、生命、宇宙のすべての命が生まれる秘密みたいなものを追及していく強い信念を持った女性でとても魅力的でした。詩的で哲学的な台詞が多く、普通の話し言葉とは違っていたので緊張して挑みましたが、私の魂を声としてデデに注ぐことが出来たと思っています。
(オフィシャル素材提供)
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