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2019-02-15 更新
英題:If Beale Street Could Talk前作『ムーンライト』で、『ラ・ラ・ランド』を抑え第89回アカデミー賞®作品賞に輝いたバリー・ジェンキンス監督の最新作は、彼がずっと映画化を夢見ていたジェイムズ・ボールドウィン原作、1970年代ニューヨークに生きる若きカップルの愛の物語。
昨年のトロント国際映画祭でお披露目されると観客の熱狂的な支持を得て観客賞次点1位、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞脚色賞、助演女優賞を受賞、アメリカ映画協会賞作品トップ10他、数々の映画賞を席巻。第76回ゴールデン・グローブ賞では作品賞〈ドラマ部門〉、脚本賞、助演女優賞にノミネートされ、見事助演女優賞を受賞。そして本年度アカデミー賞®では見事、脚色、助演女優、作曲賞の3部門にノミネートされ大きな注目を集めている。
黒人作家としてアメリカ文学に金字塔を打ち立て、キング牧師らと共に公民権運動の旗手としても活躍したジェイムズ・ボールドウィン。彼が70年代に書いた「ビール・ストリートの恋人たち」(早川書房刊)。映画化にあたり『ムーンライト』と同じプランBが製作に名を連ね、同作でアカデミー賞®にノミネートされた撮影、音楽のチームが再び集結し、この上なく官能的な映像美とロマンティックな世界を作り上げた。
無実の罪で投獄された恋人のために身重な体で懸命に闘うヒロイン、ティッシュ役に新鋭キキ・レイン。ティッシュの恋人ファニー役に『栄光のランナー/1936ベルリン』で注目を集めたステファン・ジェームス。娘のティッシュを支える優しくも力強い母親シャロンには、2015年にドラマ・シリーズ「アメリカン・クライム」でエミー賞助演女優賞に輝いたレジーナ・キング。すでにこの役でゴールデン・グローブ賞の助演女優賞も受賞しており、アカデミー賞®の助演女優賞も本命視されている。実力派の黒人キャストたちに加え、ドラマ「ナルコス」のペドロ・パスカル、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)のディエゴ・ルナ、『グランド・イリュージョン』(13)のデイヴ・フランコが出演するなど、脇を固めるアンサンブル・キャストも見逃せない。
1970年代、ニューヨーク。幼い頃から共に育ち、強い絆で結ばれた19歳のティッシュと22歳の恋人ファニー。
互いに運命の相手を見出し幸せな日々を送っていたある日、ファニーが無実の罪で逮捕されてしまう。
二人の愛を守るため、彼女とその家族はファニーを助け出そうと奔走するが、様々な困難が待ち受けていた……。
(2018年、アメリカ、上映時間:119分)
キャスト&スタッフ
原作:ジェイムズ・ボールドウィン「ビール・ストリートの恋人たち」(早川書房刊)
監督・脚本:バリー・ジェンキンス
出演:キキ・レイン、ステファン・ジェームス、レジ―ナ・キングほか
配給
ロングライド
2月22日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
オフィシャル・サイト
longride.jp/bealestreet/ (外部サイト)
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