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2019-02-14 更新
上白石萌音、杉野遥亮、横浜流星、川村泰祐監督
映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』の完成披露試写会が都内で行われ、主演の上白石萌音、共演の杉野遥亮、横浜流星、メガホンをとった川村泰祐監督が出席してクロストークを繰り広げた。
本作は、コミックス累計発行部数1088万部を突破する、渡辺あゆの人気少女コミック「L・DK」の実写映画化。女子高生の西森 葵(上白石)と学校一のイケメン久我山柊聖(杉野)が密かに同居していたところに、柊聖のいとこ・久我山玲苑(横浜)が加わり、3人での同居生活がスタートすることに……。2014年に剛力彩芽、山崎健人主演で公開され、劇中に登場する「壁ドン」がその年のユーキャン新語・流行語大賞トップ10に選ばれるほど社会的な現象を巻き起こした。
当日は、50倍の倍率を勝ち抜いて招待されたという観客に迎えられ、会場からキャスト陣が登場。大きな歓声で迎えられた。
恋愛映画で初主演、西森 葵役を務めた上白石は「“私が少女漫画のヒロインをやるわけがない、絶対嘘だろう”と思いました。しばらく信じられなかったです」と出演オファーが来た時の気持ちを素直に語った。不安とプレッシャーと闘いながら日々撮影に挑んだことを告白した。共演した杉野と横浜については「お2人ともとても紳士で。なんて器の大きい方たちなんだろうと思いました。お2人には感謝しかありません」と感謝の気持ちを伝えた。
川村監督は「この3人がめちゃくちゃ好きになる映画。エンドロールに流れる上白石さんの主題歌も素晴らしいので最後まで楽しんでください」とアピール。さらに、「上白石さんが本当に可愛いんです。見るたびにキュンキュンするシーンがあります」とキャスト陣を絶賛した。
横浜は「帰国子女の役なので英語のレッスンを頑張りました。それと、バスケの練習もたくさんして……」と役作りについて説明。すると、杉野が「練習初日に突き指したんですよ」と横浜の怪我を暴露。横浜は「言わないでくださいよ!」と大慌て。そんな姿に、観客席からは「かわいい!」と歓声が上がった。劇中の2人のバスケットシーンはかっこよくて見応え十分。上白石も絶賛していた。
2014年に公開された前作で、「壁ドン」が社会現象にもなった。今回も「壁ドン」シーンは健在だが、上白石と杉野は身長差が激しく、壁ドンやキスシーンに苦戦したという。杉野は「試行錯誤しながら……」と当時の体勢をその場で再現してみせて会場に笑いを提供した。上白石は「背伸びじゃ足りなくて、私が箱に乗るとか……。結構苦労しました」と語っていた。
また、横浜の場合は「勢い良く、そして距離感をすごく近くして、それが“ハイブリッド壁ドン”になりました。壁ドンプラス顎クイとか……」と笑顔で、新たな壁ドン(ハイブリッド壁ドン)シーンに挑んだことをアピールした。
この日はバレンタイン直前のイベントということで、上白石の手作りをチョコを巡って、杉野と横浜がハート型チョコレートに女子を胸キュンさせる愛のメッセージをその場で描いて、上白石に選んでもらうというコーナーが。
杉野は、「大切」とメッセージを書き、「一番最初に出てきたのが『大切な存在』というのが素直な気持ちで……本当は『好き』とか『ちゅき』とかまで考えたんですけど」と経緯を明かして、会場から黄色い声援を浴びた。
一方、横浜は「大好き」のメッセージとともに「大好き。付き合って」と告白して勝利を手にした。横浜を選んだ理由について上白石は「言葉とかではなくて、注目ポイントは頑張った痕跡。そして拭いきれぬマヨネーズ感(笑)。不器用なりに本当に頑張ったんだなって……」と笑顔で説明した。
最後に上白石が「去年の寒い季節に撮った作品です。どうやったらキュンキュンしていただけるかと考えながら作った作品です。ご覧になって、ドキドキ、キュンキュンして温かい気持ちのまま帰ってください」と客席にメッセージを伝えた。
(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)
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