このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Media Playerをダウンロードする
2018-12-05 更新
原題:Jusqu'à la garde長編初監督ながら卓越した演出力で俳優からリアルで自然な演技を引き出し、世界各国で注目と賞賛を浴びている、“もう一人の”グザヴィエ監督。2013年にフランス映画祭で上映された同監督の短編『すべてを失う前に』(12)はアカデミー賞®短編部門にノミネートされるなど実力はかねてから評価されていた。
今作は同じテーマを同じキャストを使って長編化した渾身の一作。離婚した夫婦とその子供の家族の関係を描きながら、張り詰めた緊張感が終始途切れず最後まで続き、観る者を圧倒する。
車の音、エレベーターの音、暗闇など、身近な物音を効果的に使い、観客の想像力を最大限に引き出す手腕は見事!サスペンスを超える傑作ドラマが誕生した!
両親が離婚したため、母ミリアム、姉と暮らすことになった11歳の少年ジュリアン。離婚調整の取り決めで親権は共同となり、彼は隔週の週末ごとに別れた父アントワーヌと過ごさねばならなくなった。
母ミリアムはかたくなに父アントワーヌに会おうとせず、電話番号さえも教えない。アントワーヌは共同親権を盾にジュリアンを通じて母の連絡先を突き止めようとする。
ジュリアンは母を守るために必死で父に嘘をつき続けるが、それゆえに父アントワーヌの不満は徐々に溜まっていく。家族の関係に緊張が走る中、想像を超える衝撃の展開が待っていた。
(2017年、フランス、上映時間:93分)
キャスト&スタッフ
監督・脚本:グザヴィエ・ルグラン
製作:アレクサンドル・ガヴラス
撮影:ナタリー・デュラン
出演:レア・ドリュッケール ドゥニ・メノーシェ トーマス・ジオリア マティルド・オネヴほか
配給
アンプラグド
1/25(金) 新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
オフィシャル・サイト
Julien-movie.com (外部サイト)