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モトーラ世理奈主演『Memories』
ロサンゼルス日本映画祭で最優秀アート映画賞受賞!

20189-08-23 更新

Memoriesmemories


 日本映画を通して、アメリカの人々に広く日本文化を伝えるロサンゼルス日本映画祭(JAPAN FILM FESTIVAL LOS ANGELS)のショート・フィルム・コレクションで、映画『MEMORIES』の世界初上映が行われた。作品の持つ独創性が高く評価され、ロサンゼルス日本映画祭最優秀アート映画賞を獲得。檀上で製作のRryRyu、プロデューサーの嶋田 豪、今関あきよし監督が喜びを語った。

 幻想音楽映画『Memories』は、目に見える重く冷ややかな現実世界で、生きることの息苦しさを感じている少女の心の葛藤を、詩的な映像と個性的なキャラクターたちで描く、ノスタルジック・ファンタジー作品。主演にはシルク・ドゥ・ソレイユでバイオリニスト、音楽監督として大舞台を作り上げるメンバーとして参加しているポール・ラザー(Paul Lazar)。そのポールが本作の音楽監督も兼任している。そして今、若手女優の中で注目株のモトーラ世理奈が一人三役を演じている。

 モトーラ世理奈は、2020年2月に公開が決定した今関あきよし監督最新作『恋恋豆花(れんれんどうふぁ)』でもヒロインを演じ、今関作品に二作品連続主演。『恋恋豆花』は、恋愛も人間関係もつまらなくなり大学中退を考えている主人公・奈央(モトーラ世理奈)が、父の3度目の結婚相手である女性・綾とともに台湾旅行に出るさまを描いている。モトーラ世理奈は、『恋恋豆花』のクランクアップ直後に、『MEMORIES』の現場に臨んだ。『MEMORIES』はアナログフィルムの独特な質感をこの映画で再現するため、今では希少な8ミリフィルムを重要な場面で使用して、斬新な映像世界を表現している意欲作。

 公開は2020年を予定している。


【嶋田 豪(プロデューサー) コメント】

 ロサンゼルスで、14年も日本映画の紹介に尽力しているのは、並大抵のことではないです。続けてくださってありがとうございます。映画祭で賞を頂いたことを感謝いたします。


【RyuRyu(企画・製作) コメント】

 現在、「キュリオス」の公演でシンガポールにいるシルク・ドゥ・ソレイユのポール・ラザーがこの映画に大変協力してくれました。ポールに早速伝えます。



映画『Memories』

(2019年、日本)

 ■監督:今関あきよし
 ■脚本:小林弘利
 ■企画・製作:RyuRyu、嶋田 豪
 ■音楽監督・作曲・アレンジ:ポール・ラザー
 ■出演:ポール・ラザー、モト-ラ世理奈、鈴木聖奈、石綿日向子


 ■公開表記:製作・配給 アイエス・フィールド
 2020年公開予定



(オフィシャル素材提供)



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