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2018-11-14 更新
童謡の誕生から100年、稀代の天才詩人・北原白秋の波乱に満ちた半生と、秀才音楽家・山田耕筰との友情を描いた映画『この道』が、2019年1月11日(金)より全国公開となる。
トンデモナイ甘ったれで女たらしでありながら、どこか憎めない北原白秋を演じるのは今や日本映画界に欠かせない存在となっている大森南朋。そして、日本初のオーケストラを創設し西洋音楽の普及に貢献した作曲家・山田耕筰役に、マーティン・スコセッシ監督『沈黙-サイレンス-』でハリウッドデビューも果たしたAKIRAが熱演。今回、バイオリンやピアノの演奏、更には合唱団の指揮に初挑戦している。
波乱の多い白秋の人生の中、そばで支える白秋の妻に貫地谷しほり、松本若菜、また、白秋を見守る与謝野晶子役に羽田美智子がそれぞれ演じ切り、作品を一層華やかに彩ります。「この道」、「からたちの花」、「ペチカ」、「赤い鳥小鳥」……誰もが口ずさむことができる童謡の数々。それまで、ドイツ民謡に日本語の歌詞を乗せた童謡しかなかった時代に、日本人による日本人のための新しい「歌」を誕生させた二人の天才を、佐々部清監督が丹念に描く。
九州柳川から文学を志し上京した北原白秋。隣家の美人妻・俊子に気もそぞろ。逢瀬を俊子の夫に見つかり姦通罪で入獄。
白秋の才能を眠らすまいと与謝野夫妻が奔走し釈放されるが、恩も顧みずのうのうと俊子と結婚。その刹那、俊子は家出、白秋は入水自殺を図るが蟹に足を噛まれ断念。
そんなおバカな白秋と洋行帰りの音楽家・山田耕作に鈴木三重吉は童謡創作の白羽の矢を立てる。才能がぶつかり反目する二人だが、関東大震災の惨状を前に打ちひしがれた子供たちを元気づけるため、手を取り合い数々の童謡を世に出す。
。しかし、戦争の暗雲が垂れ込める中、子供たちを戦場に送り出す軍歌を創るよう命ぜられた二人は苦悩の淵に……。
(2019年、日本、上映時間:105分)
キャスト&スタッフ
監督:佐々部清
脚本:坂口理子
音楽:和田 薫
主題歌:EXILE ATSUSHI
出演:大森南朋、EXILE AKIRA、貫地谷しほり、松本若菜、小島藤子、由紀さおり、安田祥子、津田寛治、升毅、柳沢慎吾、羽田美智子、松重 豊ほか
配給
HIGH BROW CINEMA
2019年1月11日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
オフィシャル・サイト
konomichi-movie.jp/ (外部サイト)
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