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2018-10-06 更新
波瑠、西島秀俊、岡山天音、深水元基、中村倫也、濱田マリ、柄本 明、波多野貴文監督
映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』のプレミア上映会が都内にて行われ、舞台挨拶には波瑠、西島秀俊、岡山天音、深水元基、中村倫也、濱田マリ、柄本 明、メガホンをとった波多野貴文監督が出席した。
小森陽一氏による小説「オズの世界」を原作に実写映画化。遊園地を舞台にした本作は、主人公の波平久瑠美(波瑠)が、“魔法使い”と呼ばれる風変わりなカリスマ上司・小塚慶彦(西島)や、一癖も二癖もある従業員たちに囲まれながら仕事をする中で成長していく姿を描いたお仕事エンターテインメント作品。
撮影は、熊本県に実在する遊園地グリーンランドで1ヵ月かけて行われた。波瑠は「ビックリするくらいすごく広くて大きな遊園地で、アトラクションの数も多くて……。撮影の空き時間に乗りに行ったのですが、遊びきれませんでした。もうスケールが違いますね!」と振り返る。さらに「めちゃめちゃ暑かった! 熊本の夏は痺れました!」と撮影時和振り返った。波瑠は一流のホテルに就職したはずが、地方の遊園地への配属辞令を受けた波平久瑠美役を務めている。
波瑠と西島は本作が初共演となる。西島について波瑠は「お会いするのが初めてで、すごい厳しい方なんじゃないかと思っていましたが……」と前置きし、「今回、作品の中ですごく笑っているのを見て、すごく不思議なものを見ている気持ちになりました」と明かす。西島は「笑ってる役もやってるから!」と笑顔で弁解して、会場を笑いに包んだ。完成品を観たという西島は「たしかに今回は公安でもないし、殺し合いもしていない。非常に珍しい」とコメント。西島のチャーミングな笑顔はぜひ劇場のスクリーンで。
映画は熊本の遊園地・グリーンランドで撮影され、キャスト陣は遊園地の制服を着ての撮影で、お客さんからよく従業員に間違えられたという。岡山は、遊園地のお客さんから「アトラクションの場所を聞かれた」。柄本も「写真を撮ってくださいと頼まれた」と撮影時を振り返っていた。一方、遊園地の従業員役ではなく、波瑠の恋人役を演じた中村は、「空き時間にソフトクリームを食べながら、動物とのふれあい広場で鴨とフラミンゴをずっと見ていて、のほほ~んと癒されていました」と話した。
イベント終盤には、熊本の大人気ゆるキャラのくまモンが花束を持って登場。波瑠に花束を渡して会場を盛り上げた。
最後に波瑠が「楽しく仕事がしたいというメッセージが届いたら嬉しい。観た後に、皆さんの背中をちょっとでも押せたら……」と作品をアピールした。
(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)
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