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2018-09-06 更新
岩田剛典、杉咲 花、須賀健太、芦名 星、大政 絢、柴山健次監督
映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』の完成披露プレミア試写会が都内で行われ、舞台挨拶に岩田剛典(EXILE/三代目 J Soul Brothers)、杉咲 花、須賀健太、芦名 星、大政 絢、柴山健次監督が出席した。また、舞台挨拶前に行われたパーフェクトカーペットイベントでは主演の岩田剛典と杉咲 花が出席してファンとの触れ合いを楽しんだ。
本作は、有賀リエの同名人気漫画「パーフェクトワールド」(「Kiss」連載中/講談社)の実写映画化。事故にあって車椅子生活を送る建築士・鮎川 樹(岩田)と、彼を一途に思い続けるインテリアコーディネーター・川奈つぐみ(杉咲)の切ない純愛が描かれる。
舞台挨拶前に行われたパーフェクトカーペットでは、岩田と杉咲が華やかに登場し、“ハッピーバルーンシャワー”を浴び、恋人たちの真実の愛を固く結ぶ“南京錠”を施錠し、“幸福の鐘”を鳴らして会場を沸かせた。
樹役を務めた岩田は「初めて障害と向き合う役を演じました。命や人生の大切さを教えてくれる作品です」と作品について話す。一方、つぐみ役を務めた杉咲は「これまでは悲しい過去を背負った役が多くて、こういうラブストーリーには縁がないと思っていました。新しいことに挑戦させていただいて嬉しく思います」と喜びを語った。
岩田は、役作りについて「車いすでバスケのシーンがあって、競技バスケを特訓しました。想像以上に過酷で、普段使っていない部分の筋肉に負担がかかって、あっちこっちが痛かった。腕と首の筋肉痛がすごかったです」と苦労を吐露した。
杉咲は、役作りについては「初めての社会人役で、どうやったら大人っぽく見せられるかってことも自分の中の目標でした。監督から『天真爛漫でいてください』というアドバイスをいただいて、衣装やメイクで大人っぽくしていただきました」と初の社会人役への思いを語った。
岩田は「花ちゃんとは9歳くらい年齢差があるので、親子に見えないかと……。冗談です(笑)。花ちゃんと柴山監督の3人で毎回話し合って、微調整していき、クリエティブな時間を持つことが出来ました」と撮影を振り返っていた。
岩田・杉咲・大政は劇中で高校時代も演じ、制服姿を披露しているのだが、現在29歳の岩田は「本当に勘弁していただきたかった」と苦笑しつつも「男子校だったので学ランしか着たことなかったのに、今回人生初のブレザーを着ることができました」と笑顔も見せた。また、27歳の大政も「花ちゃんと並ぶと恥ずかしくて仕方がなかった。申し訳ない気持ちで……」と大テレだった。
劇中のデートシーンのエピソードについていて聞かれた岩田は「2人でソフトクリームを食べるシーンがあって、その時のイナゴアイスが印象に残っています。シンプルなバニラソフトにイナゴが突き刺してあるのですが、見た目が……」と顔をしかめる。杉咲も「イナゴってバッタなんですが、バッタがソフトクリームにのっているんですよ。それは衝撃的でした!」と岩田に同調した。
最後に杉咲が「大切な人を大事に思える作品です。この映画が、大事な人を思うきっかけになってくれたら嬉しいです」。岩田は「この秋最高に切ないラブストーリーになっています。愛の力で障害を乗り越えていく姿には、世代を問わず心を打たれると思います」とメッセージを伝えた。
(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)
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