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2018-08-28 更新
『また、同じ夢を見ていた』、『よるのばけもの』(双葉社刊)、『か「」く「」し「」ご「」と「』(新潮社刊)『青くて痛くて脆い』(KADOKAWA刊)……数々の話題作で知られる小説家・住野よる。『君の膵臓をたべたい』はそのデビュー作にして、代表作だ。小説投稿サイトでの公開を経て、双葉社より2015年6月に書籍化。タイトルの印象的なフレーズと、切なくも美しい内容で刊行直後から大きな反響を巻き起こし、累計発行部数は260万部を超える。2017年7月には実写映画が公開され、こちらも大ヒットを記録。『キミスイ』の衝撃は、刊行から3年以上の月日が経った今も深く、静かに広がり続けている。そして2018年9月。満を持して、劇場アニメ映画が全国公開されることとなった。
主人公である「僕」を演じるのは、映画『PとJK』『散歩する侵略者』などで確かな実力を示し、今年発表された第72回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞を受賞した注目の俳優・高杉真宙。ヒロインである山内桜良は、数々のテレビアニメや吹き替えで活躍中の若手人気声優・Lynnが担当。ふたりを取り巻く登場人物には、藤井ゆきよ、内田雄馬、福島 潤、田中敦子、三木眞一郎ら豪華声優陣が参加。さらに、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をはじめ数多の賞に輝き、近年もNHK連続テレビ小説『ひよっこ』などで素晴らしい存在感を見せている女優・和久井映見が、桜良の母を演じる。
アニメーション制作を手がけるのは、『うしおととら』のスタジオヴォルン。監督を務めるのは、『ワンパンマン』『ALL OUT!!』などで主要スタッフのひとりとして作品を支え、今作で監督デビューを飾る新進気鋭の才能・牛嶋新一郎。今作では原作者の全面協力のもと、脚本も自ら手がけ、活字で描き出された作品世界を、丁寧な手つきで映像表現へと変換している。充実のキャスト・スタッフ陣が集結し、アニメならではの繊細な表現で描かれる『キミスイ』の世界。この秋、最も美しい「春」が、スクリーンに咲き誇る。
他人に興味をもたず、いつもひとりで本を読んでいる高校生の「僕」。
そんな「僕」はある日、『共病文庫』と記された一冊の文庫本を拾う。それは、天真爛漫なクラスの人気者・山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女が膵臓の病気で、余命いくばくもないことが記されていて……。
病気を隠して日常を過ごす桜良と、その秘密を知った「僕」。
――二人の距離には、まだ名前がない。
(2018年、日本、上映時間:108分)
キャスト&スタッフ
原作:住野よる「君の膵臓をたべたい」(双葉社 刊)
原作イラスト:loundraw
監督・脚本:牛嶋新一郎
キャラクターデザイン・総作画監督:岡 勇一
美術監督:小川友佳子
音楽:世武裕子
アニメーション制作:スタジオヴォルン
オープニングテーマ・劇中歌・主題歌:sumika
声の出演:高杉真宙、Lynn、藤井ゆきよ、内田雄馬、福島 潤、田中敦子、三木眞一郎、和久井映見ほか
配給
アニプレックス
9月1日(土) 全国ロードショー
オフィシャル・サイト
kimisui-anime.com (外部サイト)
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