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舞台挨拶・イベント

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『私の人生なのに』初日舞台挨拶

2018-07-17 更新

知英、稲葉 友、落合モトキ、原桂之介監督

私の人生なのにwatashinojinsei 配給:プレシディオ
新宿バルト9ほか全国公開中!
© 2018『私の人生なのに』フィルムパートナーズ

 下半身不随になってしまった新体操スター選手の再生を描く青春映画『私の人生なのに』が7月14日、ついに全国公開された。同日には東京・新宿バルト9で初日舞台挨拶が行われ、主演の知英、共演の稲葉 友、落合モトキ、そして原桂之介監督が出席した。


 下半身不随となるも、音楽との出合いを通して人生を変えていく元新体操スター選手・金城瑞穂役の知英は、JYとして主題曲「涙の理由」も担当。「晴天で初日を迎え、主演として映画の主題歌も歌って、しかも今日楽曲が配信される。こんな日はもうないと思います」と感慨を口にし「歌を聴いていただき、映画を観たいと思ってもらえたらそれで十分嬉しい」とアピールした。

 劇中では役柄としてギターの弾き語りに挑戦しているが「ギターの弾き語りはずっとやってきたけれど、映画の撮影では緊張して、できるのかな?という不安もあった。練習を重ね、歌手のJYではなく役柄の瑞穂として歌う気分は新鮮でした」と新たな気持ちに。瑞穂を変えるきっかけとなる幼馴染・柏原淳之介役の稲葉は初共演の知英との現場を振り返り「知英すげえな!と思いながら過ごした」と言い、「現場も明るくしてくれるし、大変なシーンも大変な顔はしないし、可愛らしい一人の女性としてもいてくれた。もう頼りきりだった」と最敬礼。

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 アスレティックトレーナー役の落合は知英について「日本語が上手ですげえ!」と語学力に目を丸くし「さっきもヘアメイクさんに『アホ毛が気になる』と言っていて、日本でもそんな言葉知っている人少ないよ!と思った」と笑わせ、「重い役柄やシーンであっても、現場にいやすい環境を作ってくれました」と知英持ち前の明るい人柄に感謝していた。

 男性二人からリスペクトされた知英だが「稲葉演じた淳之介と落合演じた哲二はどんな男性だった?」と聞かれると、「哲二は何でも頼れる男性、淳之介は幼馴染で意地悪だけど嫌いになれない男性。両方とも愛らしい」と高評価も「私としてはその真ん中がほしい!」と爆弾発言。演じた稲葉と落合が「役柄の話だよね!?」と焦るのも気にせず、知英は「子供っぽい人……おせっかいすぎるのも……。真ん中がいい」と好みの男性トークとして結論を出し、稲葉を「役柄の話なんだけど……なんかごめんなさいという気持ち」とションボリモードにさせていた。

 また本作が、主演の瑞穂が新体操選手という夢を諦め人生の新たなステージに進んで行く物語でもあるため、「もし今の職業ではなく別の仕事をするなら?」という質問に知英は「10代からこの仕事しているので、ほかは思いつかないけれど」と悩んだ末に「動物が好きなので、動物園で働きたい。大変そうだけど、動物が好きなので、いろいろな動物を見ながら勉強したい」と飼育員に立候補。世話してみたい動物を聞かれると「パンダ! 大好き!」と即答で、稲葉から「そこは即答だね」と笑われていた。

 そんな稲葉は、教師という両親の影響もあり「小さい頃は教師になると思っていた。それが今ではこうやって舞台に立ってしゃべっています。中学の教員になって、生徒と接する人生も考えたりした」と意外な素顔告白。俳優として教師役はまだないそうで、「もし先生役が決まったら、両親からいろいろな話を聞きたい」と期待を込めた。落合は「競馬のゲート前で旗を振る人」、原監督は「美味しいピーマンにまつわる人」とそれぞれ個性的に答えた。

 最後に原監督は「エンドロールの最後まで楽しんで」と観客にメッセージし、知英も「歌詞も含めて、歌をぜひ聴いてほしい。重い映画ととらえないでほしいし、悲しい映画でもなく、ちょっとしたセリフが笑えたり、明るい気持ちになれるような映画です」と公開後の大きな広がりに期待を込めた。



(オフィシャル素材提供)




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