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作品紹介

トップページ > 作品紹介 鈴木家の嘘

2018-10-26 更新


鈴木家の嘘suzukikenouso
© 松竹ブロードキャスティング

イントロダクション

 母への嘘がばれないよう奮闘する父と娘の姿をユーモアたっぷりに描きつつ、悲しみと悔しみを抱えながら再生しようともがく家族の姿を丁寧に優しく紡ぐ感動作。家族の死と、そこからの再生という重厚なテーマを心に沁みいるハートウォーミングな喜劇に仕立てた、まったく新しい家族映画の傑作が誕生した。

 鈴木家の家長・幸男役に岸部一徳、母・悠子役に原日出子、引きこもりの長男・浩一役に加瀬亮が扮し、いずれも見事な演技を披露するほか、瀬々敬久監督作『菊とギロチン』で主演の女力士を演じ注目された新星・木竜麻生が長女・富美を演じ、瑞々しい輝きを放つ。そのほか岸本加世子や大森南朋ら演技派が個性的なキャラクターの親族を魅力的に演じ、画面を明るく彩る。

 『滝を見にいく』(沖田修一)、『恋人たち』(橋口亮輔)などを生み出した松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクト第6弾となる本作は、橋口亮輔(『恋人たち』)、石井裕也(『舟を編む』)、大森立嗣(『セトウツミ』)ら名匠たちの助監督を務めてきた野尻克己の監督デビュー作。脚本も、監督が自身の経験を基に手がけたオリジナルで、家族の再生をあたたかなユーモアで包みこんだ物語は岸部一徳ら名優たちをもうならせ、出演を快諾させた。


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ストーリー

 鈴木家の長男・浩一がある日突然この世を去った。

 ショックのあまり記憶を失った母のため、遺された父と長女は一世一代の嘘をつく。「引きこもりだった浩一は家を出て、アルゼンチンで働いている」と。

 父は原宿でチェ・ゲバラのTシャツを探し、娘は兄に成りかわって手紙をしたため、親戚たちも巻き込んでのアリバイ作りにいそしむ。すべては母の笑顔のためにーー!


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(2018年、日本、上映時間:133分)

キャスト&スタッフ

監督・脚本:野尻克己
監督:三木康一郎
撮影:中尾正人
音楽:主題歌「点と線」:明星/Akeboshi(RoofTop Owl)
出演:岸部一徳 原日出子 木竜麻生 加瀬亮 岸本加世子 大森南朋ほか

配給
松竹ブロードキャスティング/ビターズ・エンド
11月16日(金)より、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー

オフィシャル・サイト
www.suzukikenouso.com (外部サイト)



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