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作品紹介

トップページ > 作品紹介 海を駆ける

2018-05-09 更新


海を駆けるumikake
© 2018「海を駆ける」製作委員会

イントロダクション

 第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門で審査員賞を『淵に立つ』で受賞し、今や世界の映画人が注目する深田晃司監督の最新作。

umikake 深田監督は、2011年の東日本大震災の後に大学の研究チームの震災復興リサーチに参加。そこで、2004年にスマトラ島沖大震災で津波で壊滅的な被害を受けつつも、今では完全に復興を遂げた町バンダ・アチェを訪れて本作のアイデアを想起したという。

 自然は時に豊かに美しく、時に脅威となり人を飲み込み、また人間の生活は自然と共にあるというさまを、インドネシアの美しい海、そして国籍や宗教を越えて育まれる若者たちの友情を通して描く、ファンタジー。

 奇跡を起こす正体不明の主人公のラウを演じるのは、俳優、ミュージシャン、報道番組のインフルエンサーなど幅広く活躍するディーン・フジオカ。国籍や言葉も不明だが、常に優しく微笑んでいる不思議な存在のラウを、自然体でありながらミステリアスに演じている。

umikake そして、成り行きでラウと一緒に暮らすことになる日本人の貴子役には、多くの映画やドラマ、CMなど幅広く活躍し、『ほとりの朔子』に続き深田組は2度目の参加となる鶴田真由。その貴子の息子・タカシ役には、『ほとりの朔子』(14年)で鶴田と共演し、『淵に立つ』で第38回ヨコハマ映画祭・最優秀新人賞受賞している太賀が挑む。さらにタカシの従妹を、『二つ目の窓』で主演を好演し、新人賞や主演女優賞の受賞歴もある若手実力派女優・阿部純子が務める。

 また、本作の舞台であるインドネシアからは、今最も注目されている若手2人が抜擢。タカシの同級生クリス役に、話題の映画やTVシリーズへの出演も多く、国民的人気俳優アディパティ・ドルケン。クリスの幼馴染イルマ役には、2014年の映画デビュー以来、今最も活躍が期待されている新進気鋭のセカール・サリが務める。

 インドネシアの地で息づく人々の、友情と運命の行方が、静かに胸を揺さぶる作品となっている。

ストーリー

umikake インドネシア、バンダ・アチェの海岸で倒れている謎の男が発見される。

 片言の日本語やインドネシア語を話すが正体は不明。その謎の男にラウ(=インドネシア語で「海」)と名付けて預かることになった、、災害復興の仕事をしている貴子と息子のタカシたち。

 その周辺で謎の男・ラウは様々な不思議な奇跡と事件を巻き起こしていく――。果たしてラウは何者なのか……。


(2018年、日本、上映時間:107分)

キャスト&スタッフ

監督・脚本・編集: 深田晃司
撮影:芦澤明子
音楽:小野川浩行
企画・制作:日活
出演:ディーン・フジオカ、太賀、阿部純子、アディパティ・ドルケン、セカール・サリ、鶴田真由ほか

配給
日活 東京テアトル
テアトル新宿、有楽町スバル座ほか絶賛公開中!

オフィシャル・サイト
umikake.jp (外部サイト)


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