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2018-12-26 更新
受賞者:篠原涼子
花束贈呈:稲垣来泉
スペシャルゲスト:堤 幸彦監督
東野圭吾作家デビュー30周年を記念して書かれ、発行部数110万部突破のベストセラー「人魚の眠る家」を映画化。篠原涼子と西島秀俊が映画初共演で夫婦役に挑む、衝撃と感涙のヒューマンミステリー『人魚の眠る家』が大ヒット公開中。この度、12月18日(火)に第43回報知映画賞表彰式が開催され、篠原涼子が主演女優賞を受賞した。子役の稲垣来泉が花束を贈呈し、サプライズで堤 幸彦監督もお祝いにかけつけ、さらには原作者・東野圭吾さんのお祝いコメントも披露されるなど、共に喜びを分かち合った。
満場一致で“納得”の表情の出席者に温かい拍手で迎えられた篠原は、漆黒のドレスをまとって堂々と登壇。報知新聞社・丸山伸一代表取締役社長より賞状・賞金目録を、また藤田晋選考委員よりブロンズを受け取ると、満面の笑みが溢れた。
また、劇中では篠原涼子演じる薫子の娘で、意識不明に陥る瑞穂を演じた子役・稲垣来泉が登壇し、花束を贈呈。「おめでとうございます」と可愛い稲垣来泉に、屈んで花束を受け取り、頬を緩め母親の顔も覗かせた。
続いて、サプライズで監督の堤 幸彦もお祝いに駆けつけ、「スタッフを代表して心からおめでとう、と言いたくて、撮影中なんですけど抜け出して来ました。初めてお仕事をさせていただきましたが、武骨なまでの仕事ぶりに驚かされました。何よりも篠原さんが実人生をきちんと生きてらっしゃるからこそ、母親としての篠原さんが作品に出ている。何度も泣かされました。今後も我々監督や制作者の最終兵器でいてください」と堤ならではの表現で、篠原を改めて絶賛。
さらには、原作者・東野圭吾からの「この作品の最大の謎は、瑞穂は果たして生きていたのかどうか、だと思います。解釈は人それぞれですが、映画を観た多くの人は、“あの時”まで生きていたと信じたいのではないでしょうか。もしそうなら、瑞穂に命を吹き込んだのは薫子、すなわち篠原涼子さんです。私の人魚を守ってくださり、ありがとうございました。愛と狂気の表現に感動いたしました。このたびの受賞は当然だと思います。おめでとうございます」と、大絶賛のお祝いコメントも、堤の代読により披露された。
篠原は今の気持ちを聞かれると「周りの方々から、素晴らしい映画賞だと伺っていた報知映画賞の主演女優賞を、自分自身が頂けると聞いた時は本当にびっくりしました。こんな自分で良いのかな、って冷静に考えられえないくらい恐縮してしまいました。本当にありがとうございます。感謝しています。ただ、堤監督、プロデューサーの新垣さん、東野圭吾先生、キャスト・スタッフみんなのおかげでここに立たせていただいています。みんなの熱量がこんなに高い作品は初めてでした。この気持ちを忘れないで、また素敵な作品に出合えるよう、精進していきたいと思います。今年はすごくいい1年になりました」と、心から喜びを噛みしめる一方で、今後への新たな決意を感じさせるコメントで締めくくった。
(オフィシャル素材提供)
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