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2017-11-22 更新
人の恋愛を覗き見ているような体感と、ヒリヒリするような共感のリアルさが話題沸騰となったドラマ「伊藤くん A to E」が、一層過激になり、岡田将生×木村文乃W主演で1月12日より公開となる。
原作は、容姿端麗だが自意識過剰で無自覚に女性たちを振り回す“伊藤”を軸に、【A】から【E】、5人の女の無様な恋愛と成長を1章ずつのエピソードで描いた柚木麻子の傑作小説。今回のドラマ&映画化にあたり、木村文乃演じる崖っぷちアラサ―脚本家・矢崎莉桜(やざきりお)が、起死回生を狙って、“伊藤”という同じ名前の男について悩むA~Dの恋愛相談をネタに脚本を書くというアレンジを施し、それぞれのエピソードを重層的に絡ませることで、誰もが予想しえない恋愛ミステリーへと変貌させた。
主人公・伊藤誠二郎を演じるのは、日曜劇場「小さな巨人」や『銀魂』など、話題作でその存在感を際立たせる実力派俳優・岡田将生。気品のある甘いルックスで圧倒的人気を誇るも、本作では、自意識過剰で関わる女たちの人生を翻弄する前代未聞の【痛男(いたお)】を演じ、リアルに振り回す。全く共感できないこの難役に「演じられるのは彼しかいない」と、廣木監督が白羽の矢を立てた。
“伊藤”の存在に迫っていく崖っぷちの脚本家・矢崎莉桜には、作品ごとに異なる魅力を放ち、女優として名実ともに一気に開花した、木村文乃。プライドだけは高く、腹の奥で毒を吐きまくり、他人の不幸を利用してまで返り咲こうとする崖っぷちの【毒女(どくじょ)】を演じ、新境地を拓く。
さらに、誰もが認める美人だが、“伊藤”に粗末に扱われ続ける【A】島原智美役に、役柄の幅を広げ、女優としての評価を高めている佐々木 希。“伊藤”に執拗に言い寄られるも対処できず、将来の夢も停滞中のフリーター【B】野瀬修子役には、演じる役に説得力をもたせる演技派、志田未来。親友が一途に思いを寄せる“伊藤”を嫉妬心から寝取ってしまう【C】相田聡子役に、モデルから演技へと活躍の場を広げ、女優としてのキャリアを着実に積み上げている池田エライザ。聡子の親友で、処女を理由に“伊藤”にフラれ自暴自棄になる大学院生【D】神保実希役に、作品ごとに新たな役へ挑戦し続ける個性派、夏帆。日本映画界を担う豪華女優陣が集結。スクリーンに華を添える。
加えて、莉桜のかつてのパートナーで、新作のために恋愛相談を持ち掛けるドラマプロデューサー田村伸也役に田中 圭、莉桜の後輩で、今や彼女の存在を脅かす売れっ子若手脚本家・クズケンこと久住健太郎役に中村倫也など、名実ともに兼ね備えた個性派俳優陣が脇を固める。
かつての売れっ子脚本家・矢崎莉桜は、“伊藤”という、どうしようもない男について悩む【A】~【D】4人の女たちの切実な恋愛相談を、再起をかけた新作脚本のネタにしようと企んでいる。
偶然にも「女たちが語る“伊藤”は同一人物?」と気づき始めた矢先、莉桜の前にその“伊藤”が現れる。“伊藤”は莉桜が主宰するシナリオスクールの生徒で、莉桜と同じ企画、つまり4人の女たちについての脚本を書いていた。
しかもその中には、莉桜の脚本の中にはいない5人目【E】の女が存在し……。
(2018年、日本、上映時間:126分)
キャスト&スタッフ
監督:廣木隆一
原作:柚木麻子「伊藤くん A to E」(幻冬舎文庫)
脚本:青塚美穂
音楽:遠藤浩二
主題歌:androp「Joker」 (image world)
出演:岡田将生、木村文乃、佐々木 希、志田未来、池田エライザ、夏帆、田口トモロヲ、中村倫也、田中 圭ほか
配給
ショウゲート
2018年1月12日(金)より全国ロードショー
オフィシャルサイト
ito-kun.jp (外部サイト)
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