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2018-02-01 更新
福山雅治、國村 隼、倉田保昭、斎藤 工、桜庭ななみ、池内博之
TAO、アンジェルス・ウー、ジョン・ウー監督
配給:ギャガ
2018年2月9日(金) TOHOシネマズ新宿他 全国ロードショー
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映画『マンハント』ジャパンプレミアが都内で行われ、舞台挨拶に福山雅治、國村 隼、倉田保昭、斎藤 工、アンジェルス・ウー、桜庭ななみ、池内博之、TAO、ジョン・ウー監督が出席し、満員の会場から熱烈な歓迎を受けた。
本作は、1976年に公開された故・高倉健が主演した「君よ憤怒の河を渉れ」の原作小説を再映画化したハード・アクション。ジョン・ウー監督のたっての希望で日本でのオールロケを敢行した。福山演じる敏腕警部・矢村 聡とW主演のチャン・ハンユー扮する無実の罪を着せられた国際弁護士ドゥ・チウが、真実を求め奔走するさまが描かれる。香港と中国の合作となる。
満員の観客の前に立った福山は「やっとですね。一昨年に撮影したので、やっと皆さんに観ていただけるのがうれしく思います」と晴れやかな表情を見せた。
ジョン・ウー監督は、日本映画への思い入れが深く、「私は子供の頃から日本映画が大好きなんです。そんな日本映画と敬愛する高倉 健さんへのオマージュを込めてこの映画を作りました」とコメント。また、福山へ出演を依頼したことについては、「前から注目していたアーティストです。ポジティブなメッセージを発信していて、人情味があって、正義感に満ちあふれている。矢村 聡にまさにぴったりでした。オファーを受けていただいて、ラッキーでした」と笑顔で語った。
一方、福山はジョン・ウー監督から作品参加のオファーがあったとき「夢のようなお話で、光栄でもありうれしかったです。ただ、アクション・シーンがハードで、ほぼ未経験の僕で本当にいいのかという気持ちはありました。でもこんなチャンスは二度とないという気持ちで飛び込んでみようと決意しました」と述懐した。
今作でジョン・ウー監督のアクション映画に欠かせないトレードマークである白い鳩と“共演”した福山は、「現場で撮ったテイクをチェックするんですけど、そのチェックしている画面を写メしましたもん。“これは撮ろう!”と思って。あれはうれしかったですねえ……」と目を輝かせてうれしそうに話し、会場を沸かせた。
昔からジョン・ウー監督の大ファンだったという斎藤は「現場にジョン・ウーさんの作品のDVD(『ジャッキー・チェンの秘龍拳/少林門』)を持ち込み、サインを頂きました」とうれしそうに振り返り、会場の笑いを誘った。池内は「監督が本当に優しくて、シーンの撮影が終わるごとに僕のところに来て握手をしてくれるんです。明日も頑張ろうっていう気持ちになりました」と感慨深げに語った。
ジョン・ウー監督は「今作では、私の古い友人である國村さんや倉田さんともご一緒できて、一緒のチームを組むことができた。皆さんは私の夢を叶えてくれたんです」とベストなキャスティングに誇らしげな表情を見せた。
アクション・シーンが数多く収められている本作。福山は「めちゃめちゃハードです。観たときに『おお!』と思っていただけるんじゃないかな」と会場に向かって熱くアピールした。
ジョン・ウー監督は「俳優陣はもちろん、スタッフ含めすべての皆さんが最善を尽くし、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。また日本で映画を撮りたいと思っています。次は皆さんと通訳なしでコミュニケーションを図りたいです」と笑顔で語り、集まったファンを喜ばせた。
(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)
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