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2017-10-28 更新
天海祐希、浅野忠信ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
11月3日より全国ロードショー
© Marvel Studios 2017 All rights reserved.
映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』の日本語吹き替え版の完成披露試写会が都内で行なわれ、天海祐希と浅野忠信が出席した。
本作は、「マイティ・ソー」シリーズ第3弾。故郷アスガルドを攻撃した死の女神・ヘラに立ち向かうべく、ソーがアベンジャーズの盟友ハルク、宿敵である弟のロキらとチームを結成して立ち向かう姿が壮大なスケールで描かれる。
映画の感想を聞かれた天海は、「おばちゃま目線で言えば、いい男がいっぱい出ているのが魅力。『あそこにも、ここにも』って感じで、ルンルンでした」と嬉しそうに見どころを語った。
今作で天海が声を担当したのは、マーベル史上最強の女ヴィラン(悪役)にして、復讐に燃える死の女神・ヘラ(ケイト・ブランシェット)役。「最強最悪の役柄ですからね。普段なら“あんなセリフ”は人様にぜったい言えないので、楽しかった。それと、ケイトさんのお芝居の邪魔にならないように、役柄に寄り添うように気を配りました。マーベルファンの皆さんに受け入れていただければ嬉しいです」と語った。
また、10月10日(現地時間)に米ロサンゼルスで行われた本作のワールドプレミアに出席した天海は、劇中でヘラを演じるオスカー女優のケイト・ブランシェットと対面を果たした。「ブルーの目に吸い込まれそうになりました。以前、ケイトさんが出演した舞台をブロードウェイで拝見したと伝えると『ありがとう』と喜んでくださった」とケイトの大ファンだという天海は、興奮しながら語った。
イベント後半には『マイティ・ソー』シリーズに主人公・ソーの忠実な戦士・ホーガン役で、本作を含めて3作品連続で出演している浅野忠信がサプライズで登壇。ヘラとの壮絶なバトルシーンを振り返り、「僕もケイトの大ファンなので、本当に驚きましたね。現場で役作りに取り組む姿はとても勉強になりましたし、ご一緒して貴重な時間になりました」と述懐した。ケイトの大ファンだという浅野は、ケイトとの共演に大喜び。
自身が話す英語のセリフに日本語でアテレコした浅野は「僕はいままでも自分の吹替えを何度かやってきました。現場にいたテンションで演じてしまうと、どうしてもほかの声優さんと(トーンが)かみ合わないみたいで、ツイッターに『下手くそ』ってさんざん書かれちゃう(笑)。今回は声優っぽさを意識しました」笑顔でと話していた。
この日はK-1世界チャンピオンの武尊、元大関の把瑠都がそれぞれ、ソーとハルクのコスプレ姿で登壇し、イベントを大いに盛り上げた。
最後に天海は、「とにかく面白いです! どこを観てもワクワクします! 最後はスカッとした気持ちで映画館をお出になると思います」と観客に熱い思いを伝えた。
個人的には吹き替えよりも字幕版が好きな私だけれど、天海さんのヘラはまさに適役。凄みのある声で悪役を楽しんで演じているみたい。自身の声を吹き替えている浅野さんのアテレコにもぜひ注目してほしい。
「ヒーローが好きだ」という武尊さんと把瑠都さんのコスプレも似合っていて、見ていて楽しかったです。
(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)
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