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2017-11-17 更新
宮沢りえ、森川智之、朴 璐美、サラ・オレイン
配給:東映
2017年12月2日(土) 全国ロードショー
© Filmkompaniet / Animoon
Moomin Characters ™
1945年にフィンランドの作家、トーベ・ヤンソンによって原作小説が発表されて以来、絵本、コミックス、アニメーションとして、世界中の人びとから愛されているムーミンの物語。その映画最新作となるパペットアニメ『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』の公開が決定し、この度、11月14日(火) 18:30より、丸の内TOEIにてジャパンプレミアを開催した。
ジャパンプレミアに登壇したのは、アニメの吹き替えは実に12年ぶり!主役のムーミントロールの声を務めた、日本を代表する女優・宮沢りえ。先日たった二人で劇中の18ものキャラクターを務めることが大きな話題となった、声優界でも超実力派として知られる森川智之、朴 璐美。そして主題歌「ウィンターワンダーランド」を担当した3オクターブの歌声を操る、サラ・オレインの4名。さらにはムーミントロール、スナフキン、リトルミイも登場! 会場にはまるで劇中から出てきたような、クリスマスツリーも用意され、一足先にクリスマスの雰囲気が満載のジャパンプレミアとなった。
ジャパンプレミアのチケットは、一般発売後すぐに完売となるなど、ムーミンファンはもちろん映画ファンも大注目のイベント。ムーミン谷初めての冬の物語を演じる彼らが本作に込めた想い、そして公開に向けての生の声が明らかとなった。
ムーミンファンでいっぱいになった会場には、森川、朴、サラがキャラクターとともに登場し、宮沢はムーミントロールと手をつないで現れ、早速それぞれ作品への想いを語った。
宮沢は「小さい頃から大好きだったムーミントロールの役をやらせていただいてとても幸せな気持ちでした。新しいムーミンを感じていただければいいなと思います」とコメントし、森川は「ムーミンという素敵な作品に参加させていただき、5役もやらせていただいてます。本日はぜひ上映を楽しんでいってください!」と語った。
朴は「大先輩の岸田今日子さんほか様々な方が演じてきた作品に参加させていただき、とても緊張しましたが、台本をいただいたら、何役も自分の名前ばかり書かれていて誤植かと思いました(笑)」と会場の笑いを誘った。主題歌を担当したサラは「私はオーストラリア出身ですが、小さいころからムーミンが大好きでした。日本語と英語の主題歌を担当させていただいてます。パペットの心温まる映画を他楽しんでいってください」とコメントした。
次にこの日勢ぞろいしたキャスト陣が今回の作品に対してそれぞれの想いを語った。
日本で20代女性に99%という高い認知度を誇る「ムーミン」を初めて演じたことで、新たに気づかされたムーミンの魅力は?と聞かれると宮沢は、「いつも冬眠してしまうムーミンが、初めてクリスマスを迎え、クリスマスさんを探すために奮闘するストーリーなのですが、ムーミンはシンプルな表情で、様々な気持ちを表現できることが、国境を越えて愛される理由なのだと思いました。自分の声がムーミンに重なった時どう聞こえるのか、とまどいもありましたが、新しいムーミンとしてみなさんに受け入れていただければと思います」とコメントした。さらに「男の子」のキャラクターを演じて苦労した点を聞かれると「男の子と意識はせず、ピュアな心、冒険心に溢れていて、素敵な家族と過ごしているムーミンを想像して演じました」と自身ならではのムーミンを演じた気持ちを話した。
声優である森川、朴は今回のオファーを受けた時の気持ちを聞かれると、森川は「実は昔ムーミンのアニメのスナフキン役のオーディションを受けて、落ちてしまったことがあったのですが、今回スナフキンを演じることができて、この時のためだったのだと思いました(笑)。他にもムーミンパパもやらせていただけてうれしかったです」と驚きの事実を明かし、「世界中に愛されているキャラクターなので、期待を裏切らないように演じました」と語った。
さらに13役という驚くべき数のキャラクターを演じた朴は、「3、4日前に台本をいただいて、“朴 璐美”の嵐で驚きました(笑)。作品としてもとても深い作品ですし、先輩方がやっている作品だったので緊張していましたが、キャラクター多さに、当日は何も考えず挑んでいきました(笑)」と会場の笑いを誘った。
今回主題歌を担当したサラは、日本語版主題歌「ウィンターワンダーランド」に加え、本国オリジナル版の英語版の主題歌「BRING THE SNOW(ブリング・ザ・スノウ)も担当。「本国フィンランドからムーミンの主題歌のオファーをいただき、幼い頃からムーミンが大好きだったので、ムーミンの世界に入れたことがとても嬉しかったです。オファーは日本語版だったのですが、母国語が英語だったので英語で歌ったバージョンも歌ったんです。そしたら後日フィンランド大使館のSNSを見た時、自分が歌っている歌声が流れてきたんです。自分にとって素敵なクリスマスプレゼントでした!」と興奮気味に語った。
さらに主題歌とともに今回初めてアフレコを体験したサラは、「プロの方々の前でお恥ずかしいのですが、ムーミンに“メリークリスマス”と、ムーミンに話しかける赤いリスを演じました。ムーミンと話せたということに、とても興奮しました!」と大好きなムーミンに携われた気持ちを明かした。
そして本作は「クリスマス」がテーマとなった作品ということで「今年のクリスマスに何でも好きなものをひとつもらえるとしたら、何がほしいですか?」とそれぞれのキャストに質問。
宮沢は、「10代の頃から旅行が好きでその頃から大事にして、ずっと直して使っていたトランクがあったのですが、とうとう荷物をつめすぎて壊れてしまったんです。なので新しいトランクで次の旅に出かけたいです」と語り、森川は「僕は今年50歳なので健康な体がほしいです(笑)。健康な体があれば旅行にもいけますしね」と答えた。朴は「今やっている舞台がありまして、まだ台本も30ページしかできていないのですが、12月25日のクリスマスに誰も怪我なく、素敵な作品に仕上がることを願っています」とコメント、サラは「ムーミンの故郷フィンランドにいったことがないので、フィンランドに行ってみたいです。フィンランド語も勉強しました!」と話し、「私はムーミンが大好きです」フィンランド語で披露した。
最後はキャストとキャラクターでぎゅっと抱きあってフォトセッション! キャスト・キャラクターたちのバックに置かれたクリスマスツリーで、会場は一足早くクリスマスの雰囲気に包まれた中、宮沢は「これからクリスマス・シーズンで、街はイルミネーションで溢れると思いますが、ムーミン谷では“ローソク1本”でホッとするような世界が広がります。皆さんぜひ楽しんでいってください!」と会場にいるムーミンファンにメッセージを伝えた。
本作はムーミンの映画シリーズ初となる冬の物語。初めてやってくる冬、そして“クリスマスさん”の存在を知ったムーミンの冒険が、この冬始まる! 映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』は、12月2日(土) 全国ロードショー。
(オフィシャル素材提供)
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