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2017-10-02 更新
三浦誠己、渋川清彦、中村優子、山本浩司、松浦祐也、テイ龍進、石橋けい
大西信満、村上虹郎、大橋トリオ、渡辺真起子、柿木アミナ、飯田 芳、澁谷麻美
小山 燿、白戸達也
村本大志監督、狗飼恭子(脚本家)
※音声メッセージ:村上 淳
配給:ディケイド
シネマート新宿にて限定公開中
テアトル新宿ほか全国順次公開中
© 2017「AMY SAID」製作委員会
俳優のマネージメント会社ディケイドが設立25周年を記念して自らが企画・製作した映画『AMY SAID エイミー・セッド』の初日舞台挨拶が9/30(土)、テアトル新宿にて行われ、主演の三浦誠己、渋川清彦、中村優子、山本浩司、松浦祐也、テイ龍進、石橋けい、大西信満、村上虹郎、そして当日大橋トリオが急遽かけつけ、総勢18名の豪華キャストらが登壇した。
当日は、「みんな映画が好きだった」という本作のテーマになぞらえ、元芸人、元モデルなど様々なバックグラウンドをもつ出演者たちがそれぞれが役者として映画の世界に入ることになった運命の瞬間、映画の世界に飛び込んだ転機を語り、さらには当日仕事の都合で会場に来られなかった村上 淳からの音声メッセージが届き、会場は大いに盛り上がりを見せた。
総勢18名の監督、キャストが登壇。「俳優として、監督&脚本家としてこの世界に入ったきっかけ」と一言挨拶。
村本大志監督: 今日はこんなにいっぱい来て下さってありがとうございます。この作品はみんなで作り上げた小さな作品ですけど、気持ちがこもっているのでどうぞよろしくお願いします。この世界に僕が入ったきかっけは、大学を卒業して東北新社という会社に入ったのがきっかけです。以来、この世界で頑張っています。
狗飼恭子: 高校生の頃から小説を書いていて、小説を書きながら映画も好きだったので自主映画のお手伝いをしていて、それがきっかけで映画の脚本家を書かないかと声をかけていただいて、脚本家になりました。
大橋トリオ: 大橋トリオ役で出させていただき、「AMY SAID」という曲を書きました大橋トリオです。今日は一番肝心な人が来ていないんですけど、ムラジュン兄貴の出てる『この世界の外へ クラブ進駐軍』(04)という映画の音楽指導で参加した時に、ムラジュンにすごく気に入ってもらって、ムラジュンの所属するこのディケイドにいれてもらって音楽の仕事をちょこちょこやらせてもらっています。
三浦誠己: 朝田役の三浦誠己です。僕がこの世界に入った理由は、なんとなくですけども、自分が死んでからもこの世に存在することができたらなと思って、この仕事をやっています。
渋川清彦: (三浦さんに)なんかカッコイイこといってない? お笑い芸人やってたんですよね? 本当は“トライアンフ”(当時の三浦のコンビ名)でしょ?
三浦誠己: 長くなるでしょ!(登壇者が多いので)この人数がしゃべっていくことを想定すると、一人ずつ短いほうがいいのに、村本さん(監督)が結構長尺でしゃべったから(笑)。
渋川清彦: 自分はですね、流れっちゃ流れっすね。外人の写真家の人に拾われたって感じですね、以上です。
中村優子: 幼少期に過ごした自分の部屋の窓から田んぼが一面に見渡せたんですけど、その向こうに霞むようにお墓があって、それを見ながら、ぼんやりとこんな風にやるのかなぁとぼんやりと思ったのが最初のきっかけかと覚えております。
山本浩司: 元々映画監督になりたくて大阪芸術大学に行ったんですけど、そこで山下敦弘監督の卒業制作に出たことがきっかけです。
石橋けい: 私はお芝居するのが単純に好きだったので、この世界に入りました。
テイ龍進: 僕は人前がすごく苦手でして、ちょっとした治療っていう感じで(笑)。リハビリですかね、やらせてもらっています。
松浦祐也: 僕も脚本家を目指してこの業界に入りました。今このようなことをやっています。
大西信満: なんか流れがグダグダで(笑)。僕は、いろいろな人との出会いと縁と偶然が重なって今ここにいます。
柿木アミナ: エミ役の柿木アミナです。この世界に入ったきっかけは、私の姉をはじめいろんな方々の縁のおかげです。
村上虹郎: 僕は、デビュー作の『2つめの窓』(14)の河瀨直美監督に声をかけてもらい、今横にいるちょっと怖い(渡辺)真起子さんと(笑)親子役で、ここ(テアトル新宿)で初日舞台挨拶のデビューをしました。『ディストラクション・ベイビーズ』(16)を含め、ここ(テアトル新宿)に舞台挨拶で立つのは3回目で、すごく嬉しいです。
渡辺真起子: 私は、この映画(『AMY SAID エイミー・セッド』)のようではありますが、10歳のときに演劇のクラブに入りまして、人と一緒に人を語りながらモノを作るって面白いな、私はこれを仕事にしよっ!と思って、決めました。それから時間が随分経ちましたけど、自分の所属する会社で自分の仲間たちと作品が作れて本当に嬉しいです。
飯田 芳: 僕は、大学の時に映画製作をやっていて、その時の仲間との思い出と、刺激的な毎日の感覚をずっと持っていたくて、この世界に入りました。
小山 燿: :僕は出身が函館なんですけど、そこで撮った『海炭市叙景』(10)という映画に市民キャストとして出演したのがきっかけです。
澁谷麻美: 私はいろいろふわっとやりたいなという願望を抱きつつ、憧れっていうものを辿り寄せたらこの世界にいました。
白戸達也: 22歳の時の朝田(三浦誠己)役を演じました白戸達也です。僕もテイさんと一緒で、小・中・高とすごくシャイで人前に出るのが嫌いだったので、治療ですね(笑)。
村上虹郎: で、あのー、今日図ったように参加できなかった親父からコメントもらっています!
渋川清彦: (フリが)いきなりだね、虹郎(笑)。
村上虹郎: 時間がないので、急いだ方がいいかなと思って(笑)。
村上 淳(音声): (後ろからパチンコの音がジャラジャラ聞こえる喧騒の中、興奮気味に)7揃った、7!7! これ、当たり? 三浦(誠己)くんさぁ、体鍛えているでしょ? 体! これ、ササミ買ってあげる、ササミ! これ、帰りの新幹線、新幹線グリーンにアップデートする! アップグレード!
実際は本当に名古屋で仕事があって不参加だが、冗談でパチンコ寸劇を演じている。キャストは苦笑。会場大爆笑。
三浦誠己: えっと、ササミ、頑張って食べます(笑)。
渋川清彦: これ、流す必要あったんですか?(会場笑)
村上虹郎: すみません、僕もこれチェックしてなかったので、申し訳ないです(笑)。
渡辺真起子: パチンコ屋にいたの? 大丈夫、お宅?
村上虹郎: もう知らないです(笑)。自立したんで、僕(笑)。
MC: :俳優及びクリエーターが所属するディケイドという会社の25周年記念映画として作られましたが、この作品では、撮影前に皆さんで集まってリハーサルを何度も繰り返したと伺いました。三浦さん、その時の様子で皆さんとのセッションはどうでしたか?
三浦誠己: 十分な時間をいただいて本読み、リハーサルができました。撮影は1週間というタイトなスケジュールの中でしたが、本当に身を粉にしてスタッフの方々が尽くしてくれたので、僕たちはやりやすい環境でやらせていただけました。スタッフの方々には感謝しています。
MC: :大橋トリオさんもスタジオから直行して駆けつけてくれましたので、曲についてお聞かせ下さい。「エイミー・セッド」は、どうやって生み出されましたか?
大橋トリオ: 映画からの曲です。一番いいシーンで流れるということで。英語の歌詞にしてくれという監督からのオファーがありまして、あーでもない、こーでもないと一生懸命作りました。
山本浩司&大西信満: 松浦、なんで、お前だけ、違う色のスタッフTシャツ着てんの?
松浦祐也: (自分の腕のカンペをみて)ジュンさんが、宣伝隊長だ!と僕に。10月7日(土)19時30分から、ムラジュンデザインの新しいTシャツがこの劇場で限定枚数販売されます。
渡辺真起子: 明日から、トークショーウィークも始まります! ぜひ2回、3回と観に来てください。で、あとなんだっけ?
渋川清彦: (次、話す順番は)俺です(笑)。「虹、いつ来んの?」
大橋トリオ: :いや、(次のセリフは)KEEくんじゃないな、僕だな(笑)。明日、ムラジュンが登壇します。で、ぼくも呼ばれています。
渋川清彦: それで、次、俺か(笑)。「虹、いつ来んの?」
村上虹郎: (会話に)入りにくいわ(笑)! 僕、明日から別府なんで、週末かな……? 金曜日とか……? テレフォンショッキング的な?
大西信満: それもうなくなった!
村上虹郎: なくなったんかい(笑)!
渡辺真起子: でも、来るんだよね、トークショーには? 皆さん、詳しくはHPでチェックしてくださいって、何で私がまわしているのよ(笑)! あれ、テイくん何か言うんじゃなかったっけ?
テイ龍進: いやいや、僕はね、(他の人にセリフを)譲りました(笑)。
MC: 実は、この芝居を、本番10分前で作りました(笑)。ということで、明日以降はスタッフ&キャストの誰かが、必ず1回目の上映後にトークゲストとしてこの劇場にいらっしゃいます。前日のゲストから魔の電話がかかってきたら、とってくださいね。そしてスケジュールを空けてこの劇場に集合してください! 詳しくはHPで情報がアップされます。
大橋トリオ: 僕、1週間前ぐらいから(トークショーの)スケジュール決まってましたけどね(会場笑)。
渡辺真起子: もう、メタメタじゃないですか!(会場笑)
MC: そんでもって、限定クリアファイルは明日から発売、サイン会も実施、大橋トリオさんのCDは現在劇場にて限定枚数発売中。入口でお配りしたステッカーも明日以降、色違いが合計6色配布されます。いろいろと大変なことになっています。
では最後、主演の三浦さん、一言締めてください!
三浦誠己: みんなで本当に力合わせて作った映画です。『AMY SAID エイミー・セッド』、皆さんでおっきく育ててください。本日はありがとうございました!
圧巻の総勢18名のキャストと監督が全員お揃いの『AMY SAID エイミー・セッド』オリジナルTシャツを着て登壇。気心しれた俳優仲間ならではの和気藹々としたトークが飛び出し、実力派俳優たちの素顔が垣間見れた、映画ファンにとってはたまらない舞台挨拶となった。
※実際に今日名古屋にいた村上 淳は、次の上映会の舞台挨拶終了間際にサプライズで急遽駆けつけ、会場はさらに盛り上がりを見せた。
映画『AMY SAID エイミー・セッド』
(2016年、日本、上映時間:96分)
■ストーリー:
映画研究会のファムファタル的存在だったエミ(柿木アミナ)が突然彼等の人生からいなくなって20年。
その命日に久しぶりに集まったのは、パン屋を営む朝田(三浦誠己)、無農薬野菜をつくる飯田と直子(渋川清彦、中村優子)、売れない俳優岡本(山本浩司)、キャリアウーマンの美帆(石橋けい)、介護士の五島(松浦祐也)、IT会社を経営する木塚(テイ龍進)。
「わたし本当は知ってるの、エミが死んだ理由。ずっとみんなに言いたかった」突然の直子の言葉に、それぞれの中で止まっていた時間が動き出す――。
■監督・脚本:村本大志
■脚本:狗飼恭子
■企画・製作:佐伯真吾
■音楽:jan and naomi
■テーマ曲:「AMY SAID」(大橋トリオ)
■キャスト:三浦誠己、渋川清彦、中村優子、山本浩司、松浦祐也、テイ龍進、石橋けい、大西信満、村上虹郎、大橋トリオ、渡辺真起子、村上 淳
■公開表記:配給:ディケイド
テアトル新宿ほか全国順次公開中
公式サイト: http://amy-said.com (外部サイト)
(オフィシャル素材提供)
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