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2017-11-01 更新
スティーブン・ソダーバーグ監督
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/STAR CHANNEL MOVIES
11月18日(土) TOHOシネマズ 日劇ほかにて全国ロードショー
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第30回東京国際映画祭の特別招待作品として公式上映された映画『ローガン・ラッキー』の舞台挨拶に来日中のスティーブン・ソダーバーグ監督が登壇した。
本作は、 『セックスと嘘とビデオテープ』や『オーシャンズ』シリーズなどで知られるソダーバーグ監督が、4年前の引退宣言を撤回して取り組んだ新作。全米最大級のカーレースの裏で現金強奪戦が繰り広げられるクライム・サスペンス。ダニエル・クレイグ、チャニング・テイタム、ヒラリー・スワンクら豪華キャストが集結。
会場から大きな拍手で迎えられ、颯爽と登場したソダーバーグ監督は「招待してくれた東京国際映画祭に感謝したい。30回、おめでとう!」と今年で30回を迎えた東京国際映画祭に祝福の言葉を贈った。
「僕は、日本文化を日本映画から学んだ。10代の時に観て、非常に魅せられた」と日本映画からの影響を語った。そして、「僕は日本映画に造詣が深い(映画批評家の)ドナルド・リチーさんに連絡をとったことがある。そこで彼の言葉をここで引用します」。
リチーさんの「西洋のプロットは何が起きるか、何が理由か、そして何が責任なのか、といったことを重視します。しかし、日本の伝統では、ストーリーにおいて、流れとつながり、そして関係性を重視します」という言葉に。わたしは非常に刺激を受けました。両方の態度が分かりましたし、できるだけ両方を融合させるような努力をしてきました」とコメント。さらに、「僕の志向が成功しているとしたら、この映画を観て、笑が起きることかな」と観客に伝えた。
最後ソダーバーグ監督は「人生にはとても短いと感じる時があります。そして2時間がすごく長く感じる時もあります。でも今日は短く感じてほしいと思います。ぜひ作品を楽しんでください!」と客席にメッセージを送った。
(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)
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