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2017-08-07 更新
アマンドラ・ステンバーグ、ニック・ロビンソン
NYタイムズベストセラーにてNo.1を獲得、11ヵ月間ベストセラーリスト入りを果たしたニコラ・ユンによる青春小説を映画化し、全米を爽やかな感動で包んだラブストーリー『エブリシング』が全国公開中だ。日本でも、「近くにいるのに会えない恋」と、主人公マデリンの“すべて”を懸けた決断に、SNSで「予告で泣ける! 絶対観たい!」と話題の本作の主演、アマンドラ・ステンバーグとニック・ロビンソンのインタビューコメントが到着!
重度の免疫不全(SCID)により、完全に滅菌された家の中で18年間を過ごす少女マデリン。外の世界を夢見つつ、それなりに自分の境遇を受け入れていた彼女が、隣に引っ越してきた少年・オリーと惹かれあい、ガラス越しのメールで恋を育んでいく。生まれて初めて知った恋に、マデリンは“すべて”を賭けた運命の決断をする。
難病を抱えながらも、明るく純粋なマデリンを爽やかに演じたのは、19歳の若手女優アマンドラ・ステンバーグ。4歳でモデルデビューし、『ハンガー・ゲーム』のルー役で一躍女優として注目されたアマンドラ・ステンバーグ。女優としてだけではなく、本作のサントラではマック・デマルコ「Let My Baby Stay」をカバーし、見事なリズム感と歌声を披露。更には、人種差別についてのメッセージビデオがSNSで大きな反響を呼び、ティーンの新たなオピニオンリーダーとして人気を博している。
そしてオリーには、『ジュラシック・ワールド』、クロエ・グレース・モレッツ主演『フィフス・ウェイブ』などで世界中の女性から熱い視線を集め、主演作『キングス・オブ・サマー』の日本公開も控えるニック・ロビンソン。
『トワイライト』シリーズ、『きみに読む物語』、『世界一キライなあなたに』に続く、この夏胸キュン間違いなしの『エブリシング』は新宿ピカデリーほかにて公開中!
アマンドラ・ステンバーグ: 脚本をもらって初めて、黒人の女性作家が書いた小説が原作だということを知ったの。撮影の時に彼女は、子どもが観られる内容にしたいと言っていた。彼女のお子さんはハーフなの。だから、マデリンをハーフの子どもが共感できるようなキャラクターにしたかったと聞いて、素晴らしいと思ったわ。私もハーフだけど、成長期にそういう映画をあまり観ることができなかったから。
ニック・ロビンソン: 監督はまず、音楽やビジョンについて説明してくれた。そのあと小説を読んだんだ。僕にとって恋愛映画は初めてだし、物語も映画に関わる人たちも何もかも完璧で、僕の想像を超える素晴らしさだった。
アマンドラ・ステンバーグ: マデリンは自分の家から出ることができない女の子で、オリーは家族の悩みを抱えている。ふたりは窓越しに恋に落ちるの。直接会えないふたりは、メールやSNSを使って、気持ちを伝え合うの。そして恋をしたマデリンは人生について考えるようになる。思いきり生きるために、自分の“すべて”を懸けるべきかどうか。
ニック・ロビンソン: オリーは家族の問題を抱えた青年なんだ。だから、世の中のことをネガティブに見ている。マデリンほど世界が新鮮だとは思っていない。でも、マデリンにとっては何もかも初めての経験。だからオリーも彼女を通じて新しいことを発見していく。ふたりの目で世界を見始めるのはとてもワクワクする。それがオリーに起こることなんだ。
アマンドラ・ステンバーグ: 彼女の人生に対する姿勢が好きだわ。彼女は自分の環境にうんざりしている。でも、その環境こそが彼女を純粋な人間にしていることでもあるの。喜びと情熱に満ちあふれた、とてもはっきりした人生観をもっている。彼女のそういうところが好きだわ。オリーの好きなところは、彼女とは正反対なところ。世界に対してとても繊細だわ。家族の問題があるので、悩みもあるけれど、でも同時に好奇心旺盛なの。
ニック・ロビンソン: お互いの好奇心がふたりを動かしていると思う。ふたりなら興味が湧く。オリーは新しい出会いを探していたんだと思う。そしてマディと出会う。でも、典型的なラブ・ストーリーじゃないんだ。ふたりはなかなか直接会うことができない。それが二人の関係を物語っていると思う。会わずにメールだけ。そして、出会うことができてから、自分たちには現実と闘う価値があることを実感するんだ。
アマンドラ・ステンバーグ: オリーがマデリン宛てのメッセージを窓から見えるように書くシーンが好きだったわ。それから紙にいくつかエッチなことを書いたテイクね。
ニック・ロビンソン: ノーコメント(笑)!
アマンドラ・ステンバーグ: 人生にはリスクを負う価値のあるものがあると思う。この映画は、冒険のためなら自分の命はどうでもいいと言っているわけじゃない。でも、比喩だと思うの。マデリンはガラスの家に閉じ込められている。ガラスの家には、人それぞれいろいろな意味があると思うわ。
ニック・ロビンソン: 僕はふたりとも何かに閉じ込められていると思う。マデリンは文字通り自分の家から出られない。オリーは家族への責任感に身動きが取れない。ふたりは協力して、それを乗り越えようとする。ふたりの愛の力によってね。
アマンドラ・ステンバーグ: 監督は常に、より新鮮で独創的なものを作りたいと思っている。ある意味、おとぎ話のようなこの作品に必要なものだわ。それに雰囲気作りがとてもうまいの。演出をつけている時も、私たちができるだけ自然に演じられるようにしてくれたわ。
ニック・ロビンソン: ポスターになっている、ふたりがガラス窓の両側に立っているシーンを撮影する時、僕たちが役に入り込むために監督が曲をかけ始めたんだ。残念なことに本編には入っていないけど、監督は僕たちが心地よくいられる状況を作るのがとてもうまいんだ。そして、映像と音楽の趣味が素晴らしいよ!
(オフィシャル素材提供)
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